リハビリテーション科症例数・実績

当院におけるリハビリ対象疾患

当院は特定機能病院として内科あるいは外科治療で入院中に限り、急性期に特化したリハビリを提供している。回復期あるいは生活期のリハビリは連携する近隣病院に紹介する。なお、通院可能であれば、医療保険の適用期間内に限って外来でのリハビリを提供している。

リハビリの対象でもっとも多いのは脳卒中を初めとする中枢神経疾患であり、22年度以降は40%前後で推移していたが、他の疾患群も増えたため相対的に減少しつつあり30年度は図1のごとく27.2%であった。循環器疾患は徐々に増え、ピークの17-18%を境に、やや減少傾向で30年度は13.8%となっている。骨関節疾患はかつてもっとも多い対象疾患であったがその割合は低下し、ここ数年は15%前後で横ばいである。摂食機能障害は入院患者の高齢化を反映して年々上昇し30年度は11.5%に達している。なお、悪性腫瘍はリハビリ介入の重要性が啓蒙されているが、当院では緩和介入ではなく疾患別リハビリ、すなわち中枢神経疾患、骨関節疾患、呼吸器疾患、廃用症候群としてリハビリがなされる場合がほとんどである。がんの種類自体で分類すると30年度は脳腫瘍45.0%、消化器腫瘍26.8%、肺腫瘍7.5%、骨軟部腫瘍9.0%で、消化器腫瘍が増加傾向にある。