学会シーズン到来

5月12日から5月14日まで開催された第75回日本産科婦人科学会学術講演会を皮切りに2023年度の学会シーズンが始まりました。

2023年度は東京国際フォーラムで開催されたこともあり、当医局からは内海先生、小島先生、浅野先生、石川先生、西尾先生、片山先生、佐藤先生、澁谷先生、森定先生、田嶋先生、谷垣教授ら多数の医局員が発表し白熱した議論がなされました。

続いて、第405回東京産科婦人科学会例会(5月12日@東京都千代田区)、日本超音波医学会第96回学術集会(5月27日~5月29日@さいたま市)、第64回日本臨床細胞学会総会春期大会(6月9日~6月11日@名古屋市)、第29回日本遺伝性腫瘍学会学術集会(6月16日~6月17日@高知市)など、多数の学術集会に各々の医局員の興味・関心に合わせて演題発表を行いました。

また6月17日、18日に第145回関東連合産科婦人科学会総会・学術集会は当医局の小林陽一教授を大会長として都市センターホテル(@東京都千代田区)で開催しました。症例検討「子宮筋腫を再考する」では産婦人科診療でcommon diseaseである子宮筋腫を腫瘍・周産期・生殖の視点から領域を超えて会場を巻き込んだ議論を行い、「VRで鉗子を引こう!」ではVR(Virtual Reality)ゴーグルを装着し鉗子分娩の臨場感を体験した後にシミュレーターを用いて実際に鉗子分娩を経験するなどユニークなセッションを多数開催し大盛況のうちに終了しました。

また、当学術集会では4年ぶりに若手優秀演題賞発表・表彰式を懇親会形式で開催し、受賞した若手産婦人科医の功績を皆の大きな拍手で称えました。当医局の古間菜穂美先生も「当院での前置胎盤症例における癒着胎盤の評価を目的としたMRI検査の後方視的検討」で受賞しました。おめでとうございます!

これから7月にも周産期・新生児医学会、婦人科腫瘍学会など各領域の学会が開催される予定です。産婦人科を考えている学生、研修医の先生方で学会の雰囲気を体験したいと思った方はぜひお問い合わせください。