概要

Windows11のセットアップ方法について、本ページにまとめましたので、参考情報としてご活用ください。

  • 各部署の管轄PCで、OSやソフト定期的に更新されていないPCが散見されます。定期的な更新がされないと、新たに発見される脆弱性( =セキュリティ上の弱点 )に対する対策ができず、マルウェア・詐欺等のサイバー攻撃を受けやすくなります。攻撃により個人情報や機密データが漏洩した場合、社会的信頼の失墜や金銭的負担の発生等、学園全体に与える被害は甚大です。OSやソフトの更新は定期的に行ってください。

Windows11のセットアップについて

1. セットアップの操作方法

まずPCを起動し、画面の指示に従ってセットアップしてください。ご不明な点があれば、下記リンク先を参照してください。インターネット接続が必要です。

途中でMicrosoftアカウントが求められます。杏林メール(KS・KSOT・学生メール)は利用できません。Microsoftアカウントをお持ちでない場合は、新規作成してください。
このとき利用したMicrosoftアカウントのパスワードや認証情報は、セットアップ後も必要です。PCの利用中にMicrosoftアカウントへのサインインを求められることがあります。

それが望ましくない場合は、セットアップ後にMicrosoftアカウントと紐づかないユーザーを改めて作成し、セットアップ時のユーザーを削除することで、
Microsoftアカウントへのサインインを求められることがなくなります。操作方法は下記マニュアルをご参照ください。

2. 【三鷹キャンパスのみ】IPアドレス申請について

三鷹キャンパスでインターネットへ接続するには、端末ごとに異なるIPアドレスが必要です。新規IPアドレス発行をご希望の方は、申請方法等をリンク先にてご参照ください。

3. ウイルス対策ソフトについて

Windows11に標準搭載されているMicrosoft Defenderのままでもセキュリティ上問題ありませんが、総合情報センターでもウイルス対策ソフト「ウイルスバスター Apex One」の用意があります。申請後、スタッフがインストールに伺います。申請方法は、リンク先をご参照ください。

4. Officeについて

A3ライセンス保有者(学生・専任教育職・大学本部に所属する事務職員等)が利用するPCは、専有・共有に関わらず、新規購入せずにOfficeをご利用いただけます。A1ライセンス保有者(病院職員・非常勤職員等)が利用するPCは、法人向けOfficeを購入してください。いずれも詳細は、リンク先をご参照ください。

5. BitLocker(ビットロッカー)について

BitLocker(ビットロッカー)とは、PC内のHDD/SSD等のストレージを暗号化するセキュリティ技術です。標準では有効になっています。
※PCのOSやハードウェアの条件によっては搭載されていないことや、有効になっていないこともあります。

有効になっている場合、OSの不具合やサインインの失敗、ハードウェア構成の変更等によって、48桁の回復キーの入力を求められる可能性があります。
その際、回復キーが入力されるまで、そのPCは全く利用できなくなります。

総合情報センターへ「回復キーがわからない」という相談が多く寄せられていますが、解決は困難です。下記リンク先を参照し、各自で把握・バックアップをお願いします。

BitLocker(ビットロッカー)は、PCの盗難・紛失が起こった際の非常に強力なキーになる反面、管理が難しいため、個人の管理のもと無効にすることもできます。
各自の判断でご利用ください。

6. OneDriveについて

Windows11は、自動的にセットアップに利用したMicrosoftアカウントのOneDriveと「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」のデータが同期されるようになっています。
その場合、5GBまでしか利用できないため、保存されているデータ容量によっては、「OneDriveに十分な空き領域がありません」という警告メッセージが表示されます。

OneDriveを利用しない場合には、セットアップ完了後にオフにすることができます。
オフにする場合は、下記リンク先の「コンピューターから OneDriveのリンクを解除する」の操作を行ってください。