子育て世代の医療職支援

女医復職支援について
杏林大学医学部付属病院では、出産や子育てといったライフイベント期においても医師としてのキャリアを継続できるよう『女医復職支援枠』を設けています。

対象 研修医を除く卒後3 年目以上で育児中の女性医師
期間 原則5年間を限度

勤務形態等の具体的な内容は下記となります。

※2021 年度時点

A勤務 B勤務
勤務時間(週) 34 時間40 分(4 日) 26 時間(3 日)
当直 免除
給与(額面) 専攻医・レジデント(卒後3年目〜5年目)に該当する者 杏林学園規程に基づく
医員に該当する者 杏林学園規程に基づく
保険、年金、雇用保険(私学共済加入) あり

※社会人大学院入学制度との併用は原則として認めていません。

また、仕事と生活を両立し医師としてのキャリアを形成することも目的として『女医復職支援枠』利用者と女医復職支援委員との面談・講演会も実施しています。

詳細については、総合研修センターにお問い合わせください。
アドレス: kenshui@ks.kyorin-u.ac.jp

子育て支援について
杏林大学医学部付属病院は、厚生労働省公募の「令和3年度女性医療職等働き方支援事業」につづき、「令和4年度子育て世代の医療職支援事業」に採択されました。
本事業の目的は、子育て世代の医療職が、キャリアと家庭を両立できるよう復職支援体制を構築することにあります。既存の女医復職支援委員会が中心となり、学内の男女共同参画推進室と連携し、子育て世代の医療職のライフイベントやワーク・ライフ・バランスに配慮した両立支援を推進しています。

「子育て世代の医療職支援事業」の一環として、子育て期の医療職に対して保育・病児保育・休日保育・緊急一時保育・育児支援ヘルパー等の支援を行うべく、育児支援サービス「KIDSLINE」と法人契約を結びました。利用者の費用の一部を学園が負担することで、勤務・キャリア継続に注力しやすい環境を整備し、ライフイベントへの組織的支援を実施しています。本支援サービスは、男性医師も申請が可能です。

女医復職支援委員会講演会

2022年度 「『育児の共有』で豊かな社会に 画期的な我が国の育児休業制度から考える」(オンライン)
2021年度 「やりたいことを実現するタイムマネジメントの極意」(オンライン)
2020年度 「ライフイベントを乗り切るために転勤・育児・介護への知識と備え」(オンライン)
2018年度 「女性外科医の仕事と育児」「家庭・育児と医師の両立」
2017年度 「女性医師支援の立場から」
2016年度 「仕事と家庭」「女性医師が働き続けるために」
2015年度 「子育て女医のワークライフマネージメント」

ロールモデル集『Annesアンズ vol.4 』の発行
”先輩医師からあなたに贈るメッセージ”として、女性医師8名、男性医師1名にお話を伺いました。
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