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平成18年1月別科修了式

別科修了式

  海外からの留学生が日本語を習得するために設置されている本学別科日本語研修課程の本年度の修了式が1月25日、八王子キャンパスで行われました。今回修了したのは、昨年入学した26名のうち単位取得できた14名で、修了生の出身国別の内訳は、中国が10名、韓国2名、台湾1名、イラン1名となっています。

 修了式では、長澤俊彦学長から緊張した面持ちの修了生1人ひとりに修了証書が手渡されました。このあと長澤学長はつぎのようにあいさつしました。「日本語研修課程の修了おめでとうございます。修了されたあと、杏林の学部を受験してさらに勉強を続けようとしている人も多いかと思いますが、是非頑張って勉強を続けていただければうれしく思います。そしてもっと日本語を勉強して上手になり、社会に出て母国と日本との友好関係に尽くしていただきたいと思います」と修了生にお祝いの辞を述べました。

 つづいて鳥尾克二外国語学部長は修了生につぎのようにあいさつしました。「ここで皆さんに申し上げたいことは、折角日本語を学んだわけですから、これからのみなさんの人生の中で日本語の出会いがいろいろな意味を持ってくるかと思います。言葉を学ぶということは文化を学ぶということです。異文化交流ということについて常に念頭に置いていただきたいということを申し上げたいと思います。今では世界がどんどん狭くなっています。母国語以外に何か1つ外国語を持っていることはそれだけ世界が理解しやすいということです。そして自ら言葉を学ぶことでいろいろな意味でチャンスを身につけることにつながります。折角日本語を習得されたわけですから、是非日本語とのかかわりを持ち続け、その延長で日本語で日本文化を考えていただきたい」。鳥尾外国語学部長はこのように祝辞を述べて修了生を励ましました。 
 式の後、キャンパス内のレストランで懇親会が開かれました。修了生たちは本学八王子キャンパスの各学部や専門学校などに進学する予定ですが、これまでの苦労話をしたり、今後の健闘を誓い合っていました。




長澤俊彦学長告辞鳥尾克二外国語学部長祝辞はここから

2006.1.26
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