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保健学研究科博士前期課程を修了した太田歩さんらの研究成果が国際誌に掲載

2026年08月21日

保健学部臨床検査技術学科卒業生で、大学院保健学研究科博士前期課程を今春修了した太田歩さん(現名古屋市立大学医学部附属病院勤務、指導教員:岡田洋二教授)らの研究成果が、国際学術誌 Journal of the American Oil Chemists’ Society に掲載されました。論文タイトルは「Kinetics and Theoretical Study of 3,3′-Diindolylmethane as a Hydroxyl Radical Scavenger」です。

本研究では、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜の摂取によって生体内で生成される3,3’-diindolylmethane(DIM)が、活性酸素種(Reactive Oxygen Species:ROS)の中でも最も反応性の高いヒドロキシルラジカル(・OH)を、既存の・OH捕捉剤よりも効率的に捕捉することを初めて明らかにしました。また、量子化学計算を駆使することで、DIMによる・OH捕捉の反応機序についても解明を進め、その反応過程を理論的に明らかにしました。

・OHは、X線やγ線などの電離放射線が生体に照射されることによって生成されることが知られており、DNA塩基損傷やDNA鎖切断を引き起こし、染色体異常や発がんの原因となることも報告されています。本研究成果は、DIMを活用した新たな放射線防護剤の開発や、発がん予防戦略への応用につながることが期待されます。

論文掲載URL
https://doi.org/10.1002/aocs.70139

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