がんセンター院内がん登録室

 院内がん登録室は院内がん登録を執り行なう部署です。

院内がん登録室は厚生労働省の指定する「がん診療連携拠点病院」として、その運営に附随する業務内容の一つである院内がん登録を執り行なう部署です。本院がんセンターの一部門としての機能も果たしています。
 2007年6月の診断症例からケースファインディング(登録候補見つけ出し)と所定の項目の登録を開始しました。国立がん研究センターが配布するソフトウェア HosCan-R Nextを用いての登録作業を、がん登録実務者(診療情報管理士)5名が担当しています。
 ケースファインディングの情報源は、診療端末でのがん登録用の病名入力に加え、病理診断の結果も利用する事により、登録件数をより実数に近い数値へ導き出すことが出来るようになってきています。登録件数は2016年 2,811件、2017年 2,935件、2018年 3,065件と前年度より症例数が着実に増加しています。
 これらの結果は、毎年国立がん研究センターへ報告を行っており、その結果は施設別に公表されています。他に東京都へ状況報告として四半期ごとの登録件数を報告しています。
 また、2016年より実施されている全国がん登録へも症例提出を行っています。
 さらに精度の高いがん登録を進めていくことを目標として業務を行っております。