あなたの“もしも”を支える杏林の救急医療
あなたや身近な人の身体に“もしも”のことが起こったとき、
支えてくれる病院をすぐに思い浮かべることができますか?
私たちは、その“もしも”のときにあなたを、そしてこの地域を支える存在でありたいと考えています。
あなたの“もしも”を支える
杏林の救急医療
あなたや身近な人の身体に“もしも”のことが起こったとき、支えてくれる病院をすぐに思い浮かべることができますか?
私たちは、その“もしも”のときにあなたを、そしてこの地域を支える存在でありたいと考えています。
数字で見る
杏林の救急医療
救急患者数
-
- 外来救急患者数
- 20,612人
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- 入院救急患者数
- 3,341人
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- 救急車搬送患者数
- 5,589人
※2022年度
多摩・23区西部地区の
「最後の砦」として、
24時間スタンバイしています
当院の救急医療は、多摩地区および23区の西部地区をカバーしており、救急患者の数は、年間3万7千人ほどにものぼります。この多くの救急患者さんに対応するため、救急初期診療チームと、各専門診療科、それと救急科が部署を超えて連携しています。
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1・2次、3次救急の基幹施設として、24時間体制で運営しています
当院は、他の救急医療機関の後方支援を行い、救急医療の「最後の砦」として、常に24時間体制でスタンバイし、救急患者さんを受け入れています。
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ヘリポートを有し、緊急搬送の受け入れ体制を整えています
ヘリポートによって、東京島しょ地域や多摩山間地域で発生した急病患者さんの受け入れも可能です。
重症者、特殊疾患にも対応
地域の期待と信頼に
使命感を持って応えます
当院は、厚生労働大臣の認定する「高度救命救急センター」の一つに認定されています。「重度の外傷、中毒など、命に関わる重症な患者さんを受け入れ治療する」という救急救命センターとしての使命だけでなく、指肢切断、急性薬物中毒などの特殊疾患であっても専門的に治療できるのが、高度救命救急センターであり、私たちに課せられた使命です。
そのほか、「熱傷センター」や「脳卒中センター」など、より専門性の高い治療を必要とする患者さんに対応する体制や施設も備えており、地域の急性期医療の基幹病院として大きな期待と信頼を寄せられています。また、日本各地の救命救急センターから超重症患者(広範囲熱傷や重症感染症等)を受け入れるなど、日本の「救急医療の最重要拠点」としての役割も果たしています。
- 高度救命救急センターってそもそも何ですか?
- 救命救急センターの中でも、特に高度な診療機能を持つ施設です。 厚生労働大臣が定めるもので、全国に42施設、東京都内には4施設あります。
- 救急受診の受け入れ対象について教えてください
- 当院では、救急患者さん(自力で来院できる軽症の患者さんから、救急車で搬送され入院治療や手術を必要とする患者さん)から3次救急(2次救急では対応できないような、緊急性が高く専門的治療を必要とする重症患者さんや多発外傷の患者さん)まで幅広く受け入れています。私たちは、高度救命救急センターでありながらも、地域に密着し開かれた救急でありたいと考えています。
“命を救いたい”という
熱意とチームワーク、
それが当センターの
持ち味であり強みでもある
高度救命救急センター
教授・センター長 山口 芳裕
私たちは、救命救急が必要な患者さんがより迅速に、かつ専門的で高度な医療が受けられるよう、「杏林方式」とも呼べる独自の救急医療体制を構築し、患者さんの治療にあたっています。救急初期診療チーム(ATT)と重症救急患者対応を専門とする外傷・集中治療専門チーム(TCCT)を設置し、診療をコントロールしているのです。具体的には、1・2 次救急外来に来られた患者さんは、ATT で最初に診療を行い、専門診療・高度医療が必要な患者さんは専門医に、3 次救急搬送される一刻を争う患者さんは、初期診療から特殊治療まで一貫してTCCT が対応するという、迅速かつ効果的な診療体制を敷いています。
救急医療現場で働く医療従事者には、「幅広い手技・知識・判断力」と「命を救う熱意と使命」が必要ですが、「信頼できるスタッフ陣によるチームワーク」も非常に重要であると考えています。当センターの救急医療の強みは、この「チームワーク」にあります。どれだけ整備された組織や体制、最先端の設備があったとしても、それだけで救急医療は成り立ちません。
なんといっても救急医療に携わる医師や看護師、その他様々な医療スタッフの努力と研鑽、そして強固なチームワークこそが、当院の救急医療を支えていると言っても過言ではないでしょう。
当センターは、厚生労働省の行う全国救命救急センターの質の評価において、その規模、内容ともに全国トップクラスを誇ります。この多摩地域の救急医療を牽引していく存在として、また、日本の救急医療の最重要拠点として、これから先も目の前の“命”にこだわり、「高度かつ専門性の高い救急医療を提供し続けていきたい」と考えています。
診療実績(2022年度)
患者数 (人) |
|
---|---|
3次搬送数 | 1959 |
重篤患者数 | 1359 |
総数(CPA除く) | 1057 |
心肺機能停止(CPA) | 302 |
重症循環器 | 310 |
重症中枢疾患 | 197 |
重症急性中毒 | 104 |
重症外傷 | 138 |
重症呼吸不全 | 77 |
重症消化器 | 29 |
重症感染症・敗血症 | 42 |
重症熱傷 | 19 |
その他 | 141 |