コミュニケーションと合わせて進めたいのが、介護に関する基礎知識を得ること。
「基礎知識編」でもわかりやすく簡単にまとめていますが、まずは介護者の方がお住まいの自治体等が発行する「介護保険のてびき」を手に入れましょう!
■「介護保険のてびき」とは・・・
自治体や介護事業関連団体が発行している「介護保険に関わる冊子」のこと。
これを読むだけでも、何から始めてよいのかわかる一冊です!
三鷹市・武蔵野市・調布市・杉並区・世田谷区の冊子は、男女共同参画推進室にあります。すぐに入手が難しい方、
どんなものか見たいという方はぜひお立ち寄りください。
■暮らし方を考える
介護はある日突然やってくる!というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、ケガをして…ということはありますが、ケガをするようになるのは突然のことではありません。足腰が弱るというちょっとした変化に気づいていないだけなのです。
◆介護の始まりは「暮らし方を考える」ことから!
親の足腰の変化を感じたのは、椅子を利用することが多くなったことからです。
和室の畳に座ることがなくなり、ソファや椅子に座ることがほとんどでした。次第に外出時の玄関での立ったり座ったり…が辛そうに見え、踏み台や手すりを付けたことが、今思えば介護の始まりだったように感じます。
そのうち、お風呂やトイレ掃除が大変だ…というようになり、ホームヘルパーに頼むようになりました。
◆あなた自身ができることから始める!
親が買い物で飲料水やお米など、重いものを買うのが大変だと言い始めました。そこで、私がインターネットや通信販売を利用して、買い物をしてあげたところとても喜びました。今では、親自身がインターネットを上手に活用するようになりました。