一口に介護と言っても、介護が必要な方の状況により、その準備や対応はいく通りにもなります。100人いれば100通りの介護がある。まずはあなたが介護する可能性のある方について、どの程度知っているか、そしてあなた自身が介護についてどの程度知っているか、チェックしてみましょう。

介護準備チェックリスト

■将来あなたが介護する可能性のある方について
□ 半年以内に顔を見ている
□ 経済状態をだいたい把握している
□ かかりつけの病院を知っている
□ 服用している薬を知っている
□ どんな暮らし方が理想の老後生活だと思っているのかを知っている
□ 友人を三人以上挙げられる
□ どんな介護サービスを受けたいか話したことがある
□ 銀行口座などの重要書類の保管場所を知っている

どのくらい被介護者のことを知っていましたか。被介護者のことを知るには、なんといってもコミュニケーションが大切です。とはいえ突然、銀行口座の話をしたら、相手は驚くでしょう。いざという時に困らないよう、常日頃からのコミュニケーションをこころがけましょう。

■あなた自身について
□ 介護保険の認定の有無、介護度について知りたい →基礎知識編
□ 所属先の介護に関わる支援制度について知りたい →制度一覧
□ 地域での介護に関する相談先を知りたい →地域包括支援センター
□ 介護施設にはどのようなものがあるか知りたい →施設まるわかり一覧

介護の備えは、「被介護者のことを知ること」「介護に関する知識を得ること」から始まります。まずは、コミュニケーションについて考えてみましょう。

■パーソナルコミュニケーション

介護においては、あなたがかかわりを持つ方が沢山います。そして、その一人ひとりとの日頃のコミュニケーションの蓄積が、いざという時の力になります。兄弟姉妹と親の様子を共有したり、またちょっとした親の変化をパートナー、職場の人たち、親の友人やご近所の方々に伝えたりしておくことが、介護をスムーズに進めるカギになります。

◆コラム:こんなことありませんか?「傾聴のススメ」

親からの長電話につきあいきれない…
何度も繰り返される同じ話にほとほとあきれる…
そんな時におススメするのが「傾聴」です!

傾聴とは、「相手の話に耳を傾け、表情や態度をよく観察し、共感しながら聴くこと」です。相手の言ったことを繰り返して調子を合わせることで「聞いてもらえた」と感じます。目を合わせることで、安心感をもってもらえます。また、認知症になると、相手の表情を読み取る力が衰えてきますが、笑顔だけは認識できたという研究があります。介護をする人は時間に追われ、心労も増え、どうしても笑顔が少なくなります。しかし、笑顔は薬だと思い、同じことを繰り返し話す家族にも笑いかけながら傾聴してみてください。傾聴をおこなうことで、難聴や認知症の高齢者にとって、大きな精神的安らぎとなり、生き生きとした日々を送ることにつながります。

それでも困った時は・・・
男女共同参画推進室へ、お気軽にお越し下さい。

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