研修医・指導医の声

研修医の声

吉野 優一

2020年 他大学卒業

杏林大学病院は多摩地区唯一の大学病院の本院です。専門性の高い希少な疾患が比較的多いほか、高度救命救急センター、総合周産期母子医療センターなどを備えており、救急医療に強いのが特徴です。特に重症熱傷、スーパー母体救命などが経験できるのは当院ならではです。一方で周辺に大きな病院がない立地からCommon diseaseも多く、市中病院のような側面も持っています。

また当院独特の魅力として、出身大学の隔たりがないとても親しみやすい雰囲気があります。大学病院でありながら他大学出身の医師が多く在籍しており、研修医も同様に国立・私立、地域を問わず様々です。私自身が他大学の出身ですが、研修医・上級医との間で出身大学による壁を感じたことはありません。唯一困ってしまったことは、院内が迷路のように入り組んでいるため、道を覚えるまでが大変なことでしょうか(笑)。

疑問や不安があるときにすぐに誰かに相談がしやすい環境というのも当院での初期研修の魅力の一つです。研修医生活が始まってからは様々なことで困惑することが多々ありますが、同期の研修医が多くいるほか、上級医の層も幅が広いため、日頃の医療の疑問から今後の志望科の相談まで、頼れる相手も多くて実に心強い研修環境だと思います。

杏林大学病院では、大学病院と市中病院のいいとこ取りをしたような環境の中で研修生活を送ることができます。

ぜひ一度当院に見学にいらしていただければ、この魅力をお伝えできると思います。

 

 

佐藤 英里

2020年 杏林大学卒業

私は杏林大学を卒業し、2020年4月に当院で初期研修を開始しました。

当院は高度救命センターや総合周産期母子医療センター、脳卒中センターを持ち、特定機能病院として救急対応や高度医療に携わっている一方で、周囲に大きな病院がないことから地域の中核病院としての役割も担っています。そのためCommon diseaseから専門性の高い疾患まで幅広い症例に触れることができます。

当院の初期研修は麻酔科2か月、3次救急2か月、1・2次救急2か月が必修であり、初期診療から全身管理までしっかりと学ぶことのできるプログラムになっています。私は学生時代から周産期医療や集中治療に興味があり、上記のような点に魅力を感じて当院で研修をすることに決めました。

研修医の人数が多く、手技や症例の取り合いになるのではと不安に思う方もいらっしゃると思いますが、全く困ることはありませんでした。むしろ興味のある分野や手技に関われるよう調整してくださり、思っていた以上の様々な経験ができました。

また、初めての手技や診療を1人で行うことはなく、上級医監督の下で行うため安心して取り組むことができます。一方で、救急外来では研修医がファーストタッチを担当してアセスメント・プランを立て、上級医と相談しながら診療を進めていくため、緊急疾患を見抜く力や対応力を磨くことができます。

当院は安心できる環境の中で様々な症例を経験し、研修医に必要な能力を充分身につけられる環境であると思います。是非一度、見学にお越しいただき、当院の雰囲気を感じていただければと思います。

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指導医の声

田代 祥一

リハビリテーション科

研修で大切なものはどんなことだとお考えでしょうか。それは皆さんの40年前後はあるだろう医師人生をどのように豊かにしてゆくかという問いにつながるでしょう。医師としての器を形成するため方策を、少し時間をかけて考えてみてください。

偏りなくさまざまな疾患に触れること、これはおそらく正解でしょう。正しい知識を持ってしっかりと希少な疾患に向き合うこと、これも将来難解な症例に出会われたときに最適な選択を見出す上で有用でしょう。教育や研究、資格取得といった医師人生に彩りを添えるものを見聞きすること。学生の時にさんざん見てきたようでも、180度立場を変え、自分の身に起こることとして考える機会は貴重です。これらに加えて、時に安らげる環境も実はとてもたいせつです。なぜなら皆さんはほどなくして自分の適性を見出して将来の進路を決めてゆかなければならないからです。三鷹の適度な自然と都会性、数多くの同期の存在、当院のずいぶんしっかりした労務管理は、頭を休めて思索の時間を取る助けとなってくれるでしょう。こうした種々の豊かさを持つ環境があるだけでなく、多摩地域唯一の大学病院・本院で、種々の高度医療センターを擁し、Common diseaseから希少疾患までの診療を死角なく行う杏林に勝る環境はなかなかありませんよ。

私の所属するリハビリテーション科も、「生活」という側面から患者さんのこれからの身体機能で可能なことを見定め、多職種から成るチーム医療でなんとかする、というアプローチを採ります。病気を治すという観点からは90度ずれた、変わった物の見方に触れることも皆さんの将来の診療に深みをもたらすものかもしれません。