より正確な診断と治療を可能にするために
最先端医療機器とそれを使いこなす技師、そして医師との連携

医療の進歩は著しく、治療法や検査方法も進化しています。それに伴い、
医療機器も常に新しいものが開発され、手術や検査もより高度な技術が求められるようになりました。
当院は、可能な限り最先端の医療機器を導入し、充実させることを怠りません。

より正確な診断と治療を
可能にするために
最先端医療機器とそれを使いこなす技師、
そして医師との連携

医療の進歩は著しく、治療法や検査方法も進化しています。それに伴い、医療機器も常に新しいものが開発され、手術や検査もより高度な技術が求められるようになりました。
当院は、可能な限り最先端の医療機器を導入し、充実させることを怠りません。

ここまで進歩した!最先端機器はこう違う
当院の最先端医療機器紹介

従来のマルチスライスCTによる断層画像(左)と
の比較。
超高精細CT画像(右)の鮮明さが際立つ

世界に先駆け導入、
より高精細な画像撮影が可能

新型超高精細CTスキャナ装置「Aquilion Precision」。2017年に世界に先駆け導入。従来最も薄いとされていた撮影スライス厚0.5mm間隔の半分となる0.25mm間隔の検出ができる。一度に広範囲の高精細な画像撮影が可能。

心臓の機能を立体的に自動解析

超音波診断装置「EPIQ CVx」。心臓の左心室、左心房の大きさや機能を3Dで立体的に自動解析することができる。この装置によって、従来より正確に心機能を評価することが可能となったほか、検査時間も短縮することができる。

悪性腫瘍部位の正確な特定、照射が可能

高性能放射線治療システム「エレクタバーサーHD」。放射線照射の対象となる悪性腫瘍の部位を、従来システムより正確に特定し、照射することが可能。これにより、周囲の正常組織への影響を軽減し、治療の効果を高めることが期待される。

3次元映像でより精密な眼科手術を

2017年に世界に先駆けて導入した、眼科用リアルタイム映像システム(NGENUITY®3Dビジュアルシステム)。手術顕微鏡の画像をHDRカメラで撮影し、デジタル高解像度3D 4Kモニターで立体的に映すことで、繊細な眼底組織をこれまでになく鮮明に、奥行きをもって映し出すことができる。より精度の高い治療と、眼に負担の少ない手術が可能に。

なぜ当院では最先端医療機器を
積極的に導入しているのか

なぜ当院では
最先端医療機器を
積極的に導入しているのか

患者さんの身体の状態を正確に捉え治療するためには、最先端機器の導入が必要不可欠です。最先端機器を備え、それを使いこなし、常に高度な医療を提供し続けていくことは、「患者さんと真摯に向き合うための使命」であると、考えています。

放射線部 部長(放射線科 診療科長)
横山 健一

当院には、多くの放射線診断医(画像診断医)が在籍し、患者さんへの負担が少なく放射線被ばくを抑えた検査の遂行、適切な検査方法の選択や実行による迅速な診断、全ての臓器分野における高いレベルの画像診断や各診療科への情報提供を行っています。
また、診療放射線技師や看護師など多くのメディカルスタッフと連携しながら、患者さんにとって優しく質の高い医療を提供しています。

技師と医師とは、 強い信頼関係で結ばれて
います

技師と医師とは、強い 信頼関係で結ばれています

質の高い医療の実現のためには、最先端機器を導入し、使いこなすだけでなく、“技師”と“医師”との連携も重要です。当院のメディカルスタッフは互いに切磋琢磨し、よりよい医療につなげています。

質の高い医療の実現のためには、最先端機器を導入し、使いこなすだけでなく、“技師”と“医師”との連携も重要です。当院のメディカルスタッフは互いに切磋琢磨し、よりよい医療につなげています。

豊富な経験と高度な知識と
専門性を持つ多くの技師がいます

数字で見る
当院の技師

最新の機器を取り扱うには、高度な知識と専門性が必要であり、技師の技量が試されます。独自の研究に加え、医療機器メーカーとの共同研究も多数行っており、得られた知見や成果は積極的に学会等で発表し、国内外の技術の向上に寄与しています。

認定資格保持数

資格名 取得人数
第一種放射線取扱主任者 11
マンモグラフィ技術認定資格 11
X線CT認定技師 8
放射線管理士 6
血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 4
放射線機器管理士 3
MRI専門技術者 3
救急撮影認定技師 2
胃がん検診専門技師 2
放射線治療品質管理士 1
放射線治療専門技師 1
肺がんCT検診認定技師 1
その他各種資格保有多数

当院の技師による
学会発表・講演数 (2022年度実績)

学会などの講演発表 : 34題(海外学会4演題含む)
講演 : 20講演
雑誌投稿 : 5講演
論文執筆 : 4講演
著書 : 1講演

付加価値の高い
検査・治療を提供するために
放射線部 技師長 中西 章仁

患者さんに優しく付加価値の高い検査・治療を提供しています

特定機能病院として、安全で質の高い放射線検査を実践していくために、計画的に放射線装置の整備を行っています。最新の設備を導入することで、先進医療で求められる画像提供に高次元で柔軟な対応が可能となりました。
低被ばくの観点からも患者さんに優しい検査・治療を行っています。

医師と連携し、高い成果を挙げています

当院の放射線技師は、医師と連携し、お互いに提案し合える環境が築けています。例えば、放射線治療では、治療計画を専門医と技師とで行っています。また、検査領域では、放射線科の医師と各診療科の治療貢献につながる事を目標に運用に取り組んでいます。各診療科に最新装置の特徴や性能等を説明し、様々な要望に対し定期的なカンファレンス、ミーティング等を通し、画像支援や治療支援を行っています。
この他、学術・研究活動も活発に行い、国内外の学会で多くの演題が採択されています。