ここは杏林大学医学部高齢医学教室公式Webサイトです。
高齢医学や高齢診療科に興味のある医師の方、レジデントの方、学生の方に向けて情報を発信しています。
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医療関係者でない方向けの情報は、杏林大学医学部付属病院公式サイト内の高齢診療科、認知症疾患医療センターのページで配信しています。こちらをご覧ください。
2024年9月17日にスイス大使館で開催された「Healthy Longevity - Lessons from Japan and Switzerland」に当科の神﨑恒一教授が招待され、日本とスイスの専門家や研究者と、高齢化と健康長寿について議論を行いました。
2024年9月28日に本郷の東京大学医学部 教育研究棟14階 鉄門記念講堂で開催された第76回日本老年医学会関東甲信越地方会に参加し、以下の演題発表を行いました。
今回は現地開催のみとなり、対面で老年医学的な議論と情報交換を行うことができました。今後も教室として高齢者の診療と研究で得られた新たな知見の発信と議論を行っていきます。
認知症への正しい理解を呼びかける活動の一環として、世界アルツハイマーデーを含む2024年9月18日(水)から9月24日(火)に、高齢診療科のある外来棟4階を世界アルツハイマーデーにのイメージカラーであるオレンジ色にライトアップしました。
また世界アルツハイマーデー当日の2024年9月21日(土)には三鷹市と当科が運営する認知症疾患医療センター共催で『認知症にやさしいまち三鷹』を開催しました。三鷹市公会堂さんさん館3階で認知症当事者の方によるパネルディスカッションや映画の上映などを行い、定員を超える160名の方にご参加いただきました。
認知症基本法の成立に伴い、認知症の方御本人の意志が尊重された支援が法の下に保証されることになりました。これからも当教室は、東京都や三鷹市ととともに認知症についての支援や啓発活動を行っていく予定です。
2024年7月6日(土)~7日(日)に神戸国際会議場で開催された第56回日本動脈硬化学会総会・学術集会で、以下の演題発表を行いました。
動脈硬化学会への参加は久しぶりでしたが、様々な方と有意義な議論・情報交換を行うことができました。今後は高齢者が避けて通れないフレイルと動脈硬化の関連についても知見を深めてゆく予定です。
2024年6月13日(木)~15日(土)にウインクあいちで開催された第66回日本老年医学会学術集会で、以下の演題発表を行いました。
今回も多様な分野の方と有意義な議論・情報交換を行うことができました。今後も老年医学と高齢者診療の発展に教室として尽くしていきたいと思います。
杏林大学医学部高齢医学の公式instagramアカウントを開設しました。X(Twitter)やfacebookページと同じく総合機能評価(CGA)や老年症候群、認知症、誤嚥性肺炎、フレイル、サルコペニア、ポリファーマシーなど、高齢者の総合診療や看護、リハビリテーション、栄養、介護に役立つ情報を発信していく予定ですので、興味をお持ちの方はフォローください。
2023年度で当科を退職される宮本孝英先生、佐藤俊先生、碩みはる先生の送別会を2024年3月28日(木)に3病棟8階カンファレンスルームで開催いたしました。
皆それぞれの専門性を活かして様々な場に旅立つことが決まっており、神﨑恒一教授からはなむけの言葉と、医局員からの花束や記念品などが贈呈されました。
医局出身者のご紹介にも掲載しているように、当科を卒業した先生方は様々な地域の診療所・高齢者施設・病院で急性期から慢性期の医療を担っています。退職後も診療手技や患者さんの紹介、学会や忘年会、SNSなどの場を通じて交流を続け、ともに高齢者医療・老年医学の発展につくしてくれています。
PDRファーマ社製の脳画像統計解析プログラムeZISニューロの説明会を開催いたしました。
当科では従来より脳血流画像と複数の脳画像統計解析プログラムを認知症診断の一助として活用してきましたが、そのうちのeZISニューロがアップデートされるため、改めて医局員で周知・学び直しを行いました。今後も医局員が良質な認知症診療を行えるよう、勉強会や説明会を行っていく予定です。
認知症診療に限らず、高齢者の診療で用いられる治療薬や臨床手技、医療機器についても説明会・勉強会を開催しております。研修医の先生にも広く門戸を開放しておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
エーザイ社製のヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ凝集体免疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体レケンビ(レカネマブ)の説明会を開催いたしました。
同薬は早期アルツハイマー病患者さんのアミロイドを減らし認知機能と生活機能の低下抑制を期待されている新薬ですが、治療を行う医療機関は様々な要件を満たす必要があります。
認知症疾患医療センターを運営する当科としても、定められた要件を満たし安全に投与を行える体制を作っていこうと考えております。
当科では、新しい治療薬や臨床手技、医療機器についての知識を更新するため、多方面のご協力を得て説明会・勉強会を定期的に開催しております。内容によっては医局員のみならず研修医の先生にも広く門戸を開放しておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひお越しください。
2023年12月7日木曜日の18時00分から当院第3病棟8階カンファレンスルームで医局説明会を開催しました。
今回も井上慎一郎医局長による高齢医学・高齢診療科の紹介に始まり、若手医局員として佐藤健太先生、先輩医局員として小林義雄先生によるキャリア紹介と質疑応答を行いました。複数の初期研修医の先生にご参加いただき、高齢者診療に興味を持っていただけていることを実感いたしました。
高齢医学は随時初期/後期臨床レジデント・大学院生の入局希望者を募集しています。高齢者の診療や研究に興味をお持ちの方であれば、出身大学や在籍診療科/研究機関を問わず見学を受け入れていますので、ご希望される方は下記の連絡先までお気軽にご相談ください。
当院公式Webサイトの総合研修センター内の募集、見学、説明会情報にも情報を掲載していますのであわせてご覧ください。
2023年11月24日~26日に奈良県コンベンションセンターとJWマリオット·ホテル奈良で開催された第42回日本認知症学会学術集会に参加しました。
疾患修飾薬の登場もあって多くの演題がその登場を見越した内容となっており、認知症の方に関わる様々な医療介護福祉従事者や研究者のみならず、認知症に関わる様々な分野・職種の方々と有益な議論を行うことができました。当科は、認知症の方の身体疾患も含めた診療の担い手として、今後も新たな知見の共有を行っていきたいと考えています。
当科が運営している当院認知症疾患医療センターと三鷹市が共催する「第11回認知症にやさしいまち三鷹」が、2023年11月18日(土)に三鷹市公会堂さんさん館3階で開催されました。
第1部では当科の神﨑恒一教授が「認知症にやさしいまち三鷹実現にむけて、知ってほしいこと・あなたができること」について講演し、第2部では関連諸団体のによる活動発表やパネル展示がありました。多くの市民の皆さんに参加いただき、会場は満席に近い状態でした。
これからも当教室は、東京都や三鷹市ととともに認知症についての支援や啓発活動を行っていく予定です。
アレナビオ社製の介護食「ちそうごはん」の試食会を開催しました。
「ちそうごはん」は冷凍保存可能な介護食で、少量で栄養価が高くUDF区分が「歯ぐきでつぶせる」ものが多く用意されており、少食の高齢者やいわゆる口腔機能低下症の方に適していると考えられました。
当科では、新しい臨床手技や医療機器のみならず介護食などの高齢者の生活に役立つ知識のアップデートも行っており、今後も広い分野のご協力を得て講習会を開催していきたいと考えております。内容によっては研修医の先生にも広く門戸を開放していますので、ご興味をお持ちの方はぜひお越しください。
認知症疾患医療センター事業の一環として、2023年11月14日火曜日にコグニサイズ教室を開催しました。今回は前半盛り上がりすぎてラダーまで進めず、ラダーは本学臨床心理学科の大学院実習生に体験してもらいました。
次回の開催情報は広報みたかの「市民活動みんなの掲示板」に掲載しておりますので、興味をお持ちの方はご参照ください。お申し込みは当院認知症疾患医療センターで受け付けておりますので、ご興味をお持ちの方はご連絡いただければと思います。
第12回北多摩南部地域認知症連携会議を2023年10月30日月曜日19:00~20:30に三鷹産業プラザ 7階会議室で開催しました。
今回は各市・各認知症疾患医療センターの認知症支援に関する情報交換を行い、お集まりいただいた北多摩南部地域の多くの方々と有意義な研修を行うことができました。
今後も教室として、地域の医療・介護従事者を対象に認知症診療についての研修や講演等を行っていく予定です。学内外を問わず広く参加していただけることを期待しております。
2023年9月30日に新宿の東京医科大学病院で開催された第75回日本老年医学会関東甲信越地方会に参加し、以下の演題発表を行いました。
今回は現地開催のみとなり、対面で老年医学的な議論と情報交換を行うことができました。今後も教室として高齢者の診療と研究で得られた新たな知見の発信と議論を行っていきます。
2023年6月16日~18日にパシフィコ横浜で開催された第65回日本老年医学会学術集会で、以下の演題発表を行いました。
いまだ新型コロナウイルス感染症の影響はありましたが、久しぶりに現地開催の学会に参加し、多様な分野について対面で有意義な議論を行うことができました。また日本全国の様々な地域で診療しているOB・OBが集まり、情報交換を行うこともできました。今後も老年医学と高齢者診療の発展に教室として尽くしていきたいと思います。
2023年6月12日~14日にパシフィコ横浜で開催されたIAGG Asia/Oceani Regional Congress 2023.で、以下の演題発表を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響はありましたが、今回は日本で現地開催の国際学会に参加し、幅広い分野・国と地域の参加者と、最先端の老年医学について多くの議論をわかすことができました。
膵臓がんの撲滅と治療研究を支援するため患者さんやご家族、医療関係者、ボランティアの方が参加するチャリティーイベント「パープルストライド東京2023」が2023年4月30日に開催されました。 高齢診療科および認知症疾患医療センターからは、オレンジ色のバンダナやアームバンド等を身に着けたチームオレンジが参加しました。 医療関係者ではがん専門施設・部門からの参加者が多かったですが、当科もがん診療の一部を担う科として様々な活動に参加していきたいと思います。
2023年4月19日水曜日の19:20からTKP新宿カンファレンスセンターで第11回高齢者診療マスタークラス(GMC)がZOOMによるハイブリッドで開催されました。
パネルディスカッション「体動困難、食思不振にて緊急入院となった一例」に当科の佐藤俊医師参加し、高齢者を主に診療をされている先生方とともに老年医学的な視点から有意義な議論を行うことができました。
今後当教室としても、医学生や若手医師を対象に、老年医学を学び切磋琢磨できる場を提供していく予定です。
当院認知症疾患医療センターでは、非薬物療法(保険外診療)として音楽療法士有資格者が担当する音楽療法を実施しています。新型コロナウイルス感染症対策として換気や人数制限等を行い、楽器演奏や音楽鑑賞を中心に行っております。
特別な音楽経験の必要はなく、ご家族様もご一緒に参加していただけます。興味をお持ちの方は認知症疾患医療センターまでお問い合わせをいただければと思います。
2023年2月17日金曜日に三鷹市介護保険事業者連絡協議会主催のケアマネージャー向けの研修会で、認知症疾患医療センター長の神﨑恒一教授が『高齢者のフレイル・サルコペニアについて』の講演を行いました。
居宅支援事業所や地域包括支援センターのケアマネージャーを中心に35人が参加し、研修後のアンケートでも「フレイルと思われる利用者さんへの対応について勉強になった」「栄養や口腔ケア、運動、社会参加の重要性がわかった」等のご意見をいただきました。
今後も認知症疾患医療センターとして、認知症にかかわる地域の様々な職種の方への支援を行っていきます。
2022年12月8日木曜日の17時00分から当院第3病棟8階カンファレンスルームで今年1回目の医局説明会を開催しました。
今回は井上慎一郎医局長による高齢医学・高齢診療科の紹介に始まり、若手医局員として碩みはる先生、OB・OG医局員として小林義雄先生と竹下先生によるキャリア紹介をハイブリッドで行い、最後に神﨑恒一教授が総括するという盛りだくさんの内容になりました。
今回も多くの初期研修医の先生にご参加いただき、高齢者診療に興味を持っていただけていることを実感いたしました。
高齢医学は随時初期/後期臨床レジデント・大学院生の入局希望者を募集しています。高齢者の診療や研究に興味をお持ちの方であれば、出身大学や在籍診療科/研究機関を問わず見学を受け入れていますので、ご希望される方は下記の連絡先までお気軽にご相談ください。
当院公式Webサイトの総合研修センター内の募集、見学、説明会情報にも情報を掲載していますのであわせてご覧ください。
2022年12月1日木曜日18時から第4回三鷹市きれめのない認知症支援研修と令和4年度認知症ケアに関する研修~認知症の人を理解する<初級>を合同開催し、認知症疾患医療センター長の神﨑恒一教授が認知症の基礎知識について、認知症看護認定看護師が認知症ケアについて、精神保健福祉士が地域と医療機関のつながりについて、それぞれ講演しました。
三鷹市の医療・介護・福祉従事者と院内の様々な職種の方に参加していただき、有意義な研修を行うことができました。
今後も認知症疾患医療センターとして、認知症にかかわる地域の方・院内の全職員を支援していきます。
2022年11月25日~27日に東京国際フォーラムとWeb配信のハイブリッドで合同開催された第41回日本認知症学会学術集会/第37回日本老年精神医学会に参加しました。
今回も認知症に関わる様々な分野・職種の方々と有益な議論を行うことができました。認知症の診療のみならず、認知症の方の身体疾患も含めた診療を行う当科として、今後もこのような場で新たな知見の共有を行っていきたいと考えています。
認知症疾患医療センター事業の一環として、2022年11月10日木曜日に当院もの忘れセンター内でコグニサイズ教室を開催しました。今回は三鷹市民の方に加えて本学心理学専攻の大学院生も参加し、換気等の感染対策を行いつつ楽しく行えました。
次回は12月8日(木)15時からの予定です。ご予約やお問い合わせは当院もの忘れセンターで受け付けておりますので、ご興味をお持ちの方はご連絡いただければと思います。
また、開催情報は広報みたかの「市民活動みんなの掲示板」にも掲載しておりますので、合わせてご参照ください。
第11回北多摩南部地域認知症連携会議を2022年11月7日月曜日19:00~20:30に三鷹産業プラザ 7階会議室で開催しました。
今回は、調布市医師会会長の西田伸一先生をお招きし「『調布市もの忘れ予防検診』実施過程における取組内容および検討課題」について講演していただきました。
十分なソーシャルディスタンスを保ちつつお集まりいただいた北多摩南部地域の多くの方々と有意義な研修を行うことができました。
今後も教室として、地域の医療・介護従事者を対象に認知症診療についての研修や講演等を行っていく予定です。学内外を問わず広く参加していただけることを期待しております。
2022年9月24日に大宮のソニックシティで開催された第74回日本老年医学会関東甲信越地方会に参加し、以下の演題発表を行いました。
今回もハイブリッド開催で演題はリモートでの発表となりましたが、有益な議論と情報交換を行うことができました。今後も教室として高齢者の診療と研究で得られた新たな知見の共有と議論を行っていきます。
2022年8月6日(土)に大崎ブライトコアホールで第12回日本脳血管・認知症学会総会(AS-COG Japan 2022)をハイブリッド開催し、以下の演題発表を行いました。
コロナ禍の中でのハイブリッド開催でしたが、近年注目されている認知症と血管性因子の関連に関して様々な臨床・研究分野の視点から活発な議論を行うことができました。今後も当教室として、老年医学や認知症に関する様々な学術活動を行っていく予定です。
2022年6月2日~4日に大阪府立国際会議場とZOOMによるハイブリッドで開催された第64回日本老年医学会学術集会で、以下の演題発表を行いました。
本演題は肺炎発症高齢者と非発症者の体組成に焦点をおいた研究で、誤嚥性肺炎発症は認知機能には依存せずむしろBMI(Body Mass Index)に依存し、発症に関連する体組成因子が異なることを報告したものです。指導教官である海老原孝枝准教授の指導の元共同で研究を進め、この日発表することができました。詳細は当院のニュースリリース「宮本医師が『日本老年医学会学術集会』会長奨励演題賞受賞」をご覧ください。
新型コロナウイルス感染症の影響により引き続き現地およびリモートでの参加となってしまいましたが、幅広い分野の教育講演、シンポジウム、企画がLIVEおよびオンデマンドで配信されており、最先端の老年医学について多くの議論がかわされました。
2021年度に高齢診療科での研修を終えた初期研修医の先生の回答を集めた「初期研修向上アンケート」の集計結果を、わかりやすくまとめた解説動画を作成しました。結果の解説ページと合わせてご覧いただければと思います。
2022年4月20日水曜日の19:20からTKP新宿カンファレンスセンターで第10回高齢者診療マスタークラス(GMC)がZOOMによるハイブリッド開催されました。
パネルディスカッション「食思不振で来院した認知症高齢者の一例」では当科の赤沼幸史医師が症例提示を行い、様々な施設で高齢者の診療をされている先生方が参加する中、老年医学的な視点から有意義な議論を行うことができました。
今後当教室としても、医学生や若手医師を対象に、老年医学を学び切磋琢磨できる場を提供していく予定です。
第21回東京都看護師認知症対応力向上研修Iを2022年3月19日土曜日9:30~16:00に完全オンライン(ZOOM)開催しました。
都内病院に勤務する看護師を対象に、急性期医療機関へ入院された認知症患者さんがよりスムーズに医療を受け、本来の生活の場へ復帰し、その地域で暮らし続けられるよう支援するケアの知識と実践について講演と演習を行いました。完全オンラインでの開催は初の試みで、通信や入室のトラブルなどもありましたが、何とか有意義な研修を行うことができました。
今後も教室として、主に医療従事者を対象に認知症診療や対応についての研修・講演等を行っていく予定です。学内外を問わず広く参加していただけることを期待しております。
当院麻酔科の徳嶺譲芳教授のご協力のもと、2021年12月2日と12月9日に3-8病棟カンファレンスルームにて梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)および中心静脈カテーテル(CVC)の講習会を行いました。
PICCおよびCVC手技は定着しつつありますが、当科ではさらなる臨床手技や知識の向上を目指して多方面からのご協力を得て講習会を開催しております。内容によっては医局員のみならず研修医の先生にも広く門戸を開放していますので、ご興味をお持ちの方はぜひお越しください。
2021年12月2日木曜日19:00から当院大学院講堂に杏林大学客員教授で前東京都三鷹市長の清原慶子先生をお招きし、第3回三鷹市きれめのない認知症研修を開催しました。
清原慶子先生から「認知症と共に暮らせる地域に向けて」について講演していただき、当教室の神﨑恒一教授が参加者の方々と質疑応答と意見交換を行いました。
地域の多くの方々がお集まりくださり有意義な研修を行うことができました。
認知症疾患医療センターを担う診療科として、今後も地域で認知症と関わる方々の支援を行っていきます。
2021年11月26日~28日に東京国際フォーラムとWeb配信のハイブリッドで開催された第40回日本認知症学会学術集会に参加しました。
今回演題発表はありませんでしたが、引き続き認知症に関する研究活動を続けていきます。
2021年11月4日木曜日の17時30分から当院第3病棟8階カンファレンスルームで今年2回目の医局説明会を開催しました。
今回は井上慎一郎医局長による高齢医学・高齢診療科の紹介と新入局者として湯川奈緒子先生、碩みはる先生の入局までの経緯紹介から始まり、小林義雄先生、小原聡将先生、田中政道先生の多様なキャリア紹介をZOOMを織り交ぜたハイブリッドで行い、最後に神﨑恒一教授が総括するという盛りだくさんの内容になりました。
途中不具合でPC画面からの発表になったり、予定していた竹下実希先生が参加できなかったりとトラブルも多かったですが、学内外からたくさんの初期研修医の先生に集まっていただき、盛会のうちに終了することができました。
高齢医学は随時初期/後期臨床レジデント・大学院生の入局希望者を募集しています。高齢者の診療や研究に興味をお持ちの方であれば、出身大学や在籍診療科/研究機関を問わず見学を受け入れていますので、ご希望される方は下記の連絡先までお気軽にご相談ください。
当院公式Webサイトの総合研修センター内の募集、見学、説明会情報にも情報を掲載していますのであわせてご覧ください。
Portex社製の振動型・呼気陽圧(PEP)療法器具アカペラの説明会を開催いたしました。
同製品は喘息、嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、分泌障害や無気肺等の患者さんに対して振動・PEP療法を実施できるもので、フレイルな高齢者の誤嚥性肺炎予防への利用などが研究されています。
当科では、新しい臨床手技や医療機器についての知識をアップデートするため、多方面のご協力を得て講習会を定期的に開催しております。内容によっては医局員のみならず研修医の先生にも広く門戸を開放していますので、ご興味をお持ちの方はぜひお越しください。
第10回北多摩南部地域認知症連携会議を2021年11月15日水曜日19:00~20:30に三鷹産業プラザ 7階会議室で開催しました。
今回は、地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 認知症未来社会創造センターの栗田主一センター長をお招きし「認知症とともに暮らせる社会に向けて」について講演していただきました。
新しい生活様式に配慮した形で北多摩南部地域の多くの方々にお集まりいただき、有意義な研修を行うことができました。
今後も教室として、主に医療・介護従事者を対象に認知症診療についての研修や講演等を行っていく予定です。学内外を問わず広く参加していただけることを期待しております。
2021年11月13日に東京医科大学で開催された第73回日本老年医学会関東甲信越地方会に参加し、以下の演題発表を行いました。
新型コロナウイルス感染症の沈静化に伴い今回はハイブリッド開催となったため、有益な議論と情報交換を行うことができました。感染症の推移を見守っていきつつ、今後も臨床経験と研究で得られた新たな知見の共有を行っていきます。
2021年11月4日に三鷹消防署と救急医療機関等で構成される三鷹救急業務連絡協議会から2021年の救急業務功労者として高齢診療科が表彰されました。
当科への入院の多くが救急外来を受診した高齢者で占められており、多摩地区で高度急性期医療を提供する当院の救急診療の一翼を担っています。今後も、救急診療を担う診療科のひとつとして多職種と連携しながら診療に取り組んでいきたいと思います。
この日の様子については、当院公式Webサイトの病院からのお知らせの「高齢診療科が2021年三鷹救急業務功労者表彰」という記事でも紹介されています。
2021年9月29日水曜日の19:20からTKP新宿カンファレンスセンター ホール5EとZOOMのハイブリッドで第9回高齢者診療マスタークラス(GMC)が開催されました。
パネルディスカッション「難治性の低カリウム血症をきたした高齢女性の一例」では当科助教の長田正史先生が座長を務め、様々な診療科の先生方が参加する中、老年医学的な視点から有意義な議論を行うことができました。
今後当教室としても、医学生や若手医師を対象に、老年医学を学び切磋琢磨できる場を提供していく予定です。
2021年6月11日からWeb開催された第63回日本老年医学会学術集会で、以下の演題発表を行いました。
新型コロナウイルス感染症の拡大によりWeb開催となってしまいましたが、オンデマンド配信で幅広い分野の教育講演、シンポジウム、企画があり、多くの一般演題が公開され、最先端の老年医学について多くの議論がかわされました。
現役医局員を対象に「高齢医学・高齢診療科はどんな科ですか?」「高齢医学に入った一番の理由は?」等の質問に対する回答を集めたアンケート、「高齢医学の中の人に聞きました」の結果を公開しました。
こちらのページでグラフを交えて解説していますので、高齢医学/高齢診療科の中の人がどんなことを考えているのか?が気になる方はぜひご覧ください。
2021年7月1日木曜日の18時30分から当院第3病棟8階カンファレンスルームで今年1回目の医局説明会を開催しました。
神﨑恒一教授と井上慎一郎先生による高齢医学・高齢診療科の解説や初期研修制度に関するFAQ、今後のキャリア形成に関するお話に加えて、今年は新入局者として湯川奈緒子先生のプレゼンテーションと、ZOOMによるOB・OG医師の質疑応答もあり、盛りだくさんの内容となりました。
高齢医学は随時初期/後期臨床レジデント・大学院生の入局希望者を募集しています。高齢者の診療や研究に興味をお持ちの方であれば、出身大学や在籍診療科/研究機関を問わず見学を受け入れていますので、参加を検討される方は下記の連絡先までお気軽にご相談ください。
当院公式Webサイトの総合研修センター内の募集、見学、説明会情報にも情報を掲載していますのであわせてご覧ください。
2021年5月13日~15日にWeb開催されたAmerican Geriatrics Society Annual Meeting 2021で以下の演題発表を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響でAmerican Geriatrics Society Annual Meeting 2021もWeb開催となっており、その様子はハッシュタグ #AGS21で知ることができます。対面での議論ができないことは残念ですが、当教室としても新しい様式に対応した研究発表を進めていく予定です。
2020年度に高齢診療科での研修を終えた初期研修医の先生の回答を集めた「初期研修向上アンケート」の集計結果を、わかりやすくまとめた解説動画を作成しました。結果の解説ページと合わせてご覧いただければと思います。
2021年4月24日(土)に Web開催された老年医学スプリングセミナー2021で使用した杏林大学高齢診療科の紹介動画を公開しました。
当科の特徴をわずか1分でまとめているので、興味をお持ちの臨床研修医の方、医学部医学科学生の方はぜひご覧ください。
2021年3月14日(日曜日)に令和2年度の学位記授与式が行われ、当教室の大学院生 宮本孝英医師が医学博士を授与されました。
学位論文は「医療・介護関連肺炎を罹患した認知症高齢者における誤嚥性肺炎発症に関連する誤嚥評価因子の検討」で、認知症病型・病期別の肺炎発症予測スコアを開発しました(現在、検証中)。
宮本孝英医師は「日常診療における漠然とした疑問を、学位論文研究を通じて具現化することができ、大変勉強になりました。この経験は、自身の人生を彩る重要なバックボーンになると思います。神﨑恒一教授、海老原孝枝准教授および医局員の先生方を初めとする関係者のお陰と、心より感謝申し上げます。」と話しています。
引き続き、当教室は、高齢者診療から湧き出る疑問を研究を通して解き明かして参ります。