脳神経外科脳神経外科

難度の高い疾患に対しては、脳への侵襲を減らすため厳重なモニタリングのもと、覚醒下手術やケミカルナビゲーションを応用したり、形成外科、耳鼻咽喉科と協力して広範囲頭蓋底切除、再建術を行っている。治療困難な脳動脈瘤、脳動静脈奇形に対して集学的治療を行っているほか、脳血管内手術では新世代のコイルやステント留置術を実施している。悪性腫瘍に対しては、個別のテーラーメード医療を指向した化学療法、厚生労働省悪性脳腫瘍治療研究班の臨床試験、更にはQOL維持を目標とした定位放射線治療を積極的に行っている。