杏林大学医学部付属泌尿器科教室 Kyorin University Hospital Urology.

症状 副腎に腫瘍を指摘された。


副腎という臓器は、腎臓の上に存在しており、血圧を調節するなどの多数のホルモンを分泌しています。そのため、多彩な病状(高血圧、肥満、糖尿病など)を呈し、治療が不十分であれば生命に危険が及ぶこともあります。確実な診断をした後に、適切な治療を行うべきです。

一般に副腎腫瘍には、皮質腺腫である原発性アルドステロン症・クッシング症候群・内分泌非活性腫瘍、髄質腫瘍である褐色細胞腫・神経芽細胞腫、その他、副腎皮質過形成・副腎癌・副腎嚢胞・骨髄脂肪腫・神経鞘腫・血管腫などがあります。

手術が必要と診断された場合、悪性腫瘍以外では、腹腔鏡下でおこなうことが一般的になっています。担当の医師に相談してみて下さい。

この場合の病気・疾患
副腎腫瘍
関連情報
腹腔鏡下手術