ハワイ大学医学教育学教授 Richard T. Kasuya先生講演 「Kyorin Grand Rounds」 開催
2026年6月10日(水)に医学部教職員、医学部学生および大学院生を対象とした『Kyorin Grand Rounds』が三鷹キャンパス 大学院講堂およびZoom配信にて開催されました。
杏林大学医学部では、海外の医療研究者をお招きし、研究についてお話しいただく「Kyorin Grand Rounds」を2023年から実施しています。
各分野の最先端の研究についてお聞きするとともに、医療者同士の交流の活性化を目的としています。
今回は主催の医学部国際化推進委員会メンバーである嶋崎先生の紹介で、ハワイ大学(ハワイ州ホノルル)にて医学教育学を専門としているDr. Richard
T. Kasuya先生にハワイよりLiveにてレクチャーいただきました。
Richard T. Kasuya, MD, MSEd
Professor of Medicine
John A. Burns School of Medicine
University of Hawaii at Manoa
Kasuya先生は、南カリフォルニア大学にて医学教育学の学位を取得後、長年にわたりハワイ大学医学教育学部門の責任者として、医学部における PBL(Problem-Based Learning) やレジデント教育に深く携わってこられました。
今回のご講義では、 「パフォーマンスを発揮しきれていない学習者へのサポート法」 をテーマに、病棟業務に困難を抱える研修医、試験成績が伸び悩む医学生など、いわゆる“underperforming learners”に対して、 問題の本質を探る“鑑別診断”から“病態生理”、そして“治療”に至るまで、 医学教育学の視点から実践的な Tips を中心にお話しいただきました。
また、事前に各教室にアンケートを行い、教室での教育における工夫点や難しさ、Kasuya先生への質問を記入いただき、嶋崎先生がファシリテーターとしてLive講義内で共有し、参加の教員とKasuya先生にてディスカッションを行いました。
Dr. Richard T. Kasuya先生
司会・ファシリテーターの 嶋崎鉄兵 先生
Kasuya先生とのディスカッションの様子
医学部各教室での取り組みや悩みを共有し、Kasuya先生がひとつひとつ丁寧にアドバイスくださる講義となりました。予定終了時間を過ぎてのディスカッションとなり、また次回に繋がるレクチャーの機会となりました。
今回の開催にあたり、Kasuya先生には事前学習用として録画講義や講義資料等ご作成いただいたり、事前アンケートに即した講義内容にご対応いただいたりと、大変ご多忙の中、貴重なお時間を多く割いていただきました。
当日もハワイ現地時間では23時を過ぎておりましたが、遅くまで快くレクチャーいただきました。
Kasuya先生に心より感謝申し上げます。