リハビリテーション室症例数・実績

活動内容と実績(2024年度)

診療業務

リハビリが関わる病態は、⑴脳卒中・脳外傷、⑵脊髄損傷・疾患、⑶関節リウマチを含む骨関節疾患、⑷脳性まひなどの発達障害、⑸神経筋疾患、⑹四肢切断、⑺呼吸・循環器疾患である。1994年度のリハビリ室発足当初の対象は整形外科疾患が約80%を占めていた。2024年度の入院患者を診療科別でみると図1 のごとく、脳卒中科12.6%、整形外科12.3%、脳神経外科12.2%、循環器内科11.0%、呼吸器内科6.8%の順であり、各科ごとの細かい割合の増減はあるものの近年依頼の多い上位の診療科に変化はない。リハビリ介入患者の平均年齢は71. 8歳であり、70歳代、80歳代で入院処方の約57%を占めている。診療報酬上の疾患別区分では図2 のとおり、脳血管疾患39.9%、運動器疾患19.4%、呼吸器疾患16.2%、心大血管疾患15.1%、廃用症候群9. 1%、摂食機能療法0.2%となった。

診療実績の動向

診療報酬の規定により療法士1名あたりの1日の治療可能患者数には上限があるため、需要増加に応じて人員拡充を図ってきた。2001年度にはPT11名、OT 3名、ST 2名であったが、現在はPT25名、OT10名、ST 7名となっている。図3 、4に示す通り、2024年度の延べ患者数(リハビリ実施回数)、診療報酬(点数)ともに前年度を上回った。延べ患者数の増加割合に比較して診療報酬実績の伸びが大きく、より効率的な介入方法を模索した結果であると考えられる。