感染症科フェロー(医員)募集 卒後6年目(内科専門研修修了後)以降対象

杏林大学医学部付属病院感染症科では感染症フェロー(医員)を募集しております

◇ 対象 ◇

内科専門研修修了後または修了予定の方(卒後6年目以降)


 当院は日本感染症学会の認定研修施設(2007年3月31日認定)として、感染症専門医の育成に力を注いでおります。内科を含めた基礎領域の専門医取得後、感染症専門医の取得を目指す若手医師のサポートを行います。院内の女医復職支援制度を利用した、勤務時間の調整も可能です。


 感染症科フェロー(医員)プログラム


研修プログラムの特徴
 杏林大学医学部付属病院感染症科では、EBMとベッドサイドでの診察を重視した、北米型の感染症専門研修を目指しています。外来診療に加え、年間500例程度の院内コンサルト、1500例程度のAST介入、感染管理も含めて、General ID(総合感染症医)としての素養を身につけ、世界に通用する感染症専門医の育成を行います。
研修プログラム概要
◆概要
 感染症指導医とのマンツーマン体制で、新規のコンサルテーションから、併診、外来フォローまで包括的に対応することによって、疾患の初期のプレゼンテーションから改善の経過も含め、全体像を学習する。感染症の知識だけでなく、総合内科医的な考え方、患者の社会背景も含めた全人的なアプローチの重要性を経験する。

◆到達目標/ 評価
・指導医のバックアップが必要な状態から、一般病院で感染症科を立ち上げることができる程度のスキルの獲得を目指す。
・3年間の認定研修施設での研修、論文発表1篇、学会発表2篇を通して、感染症専門医を取得する(専門医制度規則)。
◆教育・診療体制
・実際の症例を通したベッドサイドでの学習を基本とする
・感染症学会総会、東日本地方会を中心とした学会発表、Tokyo infection conference、EBICP勉強会から、教育協力病院との多施設カンファレンスを含め多数のプレゼンテーション、症例発表の機会あり
Infectious Disease Board ReviewHarvard Online Courses等のオンラインリソースを使用した座学の機会も
研修スケジュール(例)
  午前 午後
病棟コンサルト回診 ASTラウンド
新患コンサルテーション
病棟コンサルト回診
ASTラウンド
ICTカンファ
新患コンサルテーション
病棟コンサルト回診 ASTラウンド
新患コンサルテーション
病棟コンサルト回診 ASTラウンド
ICTカンファ
HIVカンファ(月1回)
新患コンサルテーション
病棟コンサルト回診 ASTラウンド
新患コンサルテーション
主なレクチャー:薬剤部講義、抗菌薬講義、感染管理講義、感染診療に関わるWEB講義等(例:Infectious Disease Board Review/ The George Washington University School、Infectious Diseases in Adults/Harvard Online Courses 等)
研修期間
開始時期、期間については相談に応じます 。
見学・応募について
見学は随時受け付けておりますので、ご興味のある方は下記までご連絡ください。
見学・応募先:嶋崎鉄兵(シマサキ テッペイ)  shimasaki_t@ks.kyorin-u.ac.jp
当科フェロー(医員)の声
作成中
フェロー実績
◆堀内正夫 (令和3年4月~6月在籍) 
 現 東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科

◆岸田季之 (令和4年4月~令和5年3月在籍) 
 現 東京大学医学部附属病院 感染症内科