病院・診療科について感染対策の取り組み

感染症発生時の対応

感染症発生時には、
1. 迅速な情報収集と報告
2. 迅速な対応策の立案と実施
3. 的確な治療 を行います。

感染症の集団発生や緊急事例発生の場合は、緊急対策会議を開催し、対応方針を決定します。また、必要に応じて行政機関等への報告を行います。

職員研修

年2回の院内感染防止講習会を全職員受講必須としています。また、ICMに対する講習会、派遣・委託職員に対する講習会、職種別感染対策講習会等を適宜開催し、感染対策のレベルアップを行っています。

受講者数

※2023年度までは、全職員を対象とした全ての研修(年5~6回)の受講状況。
2024年度からは、全職員受講必須の研修(年2回)の受講状況。

年度 受講者数 1人あたりの平均受講
2019年度 6,258名 2.4回
2020年度 7,875名 3.1回
2021年度 11,204名 4.3回
2022年度 10,877名 4.2回
2023年度 13,986名 5.4回
2024年度 5,169名 2.0回

e-ラーニング

e-ラ-ニングを用いて、周知内容の確認をしています。

受講率

年度 周知事項確認の受講率
2019年度 99%
2020年度 99%
2021年度 98%
2022年度 99%
2023年度 99%
2024年度 100%

ICT/ASTによる院内巡回

部署巡視(環境確認)

ICTとICMが協力し、毎日病棟・部署の巡視を行い、感染対策の評価および改善を行っています。

院内巡回(感染経路別予防策確認)

ICTが毎日病棟・部署を巡回し、それぞれの管理職者と感染対策の評価および支援を行っています。

ICT巡視・ASTラウンド

主に抗菌薬の適正使用の確認と指導を目的とした巡視を医師、看護師、薬剤師、検査技師他の多職種チームで毎日(平日)行っています。

年度 抗菌薬の適正使用の確認件数 感染対策の確認件数
2019年度 1,524件 635件
2020年度 1,055件 523件
2021年度 1,532件 564件
2022年度 1,553件 524件
2023年度 1,564件 566件
2024年度 1,574件 575件

その他、院内感染対策の取り組み

毎年6月に針刺し等血液曝露防止強化月間を、11月に手指衛生徹底のための強化月間を設け、院内全体で感染対策強化を図っています。