眼科(アイセンター)概要・特色

診療科長からみなさまへ 診療科長からみなさまへ

診療科長/教授 井上 真 診療科長/教授
井上 真

幅広い総合診療のもと高度な医療を

杏林アイセンターは「眼科のあらゆる疾患に対して高い水準で対応する」という目標のために、本邦初の眼科総合診療センターとして平成11年の新外来棟建築とともに開設され、早20年以上の歴史があります。

近年の医学の進歩に伴い眼科学は細分化・専門化が進んでいますが、専門分野だけに特化するのではなく、幅広い眼疾患を網羅することで全ての患者さんに高度な医療を提供するのが我々の理想であり、アイセンターたる所以です。特に網膜硝子体疾患においては国内でも有数の症例数を誇っていますが、得意とする分野を偏らせることなく、どのような病気の患者様にも対応し、眼科救急患者受け入れ体勢を含めた診断から治療までできることを目標とし努力しています。

当診療科の特色

杏林アイセンターは網膜硝子体、角膜、白内障、緑内障、眼炎症、眼窩・腫瘍疾患、黄斑外来(加齢黄斑変性)、眼窩・涙道・腫瘍疾患、神経眼科小児眼科、ロービジョンケアに特に力を入れており、各専門外来を開設しています。同時に私達スタッフは診療、医師の教育訓練の面で一般眼科学の重要性を強く意識しており、あらゆる領域で第一線の知識と診断治療をご提供できるようにと心がけております。

また杏林大学病院の特徴の一つに救急医療がありますが、眼科救急患者の受け入れにおいても外来、手術室、病棟が三位一体となって緊密な連携を取ることが出来るアイセンター機能を活かし、迅速に対応を行っております。

取り扱っている主な疾患

白内障、緑内障、角膜移植、網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑疾患、ブドウ膜炎、視神経疾患、斜視・弱視、ロービジョンなど、あらゆる疾患を幅広く網羅し診療しています。

診療体制

”眼科のあらゆる疾患に対して高い水準で対応する“ことを基本理念に幅広い眼疾患を網羅し、一般外来に加え約10部門の専門外来を開設しています。中途失明や低視力の方々のリハビリ・社会復帰へのサポートをするロービジョン外来や糖尿病内科専門医と連携した糖尿病網膜症外来など特色ある外来も併設しています。

病棟では手術患者さんを中心に執刀医、専門医と専攻医でチームを組んで診療に当たっています。

フロアガイド

【医療機関の皆様へ】新型コロナウイルス感染症対策に係る杏林アイセンター診療制限緩和のお知らせ

受診にあたり新型コロナウイルス感染拡大予防のためのお願い

新型コロナウイルス感染拡大予防に係る眼科(アイセンター)予約変更、処方箋発行について

眼科初診についてのお願い

先進的な医療への取組みに
ついて

  • 角膜移植:アイバンク提供が少ない現状と待機患者の増加に対応するため輸入角膜を利用した角膜移植手術を行っています。
  • 特殊な白内障手術: 多焦点眼内レンズ、トーリック眼内レンズなどの付加価値眼内レンズを適応を検討した上で施行しています。
  • 低侵襲硝子体手術: 術中OCTや3D手術システムを導入し、患者さんへの負担が少ない手術を目指しています。
  • 加齢黄斑変性症に対する治療: 抗VEGF療法第一選択に施行していますが、病態によって光線力学療法や温熱療法も検討しています。
  • 難治性ぶどう膜炎の治療: 難治症例に対して免疫抑制剤、抗TNFα製剤やメトトレキセート剤、ヒト型抗TNFαモノクローナル抗体製剤などを用いて治療しています。
  • 最先端画像診断機器: 最新の光干渉断層計(OCT)であるSwept-source OCTやOCTアンギオグラフィーを早期に導入しています。
  • 特殊な斜視手術: 強度近視に伴う固定内斜視や比較的治療困難とされる非共同性斜視に対して積極的に手術矯正を行っています。
  • 緑内障手術:低侵襲手術であるiStentやカフークデュアルブレードなどを用いた線維柱帯切開術や、眼圧下降が不十分な方にアーメド緑内障バルブを用いたチューブシャント手術をおこなっております。

先進的な医療への取組み

症例数・実績

外来患者数(令和元年度)

総数 67,418人

入院診療の実績(令和元年度)

症例数・実績