日々の臨床業務を行っていると様々な疑問が出てきます(治療方針を決めたいのにガイドラインに書いていない…!、どうしてこの癌種は化学療法が効きづらいんんだろう…、ある薬がよく効く人と効かない人がいるのは何でだろう…etc.)。これらの疑問を突き詰めて研究を行っています。
臨床研究
(準備中)
基礎研究
細胞生化学、分子生物学の観点で明らかにしていくために細胞株を用いた研究を行っています。研究テーマによっては流産や手術検体などの臨床検体やマウスを用いた研究を行うこともあります。実験手法としては、Western blottingや免疫染色、Flow cytometry、real-time PCRなどを用いています。産婦人科研究室で所有している検査機器の他、質量分析計や次世代シークエンサーなどは医学研究科共同研究施設を使用することもできます。
直近では、
・令和3年度大学院卒業 渡邉 百恵(助教)
Azurocidin is associated with dienogest-resistance for ovarian endometriotic cysts
(Azurocidinは卵巣内膜症性嚢胞のディナゲスト抵抗性と関連する)
・令和4年度大学院卒業 竹森 聖(助教)
卵巣明細胞癌におけるメトホルミンの抗腫瘍効果
・令和4年度大学院卒業 尾坂 真(医員)
ヒト絨毛細胞モデルに対するInsulin-like growth factor-1とProgranulinの作用
などがあります。