抗菌薬適正使用支援チーム(AST:Antimicrobial Stewardship Team)

 

抗菌薬の適正使用には「適切な診断」「外科的処置(ソースコントロール)」「抗菌薬の選択」「用法用量」「投与期間」「De-escalation」が必要です。

ASTは上記項目について院内横断的に監視し、能動的に介入するチームで、医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師を含む多職種で構成されます。杏林大学病院では年間約2000症例への介入を行っており、個々の症例に合わせた治療を提案し、主治医グループと共に感染症の治癒を目指します。

 

 




杏林大学医学部付属病院 感染制御部 
 吉田 博昭(感染制御専門薬剤師/抗菌化学療法認定薬剤師)



 


ASTラウンドの様子