感染症科症例数・実績

外来診療実績(2020年度)

2020年度の外来のべ患者数は3,477人で増加傾向を示している(下図)。そのうち紹介患者数は143人である。主な疾患は、HIV感染症、不明熱、結核を含む抗酸菌感染症、海外渡航後の感染症、性感染症などである。また、各種ワクチン接種や針刺し・血液暴露に関する外来診療についても行っている。

入院診療の実績(2020年度)

感染症科には入院病床はなく、他の診療科に入院している患者の相談を受ける方法で診療に参加をしている。
また、院内全体の入院患者の感染症診療の向上を目的としAST: antimicrobial stewardship team活動を行っている。
特定抗菌薬(抗MRSA薬・カルバペネム系薬)の長期使用患者や耐性菌新規検出患者・血液培養陽性者で抗菌薬の指導等が必要な患者を対象に医師・院内感染対策専任者・薬剤師・臨床検査技師がASTラウンドを行った(月~金)。このASTラウンドの実施件数は年間947件である。これらの症例に関しては、抗菌薬の適正使用・TDM・細菌学検査・画像検査の追加の推奨等を指導した。AST以上のサポートを必要とする感染症患者は併診として、主科と一緒に診察にあたる方針に変更としている。