耳鼻咽喉科・頭頸科概要・特色

診療科長からみなさまへ 診療科長からみなさまへ

診療科長/教授 齋藤 康一郎 診療科長/教授
齋藤 康一郎

“より快適な毎日”をご支援します

耳鼻咽喉科領域の病気は、機能面・整容面の両者で患者さんのQOLに大きく影響します。われわれスタッフの介入により、患者さんやご家族が、より快適な毎日を送れるよう、努力しています。また、標準治療の一歩先、を目指し、受診される方々のニーズに応えるべく、患者さんやご家族の訴えひとつひとつに耳を傾ける態度を大切に、きめ細やかで良質な医療の提供を目指しています。

当診療科の特色

耳鼻咽喉科、頭頸部外科全般を網羅し、地域の要望に応えられる体制をとっています。頭頸部、耳、鼻に対する手術治療を中心に診療を行っている一方で、音声機能障害、嚥下障害に対する診断と治療は国内でも先進的な機器や技術を備え、地域でも中心的な役割を担っています。

H29年度から耳管開放症重症例に対する治療を開始し、H30年度から小児の気道疾患に対する専門外来も開設しました。さらに、声帯溝症への声帯内筋膜移植術や、喉頭軟弱症に対する声門上形成術、反回神経麻痺に対する神経吻合術も開始し、積極的に行っています。当科ならではの綿密な補聴器の調整や顔面神経麻痺の新たな診断法開発も行っています。嚥下外来(摂食・嚥下センター)では,最新の高解像嚥下圧検査装置を導入して精度の高い嚥下機能診断を行い、病態に応じた嚥下指導や嚥下手術(嚥下機能改善手術や誤嚥防止手術)を行なっています。甲状腺疾患に対しては、国内ではまだ認定施設が少ない、首に傷を残さない内視鏡補助下甲状腺手術(Video-assisted neck surgery, VANS法)の施設認定を受け、患者さんの高いQOLを保った治療に努めています。

取り扱っている主な疾患

  • 腫瘍:耳、鼻、咽喉頭、甲状腺、唾液腺など頭頸部領域の良性・悪性腫瘍
  • 耳:外耳・中耳疾患(耳管開放症、急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、耳小骨連鎖離断)、内耳疾患(突発性難聴、外リンパ漏、メニエール病、遺伝性難聴、機能性難聴)
  • 鼻:慢性副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、鼻アレルギー など
  • ノド:声帯ポリープ、声帯結節、ポリープ様声帯、声帯麻痺(含反回神経麻痺)、声帯萎縮、声帯溝症、喉頭乳頭腫、声帯白板症 などの音声喉頭疾患や嚥下障害 など
  • その他:顔面神経麻痺 など

診療体制

<外来>
外来診療:午前に初診・再診外来、午後に専門外来(小児気道外来のみ火曜午前)の診療を行っています。専門外来については、初診・再診外来から予約を受け付けています。外来の詳しい曜日は外来担当表をご参照ください。

<入院>
病棟診療:耳鼻咽喉科疾患全般に経験を積んだ専門医が指導医となり、研修医とともにチームで診療に当たっています。

フロアガイド

受診される患者さんへ 新型コロナウイルス感染症に伴うお願い

先進的な医療への取組みに
ついて

  1. 頭頸部癌に対する機能温存手術
  2. 内視鏡補助下甲状腺手術(Video-assisted neck surgery, VANS法)
  3. 耳下腺良性腫瘍に対する審美的切開手術(face lift incision, retro auricular incision)
  4. 内視鏡・ナビゲーションガイド下の鼻副鼻腔・頭蓋底手術
  5. 鼻中隔前弯曲に対する鼻中隔外鼻形成術(open septorhinoplasty)
  6. 反回神経麻痺に対する静的(声帯内注入術、喉頭枠組み手術)・動的(神経吻合術)再建機能外科治療
  7. 加齢変化に伴う音声障害に対する治療(音声治療や日帰り手術など)
  8. 喉頭乳頭腫などに対する日帰りレーザー手術
  9. 高齢者の補聴器調整
  10. 耳管開放症重症例に対する耳管内コラーゲン注入
  11. 高解像嚥下圧検査装置を用いた精密な嚥下機能診断
  12. 小児の気道疾患に対する専門的な診断と治療
  13. 遺伝性難聴の診断
  14. 顔面神経麻痺の新たな診断法の開発

先進的な医療への取組み

症例数・実績

入院診療の実績(平成30年度)

一般外来患者数合計25,000名、入院患者合計933名

症例数・実績