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杏林大学公開講演会

 

 

国民病としての腰痛とロコモティブ・シンドローム

 

 


杏林大学医学部整形外科教授
里見 和彦


 

日時:平成22年11月13日(土) 13:30−15:00
会場:杏林大学三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階) 【定員 243名】 



○講演概要

厚生労働省で3年に一度行っている国民生活基礎調査のうち、病気やけがで自覚症状のある者の比率調査(有訴率)では、愁訴のある人数が1000人中327.6人で、その自覚症状の内容は「腰痛」が男性で第1位、女性で第2位となっています。
さらに65歳以上の高齢者に限ると、「腰痛」が男女共第1位となっており、国民病ともいえる現状です。その多くは、急性腰痛症や加齢に伴う背骨の変性によるもので、大事に至ることは少ないとはいえ、中には腫瘍や炎症などもあり、これらは早期の診断、治療が必要です。その診断のための要点についてもお話します。
また、高齢者では骨粗鬆症に起因する脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折が起りやすく、適切に診断、治療を受けないと寝たきりの原因となります。高齢者が骨折などを起こしやすい状態を日本整形外科学会ではロコモティブ・シンドローム(ロコモ)と呼称しています。講演では、その診断基準(ロコチェック)や治療法(ロコトレ)についてお話します。  


●講師略歴●

昭和45年  慶應義塾大学医学部卒業、同大学整形外科学教室入室
昭和46年 同大学整形外科および関連病院で研修
昭和53年 同大学整形外科助手
昭和55年−56年 米国加州南カルフォルニア大学関連ランチョ・ロス・アミゴス病院留学
平成2年 慶応義塾大学整形外科講師
平成4年 杏林大学医学部整形外科助教授
平成11年 杏林大学医学部整形外科臨床教授
平成14年 杏林大学医学部整形外科主任教授
   
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入場無料・申し込み不要
直接会場へお越しください


問い合わせ 杏林大学 広報企画調査室





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