■介護「施設」まるわかり一覧
さらに複雑なのが、施設の種類です。ここでは、医療依存度と介護度によって、イメージしやすいようにマッピングしてみました。
- @介護療養型医療施設
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慢性疾患など、療養が必要な要介護高齢者のための施設で、特養や老健よりも医療や看護に重点を置いたサービスを提供する施設。介護保険が適用される施設と、医療保険が適用される施設の2種類がある。
- A介護老人保健施設
- 略称「老健」。病院と自宅の中間的な施設。
- B特別養護老人ホーム
- 略称「特養」。身体上または精神上に著しい障害があり、常時介護が必要な高齢者が多く入居し、終の棲家となることも多い施設。
- C介護付有料老人ホーム
- 介護サービス・スタッフを抱える施設。
- D住宅型有料老人ホーム
- 外部の介護サービスを契約して利用する施設。
- Eサービス付き高齢者向け住宅
- バリアフリー化や一定の居室面積を持ち、安否確認・生活相談サービスも提供する賃貸住宅。在宅介護サービスの事業所が併設されているケースも多い。
- Fグループホーム(認知症対応型共同生活介護)
- 認知症の高齢者を対象にした小規模施設。
- Gケアハウス
- 居宅生活が困難な人向け。A型(食事付き)、B型(食事なし)、ケアハウス(介護付き)の3種類。
- H健康型有料老人ホーム
- 介護の必要がない人を対象とした施設。
- Iシニア向け分譲マンション/ケア付き高齢者住宅
- バリアフリー化された分譲マンション。区分所有権が得られるため、相続も可能。