病院・診療科についてヘリポート

 当院には高度救命救急センターがあり、従来の救命センターの使命に加えて、広範囲熱傷や四肢切断、急性薬物中毒など特殊疾患に対する救急医療を行っています。ヘリポートの設置により、島しょ地域、多摩山間地域で発生した急病患者や周産期患者の受け入れも可能になりました。
 また、当院は東京都災害拠点病院に指定されており、大規模災害が発生した際には災害拠点として緊急対応を行います。大規模災害発災時には日本各地の救命センターからの超重症患者の受け入れもスムースに行うことができるようになりました。

規模

ヘリポート

全幅24.35m×全長26.05m、衝撃加重35.75t
東京消防庁航空隊の大型ヘリコプター(8.6t)及び中型機(4.3t)の離発着が可能です。

患者搬入の流れ

  • 専用待機場

    1.屋上の専用待機場所で高度救命救急センターの医師・看護師が待機

  • ヘリ着陸

    2.ヘリコプターが着陸

  • 患者搬入開始

    3.救急隊の合図で患者搬入開始

  • 患者搬入1

    4.患者さんをストレッチャーに移乗

  • 患者搬入2

    5.速やかに専用待機場所へ移動

  • バイタルサイン確認

    6.バイタルサインの確認、救急隊からの引継を行い、高度救命救急センターへ搬送

*掲載の写真は平成25年2月14日に東京消防庁第八消防方面本部が行った救急救助訓練の様子です。