入院から退院までの流れを円滑に― PFMセンターを開設
作成日時:2026年05月13日
杏林大学医学部付属病院では、患者さんの入院から治療、退院後までをより一層円滑に支援するために、PFMセンター(Patient Flow Management Center)を4月に開設しました。
第2病棟1階にあるこのセンターには、入退院支援室、医療福祉相談室、地域医療連携室、相談窓口室、病床管理室、周術期管理室といった6部門が集約されています。


1.入院から退院までの支援を一元化
PFMセンターは、入院予定の患者さんへ外来の段階から入院治療に必要な情報を伺い、入院前から退院後までのスムーズな流れを支援します。安全に治療を受けていただくため、必要な情報の確認に加え、患者さんが入院生活をイメージできるよう面談形式で説明を行います。さらに退院後の在宅医療や転院調整などを含む医療福祉相談などの各種相談も専門スタッフが対応しています。
また、入院後に病棟で行っていた看護師からの各種説明や栄養士によるアレルギー等の病院食の相談、薬剤師による内服薬の確認なども入院前に本センターで一元化して行うことで支援体制が円滑になりました。


2.高齢患者さんが安心して治療できるために
高齢の患者さんは、複数の疾患が併存したり、認知機能の低下が増すこともあるため、念入りな事前確認・説明が欠かせません。そのため、PFMセンターで必要に応じて、薬剤師による服薬物の確認管理、栄養・口腔評価や筋肉・脂肪量等の体組成分を測定することで体調の把握を行います。また、ワンストップで相談や支援が受けられることは、高齢の患者さんの負担軽減にもつながります。


3.相談窓口を分かりやすく
また、院内に点在していた、在宅療養相談、がん相談や遺伝カウンセリングといった各種相談窓口も「患者相談窓口」としてPFMセンターに集約させることで、患者さんが足を運びやすくなりました。



4.病床コントロールのシステム化で迅速な入院受入れ
これまで入退院を決める病床管理は、各病棟から提出された紙の資料を元に口頭で確認を取りながら調整していました。これをシステムで一括管理し、大判モニターでリアルタイムに可視化することで、迅速に病床管理が行えるようになりました。これにより、緊急入院の受入れが円滑になり、さらに病棟ごとの業務量や看護師のマンパワーの適切な配分ができるようになりました。
(病床管理システムの詳細はこちらから)


****安心して入院治療をお受けいただくために***
患者さんが入院生活をイメージすることで安心して治療を受けられるよう、PFMセンターでは、予約制で個別に各種説明・確認を行っています。また、一人ひとりに担当看護師がつき、入院前の疑問や不安に寄り添った対応を心がけていますので、心配な事がありましたらお声がけください。

