保健学部
メニュー
Faculty of Health Sciences News 保健学部ニュース

若手医用画像工学シンポジウムSAMIT2023において、保健学研究科 診療放射線分野 博士後期課程1年生皆川智哉さんがSAMIT奨励賞を受賞しました

2023年10月26日

 9月30日,10月1日につくばで開催された若手医用画像工学シンポジウムSAMIT2023において、保健学研究科博士後期課程1年生皆川智哉さんがSAMIT奨励賞を受賞しました。皆川さんは橋本雄幸教授の指導の下、核医学分野における画像再構成の応用研究を行い、シンポジウムにて演題発表を行いました。

 研究のタイトルは「少数投影 SPECT における正則化付き係数自動制御 Row-action 型逐次近似画像再構成法」です。核医学の検査装置であるSPECTにおいて、良好な画像を得るためには撮像に時間がかかります。この研究では、自動的に係数を制御しながら少ない投影から高速に画像再構成を行う方法を提案し、撮影時間の短縮と画質の担保を検討しました。

 受賞した皆川さんからは次のようなコメントを頂いています。「このような栄誉ある賞を受賞させていただけたのは、橋本雄幸教授、順天堂大学 堀拳輔助教、東邦大学医療センター大橋病院 放射線部の方々など、多くの方々のご指導・ご協力おかげです。心から感謝申し上げます。現在、診療放射線学分野では画像再構成法やDeep Learningの発展により特に医療と工学の連携が重要視されています。今後も研究に励み、医工連携に貢献できるよう努めて参ります。」

 皆川さんは東邦大学医療センター大橋病院 放射線部に勤務しながら研究を行い、その発表内容が高く評価されました。SAMITの会期中に行われたワークショップ「一番おもろい研究テーマ考えたやつの勝ち」においても皆川さんのグループが優勝したと聞いています。今後のますますの活躍に期待しています。

  • 記事をシェア
  • fb
  • twitter

関連記事

single.php