中国語・日本語学科

飛躍的な経済成長を遂げつつある中国。最近では、日本企業の相次ぐ工場設立、日中の合弁会社の設立など、経済のニュースの中で中国の名前を聞かない日はないといってよいほど、日本のビジネス界にとって最も重要な国の一つとなっています。世界中の熱い視線が中国に注がれている今、ビジネスの世界で通用する中国語能力へのニーズは急速に高まっています。中国語ビジネスコミュニケーションコースでは、国際社会が求めるコミュニケーション能力の獲得をめざし、初級から上級までステップアップする中国語科目や、中国ビジネスを想定した専門講座、さらには中国語圏の人々に特有のメンタリティーやライフスタイルを学ぶ授業や、通訳や翻訳などの科目によって、「話せる」「使える」中国語を修得していきます。集中的に中国語を学習したい人のために「中国語インテンシブコース」も開設。留学プログラムも充実し、毎年多くの学生が中国語圏に留学しています。

現在、国内においてはニューカマーといわれる外国からの移住者の増加に伴い、その日本語習得をサポートする優れた日本語教師が必要とされています。また、海外の教育機関でも日本語課程で学ぶ学生の指導ができるスキルを持った日本語教師が求められています。日本語教育学コースでは、教師としての資質と人格を備えた日本語教師を育成するカリキュラムを編成。その教育課程では、日本語の魅力を発見する機会や学びの面白さにあふれています。日本人は日本語や日本について意外と多くのことを知りませんが、真の国際人になるには自国の文化や歴史に関する深い知識が求められます。その意味でも、日本語教育学コースの教育プログラムは有効なものとなるでしょう。日本語教育能力検定に向けた指導では、単に合格するだけではなく、良い教師になるための実践的な身体表現能力の向上もめざします。卒業生のネットワークも充実。多くの先輩が日本語教師として世界で活躍しています。