当科医員の兒島 裕樹先生が2024年度一般社団法人日本感染症学会感染症専門医認定試験に合格され、感染症専門医を取得いたしました。
兒島先生、おめでとうございます!
これからも益々のご活躍をお祈り申し上げます。
当科医員の兒島 裕樹先生が2024年度一般社団法人日本感染症学会感染症専門医認定試験に合格され、感染症専門医を取得いたしました。
兒島先生、おめでとうございます!
これからも益々のご活躍をお祈り申し上げます。
2024年12月13日 に嶋崎鉄兵先生が、厚生連高岡病院にて感染症診療に関する症例検討会および初期研修医レクチャーを行いました。
嶋崎先生は毎年、厚生連高岡病院にて初期研修医、後期研修医や指導医へレクチャーを行っております。
今回の詳細は厚生連高岡病院ホームページに掲載されておりますので、こちらをご覧ください。
2024年11月4日から6日にウインクあいち(名古屋市)で開かれた第71回日本ウイルス学会学術集会にて、倉井大輔教授が講演を行いました。
シンポジウム6
Chair:俣野 哲朗(国立感染症研究所)
多屋 馨子(神奈川県衛生研究所)
9:00-11:00
◆SY6-1
RSウイルスの基礎について
白戸 憲也
国立感染症研究所 ウイルス第3部
◆SY6-2
本邦における抗RSウイルスモノクローナル抗体の現状と今後の展望
森 雅亮
東京科学大学 生涯免疫医療実装講座
◆SY6-3
ワクチンによる小児におけるRSV感染症重症化予防
橋本 浩一
福島県立医科大学 医学部 小児科学講座
◆SY6-4
成人のRSVワクチン
倉井 大輔
杏林大学 医学部 臨床感染症学教室
倉井 大輔先生が「インフルエンザ・COVID-19・RSV 診療ガイド 2024-25」(日本医事新報社)に分担執筆いたしました。ぜひご一読ください。
■ インフルエンザ・COVID-19・RSV 診療ガイド 2024-25
<抜粋>
Chapter 7 RSウイルス感染症の予防・診断・治療
A 高齢者
倉井 大輔 杏林大学医学部臨床感染症学教室
詳しくはこちらをご覧ください。
2024年10月17日から19日に東京ドームホテルで開かれた第73回日本感染症学会東日本地方会学術集会・第71回日本化学療法学会東日本支部総会合同学会にて、倉井教授が「抗酸菌感染症」のセッションで座長を務め、嶋崎助教、大津助教、兒島医員、山本医員、内間専攻医が一般演題で発表をいたしました。また、当院感染制御部の薬剤師
吉田博昭 先生もシンポジウムで講演、一般演題にて発表いたしました。
<一般演題>微生物検査・感染症診断
嶋崎 鉄兵 先生
<一般演題>抗酸菌感染症-2
「Mycobacterium mageritenseによる頸部リンパ節炎を生じた成人 2 例」
大津晃康、内間 耕、山本 興幸、兒島 裕樹、嶋崎 鉄兵、倉井 大輔
大津 晃康 先生
<一般演題>微生物検査・感染症診断
「Enterococcus faecium と同定されアンピシリン感性と判断された菌血症 11 例の臨床的検討」
兒島裕樹、内間 耕、山本 興幸、大津 晃康、嶋崎 鉄兵、倉井 大輔
兒島 裕樹 先生
<一般演題>関節・皮膚・軟部組織感染症
「診断・治療に難渋した右前腕の菌腫(Mycetoma)型ノカルジア感染症の1例」
山本興幸、内間 耕、兒島 裕樹、大津 晃康、嶋崎 鉄兵、倉井 大輔
山本 興幸 先生
<一般演題>感染性心内膜炎・感染瘤-2
「栄養要求性連鎖球菌による感染性心内膜炎の臨床的検討」
内間 耕、山本 興幸、兒島 裕樹、大津 晃康、嶋崎 鉄兵、倉井 大輔
内間 耕 先生
<シンポジウム5> AST ラウンドをステップアップするために
「大学病院における AST ラウンドのステップアップ~薬剤師から~」
吉田 博昭(杏林大学医学部付属病院感染制御部)
<一般演題>Antimicrobial stewardship-4
「当院におけるアズトレオナム投与症例の検討」
吉田 博昭(杏林大学医学部付属病院感染制御部)
吉田 博昭 先生
皆さま、発表お疲れ様でした。
倉井 大輔先生が日本医師会雑誌 第153巻・特別号(2)「呼吸器疾患ペディア」(日本医師会)に分担執筆いたしました。ぜひご一読ください。
■呼吸器疾患ペディア 生涯教育シリーズ ――107
日本医師会雑誌 第153巻・特別号(2)
監修:髙橋 和久
編集:出雲 雄大/ 大曲 貴夫/ 權 寧博/ 杉浦 弘明/ 宮﨑 泰成
発行:日本医師会
発行日:2024年10月15日
<抜粋>
Ⅴ章 各疾患
A 呼吸器感染症
7.ウイルス性肺炎―RS,インフルエンザ,ヒトメタニューモ,水痘など
倉井 大輔 杏林大学医学部臨床感染症学教室
詳しくはこちらをご覧ください。
嶋崎 鉄兵先生が「Hospitalist Vol.11 No.4」(メディカル・サイエンス・インターナショナル)に分担執筆いたしました。ぜひご一読ください。
■Hospitalist Vol.11 No.4 2023
特集 STI / HIV ある日突然,あなたを訪れる
責任編集:織田 錬太郎・野木 真将・清田 雅智
発行:メディカル・サイエンス・インターナショナル
発行日:2024年10月1日
<抜粋>
Part 1 STI:症状からのアプローチを中心に
3. 淋菌、クラミジア:疫学、臨床像、診断と治療のポイント
嶋崎 鉄兵 杏林大学医学部付属病院 感染症科
詳しくはこちらをご覧ください。
2024年6月30日から7月14日までの2週間、大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)主催の「タイ・ミャンマー国境で学ぶ 第13回熱帯感染症医師研修」に兒島
裕樹 先生が参加いたしました。
今回の研修はミャンマー国境に隣接するタイ王国ターク県の総合病院での実習や難民キャンプ視察、東北部コーンケーン県での総合病院、バンコク都の大学にて病棟研修や講義を受講できる研修プログラムです。(詳細はこちら(大阪大学感染症総合教育研究拠点)をご覧ください。)
以下、兒島先生よりコメントと写真をいただきました。
タイミャンマー国境で学ぶ 第13回熱帯感染症医師研修に参加させていただきました。マラリア(三日熱、熱帯熱)、デング熱、メリオイドーシス、レプトスピラ、S.Suis等、日本では見る機会の少ない熱帯感染症を多く経験でき、充実した研修でした。
兒島 裕樹
嶋崎 鉄兵先生が「medicina Vol.61 No.9」(医学書院)に分担執筆いたしました。ぜひご一読ください。
■medicina Vol.61 No.9 2024年8月号 (医学書院)
特集 リウマチ膠原病疾患 Up To Date!
押さえておきたい最新の診断と治療
企画|岸本 暢將(杏林大学医学部腎臓・リウマチ膠原病内科)
・リウマチ膠原病疾患と鑑別すべき疾患の診断と治療
感染性関節炎の診断と治療 嶋崎鉄兵
詳しくはこちらをご覧ください。
2024年7月、当科医員の山本 興幸 先生が内科専門医試験に合格され、
内科専門医を取得いたしました。
山本先生、おめでとうございます!
これからも益々のご活躍をお祈り申し上げます。
2024年7月21日 日曜日にEBICP勉強会主催の「2024年度EBICPセミナー」がオンラインにて開催され、当科の大津晃康先生が昨年に引き続き発表を行いました。
感染管理に携わる幅広い医療従事者が対象で、当日は155名の参加者となり、今年度も実践的な内容のセミナーとなったようです。
EBICP勉強会につきましては、こちらをご覧ください。
■2024年度EBICPセミナー
2024年7月21日(日曜) 13-17時半 Zoomオンライン
司会 堀越裕歩(東京都立小児総合医療センター感染症科)
13:00-14:00
CLSIのUpdate解説 上原由紀(藤田医科大学感染症科)
今年のCLSI改定の抑えるべきポイントを解説します!
14:00-14:30
薬剤感受性試験の基礎のキソ 林俊誠(前橋赤十字病院感染症内科)
感受性検査を誰にでもわかるように解説します。
10分間休憩
14:40-15:10
薬剤科が活躍するASP 村上修太郎(多摩総合医療センター薬剤科)
薬剤科が関わるASPの真髄を語ります!
15:10-15:40
何を?どうやって?Diagnostic Stewardship essenceを発信すべきか 舟橋恵二(JA愛知厚生連安城更生病院診療協同部臨床検査室)
検査科で進めるべきDSのコツを教えます!
15:40-16:10
医療機器関連感染の適切な微生物検査~CRBSI、VAP、CAUTI~ 伊藤雄介(兵庫県立尼崎総合医療センター小児集中治療科)
院内で多くを占める医療機器関連感染。適切な診断の微生物検査を教えます。
10分間休憩
16:20-17:00
成人症例 大津晃康(杏林大学医学部付属病院感染症科)
小児症例 (東京都立小児総合医療センター感染症科)
17:00-17:30
質疑応答
専門家になんでも聞いてみよう!
嶋崎 鉄兵先生が編集しました「レジデントノート増刊 ここからはじめる 感染症診療 - 研修医が最初に悩む Fever work-up 教えます。- Vol.26 No.8 2024」(羊土社)が2024年7月に刊行いたしました。
当科の大津 晃康先生、兒島 裕樹先生も執筆いたしております。
また、第3章では、感染症コンサルタントの青木 眞先生解説による実際の症例検討会の内容も収録されております。当科専攻医の内間 耕先生、研修医(収録当時)の今村
尭昭先生が症例発表をいたしました。
普段から研修医教育に携わっている指導医の先生方にご執筆いただいておりますので、研修医の先生方にぜひご一読いただければと思います。
■「レジデントノート増刊 ここからはじめる 感染症診療 - 研修医が最初に悩む Fever work-up 教えます。- Vol.26 No.8 2024」(羊土社)
(抜粋)
第1章 発熱への初期対応,病歴聴取,診察,検査から治療薬まで
1. 感染症診療の原則:抗菌薬は解熱剤ではない
嶋崎 鉄兵
第2章 症状・患者ごとの感染症診療 シチュエーション別の対応
5. 発熱+尿路症状
兒島 裕樹
7. 発熱のみの場合
大津 晃康
第3章 レジェンド感染症医の思考を理解する
Case1. 発熱+多臓器不全+皮疹
解説:青木 眞
症例提示:内間 耕
司会:嶋崎 鉄兵
Case2. 発熱+倦怠感+下痢
解説:青木 眞
症例提示:今村 尭昭
司会:嶋崎 鉄兵
詳細はこちら(羊土社)をご覧ください。
2024年6月27日から29日に神戸国際会議場および神戸国際展示場で開かれた第98回日本感染症学会学術講演会・第72回日本化学療法学会総会合同学会にて、倉井先生が座長を務め、嶋崎先生、大津先生、兒島先生、内間先生が下記発表を行いました。
<一般演題>英語セッション
「Comparison of stool versus clinical culture for Carbapenemase-producing Enterobacterales(CPE) in a tertiary care hospital」
Teppei Shimasaki, Ko Uchima, Hiroki Kojima, Akiyasu Otsu, Daisuke Kurai
<一般演題>循環器感染症
「黄色ブドウ球菌と連鎖球菌心内膜炎における持続菌血症合併頻度の比較」
大津晃康,内間 耕,兒島裕樹,嶋崎鉄兵,倉井大輔
<一般演題>真菌1
「当院における,過去10年間のカンジダ真菌血症に対するミカファンギン感受性の検討」
兒島裕樹,内間 耕,大津晃康,嶋崎鉄兵,倉井大輔
<一般演題>真菌2
「血液培養より酵母様真菌を認め,Cryptococcus 真菌血症の診断に至った8例の臨床的検討」
内間 耕,兒島裕樹,大津晃康,嶋崎鉄兵,倉井大輔
当科指導医の嶋崎 鉄兵先生が昨年に続き2023年度の研修医が選ぶ「マイ・ベスト指導医」を受賞されました!
嶋崎先生が杏林へ入職されてから6年連続のご受賞、また5年続けて研修医より最多の投票数をいただいております。
2023年度はぐんと投票数が多く、推薦理由も下記のとおり多々コメントをいただきました。一部をご紹介します。
<一部抜粋>
■ 患者さん把握に関して、その後の研修でも感染症科で学んだことを生かすことができた。毎日学びがあった。
■ 圧倒的な知識はもちろんのこと、日々患者さんと接する姿勢や臨床における考え方など、非常に勉強になった。意欲ある者に対してどこまでも熱心にご教示してくださるスタンスに大変感銘を受けた。
■ 研修医一人一人に向き合ってくださり、力がつきました。
■ 全ての診療科における知識量が豊富で内科以外の事も沢山勉強させていただいた。
■ 研修医に自分で考えさせる機会を与えていただき、的確なアドバイスをしてくださった。
■ 指導がアカデミックであり、また医師としての考え方を学べました。
■ 細やかでしっかりとしたご指導と、一人一人の人間性をみていただける思いやりの心を感じました。
等々、他にも多数コメントをいただきました。
倉井診療科長より表彰状をお渡しいただきました。
嶋崎先生、ご受賞おめでとうございます!
倉井診療科長と嶋崎先生
医局員・感染症科ローテ中の先生方と
医員 兒島裕樹 医師の共著論文が 2編掲載されましたのでお知らせいたします。
■ How case reports can be used to improve diagnosis.
Ishizuka K, Yamashita S, Mine Y, Yamamoto Y, Kojima H, Someko H, Miyagami T.
Diagnosis (Berl). 2024 Jan 19;11(2):198-199.
doi:10.1515/dx-2023-0181. eCollection 2024 May 1.
↓詳細はこちらをご覧ください。
https://www.degruyter.com/journal/key/dx/11/2/html
■ How to Overcome the Barriers Behind Writing Case Reports for Beginners
and Young General Physicians.
Ishizuka K, Yamashita S, Mine Y, Yamamoto Y, Kojima H, Someko H, Miyagami T.
Int J Gen Med. 2024 Apr 29;17:1723-1727.
doi: 10.2147/IJGM.S459810. eCollection 2024.
↓詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.2147/IJGM.S459810
2024年4月1日、新しく山本 興幸先生(医員)が感染症科へご入局されました。
山本先生をお迎えし、感染症科は常勤医6名、非常勤医3名にて2024年度をスタートいたしました。
また、4月より医学部の教室再編により「臨床感染症学教室」になりました。
医局員の人数も増え、他診療科からの研修医(前期・後期)ローテーション受け入れ人数も年々増えております。
また、昨年度は他院からの短期研修受け入れも開始し、今年度は依頼いただいた施設数も増え、1~3ヵ月の研修を約半年間に亘って受け入れ予定です。
学術講演会への参加も積極的に行い、昨年度は全医局員が講演発表をいたしました。6月開催予定の日本感染症学会学術講演会での演題発表の準備を進めております。
大変活気のある医局になってきました。
ご興味のある方はぜひお気軽に見学にお越しください。
2024年度もどうぞよろしくお願いいたします。
新規ご入局の先生を紹介いたします。
◇ 医員 山本 興幸(やまもと のりゆき)先生
お世話になっております。
山本興幸です。
生まれて初期研修まで広島で育ち、
3年前に内科研修のため上京しました。
東京ベイ 総合内科で3年間研修し、
4月からこちらで感染症研修をさせて
いただいております。
将来は地元広島に貢献できる医師に
なりたいと考えております。
まだまだ未熟者ですが、
今後の成長にご期待ください!
2024年度 感染症科医局員
(医学部講義棟A前にて)
2024年4月より、総合医療学教室感染症科から「臨床感染症学教室」へと教室が再編となりました。
教室主任に倉井大輔教授が着任し、医局員も増えまして、より診療・教育・研究を充実させていく所存です。
以下、倉井教授からのコメントを掲載いたします。
2024年度より医学部の組織体制の変更があり「杏林大学医学部 臨床感染症学教室」が新設されました。
当教室は、杏林大学医学部付属病院での感染症科にあたります。杏林大学医学部付属病院感染症科は、2019年度以降コンサルテーションを中心に感染症診療を行ってます。また、病院内のICT(Infection
Control Team)・AST(Antimicrobial Stewardship Team)活動を主導し、医療の質の維持に努めています。
教室基本方針
診療:患者さんに最適な医療を提供する
研究:臨床の観点で生じた疑問や課題の解明に努め、その情報を発信する
教育:感染症治療・感染対策のリーダーとなり得る医療従事者を育成する
当教室は、各医局員の臨床能力の向上を重視しております。
また、日々の臨床の中で、各医局員自身が疑問・課題と思ったことを、研究・発表できる組織を目標とします。
特に、COVID-19のパンデミック以降、感染症の臨床・研究・教育でリーダーとなれる医療従事者の育成が重要となっています。将来臨床能力を活かして活躍できる感染症の高度医療人材の育成を目指しています。また、卒後教育の一環として他施設から医師の短期研修を受け入れております。
杏林大学医学部 臨床感染症学
教室主任 倉井大輔
令和5年11月20日 (月)に感染症コンサルタント・米国感染症専門医の青木 眞先生をお招きし、医学部新講義棟にて「感染症症例検討会」を開催いたしました。
嶋崎先生の熱いコールにお応えいただき約10年振りに杏林へご来校いただきました。
月曜日の夕方開催でしたが、学生を始め研修医、医師、臨床検査技師、薬剤師そして基礎の先生と幅広い方々にご参加いただきました。
症例提示は当科専攻医の内間 耕先生、初期研修医2年目の今村 堯昭先生。
内間先生が「発熱+多臓器不全+皮疹」にて「日本紅斑熱」の症例を、今村先生は「渡航者の発熱」にて「デング熱」を症例提示いたしました。
2023年10月25日から27日に東京ドームホテルで開かれた第72回日本感染症学会東日本地方会学術集会・第70回日本化学療法学会東日本支部総会合同学会にて、倉井先生が講師、座長を務め、嶋崎先生、大津先生、兒島先生、内間先生が発表を行いました。
■第430回ICD講習会
「ICDwithコロナ時代の発熱患者診療―診断、治療、感染対策」
司会:高山陽子(北里大学医学部附属新世紀医療開発センター横断的医療領域開発部門感染制御学/北里大学病院感染管理室)
ICD-1 クリニックなどの外来で注意すべき感染症
三﨑貴子(川崎市健康安全研究所)
ICD-2 高齢者施設で注意すべき感染症
遠藤史郎(東北医科薬科大学医学部感染症学教室)
ICD-3 急性期医療機関で注意すべき感染症
倉井大輔(杏林大学医学部感染症科・感染制御部)
ICD-4 小児病棟、保育所、学校で注意すべき感染症
中村幸嗣(聖マリアンナ医科大学小児科学教室)
<一般演題>耐性菌感染症
<一般演題>抗酸菌感染症-2
「抗インターフェロン-γ抗体が陽性であったMycobacteriumabscessussbsp.massiliensseによる播種性抗酸菌症の1例」
大津晃康,内間 耕, 兒島裕樹, 嶋崎鉄兵,倉井大輔
<一般演題>敗血症・菌血症-4
「当院における経カテーテル的大動脈弁植込み術後の感染性心内膜炎5例の臨床的検討」
兒島裕樹, 内間 耕, 大津晃康,嶋崎鉄兵, 倉井大輔
<一般演題>その他の感染症
「緑膿菌菌血症の再発と下肢敗血症性塞栓症から診断に至った腹腔内人工血管感染の1例」
内間 耕, 兒島裕樹, 大津晃康,嶋崎鉄兵, 倉井大輔
嶋崎 鉄兵助教の共著論文が nature medicine誌に掲載されました。
題名:Longitudinal genomic surveillance of carriage and transmission of Clostridioides difficile in an intensive care unit
雑誌:Nature Medicine
詳細につきましては下記をご覧ください。
https://www.nature.com/articles/s41591-023-02549-4
令和5年8月29日 (火)に都立広尾病院にて東京都立病院機構主催の総合診療医育成プロジェクトとして、『Lawrence M. Tierney
先生による症例検討会』が開催され、当科の嶋崎医師が症例提示いたしました。
ファシリテーターは感染症コンサルタント・米国感染症専門医の青木 眞先生。
当日は現地開催のみでしたが、杏林からも大津医師を始め、研修医、医学生が参加しました。アクティブな会で、非常にいい影響を受けられたようです。
症例検討会は数日に亘り開催されており、ウェビナーでの開催もあるようです。
症例会の最新の情報はこちらをご覧ください。
<8/7 追記>
嶋崎先生が講演されました内容が教育効果の高い演題として、学会より選出されました!
学会会員のみが閲覧可能となりますが、講演内容がノーカットにてWEB配信予定となっております。
学会の動画配信サイトにて配信予定です。
ぜひご視聴いただければと思います。
シンポジウム12-1 医師の立場から考える抗菌薬の適正使用
嶋崎鉄兵(杏林大学医学部付属病院感染症科)
2023年7月20日から22日にパシフィコ横浜で開かれました第38回日本環境感染学会総会・学術集会にて、当科の 嶋崎 鉄兵先生が座長、講演を行いました。
■ シンポジウム12
7月21日(金曜日) 8:30~10:00
「抗菌薬を適正に使用するための方策」
座長:嶋崎鉄兵(杏林大学医学部付属病院感染症科)
北原隆志(山口大学医学部附属病院薬剤部)
SP12-1 医師の立場から考える抗菌薬の適正使用
嶋崎鉄兵(杏林大学医学部付属病院感染症科)
SP12-2 抗菌薬を適正に使用するための方策~看護師視点のアプローチ~
四宮聡(箕面市立病院感染制御部)
SP12-3 抗菌薬適正使用に必要な、「検査前プロセス」を含めた検査室の役割
清祐麻紀子(九州大学病院検査部)
SP12-4 抗菌薬を適正に使用するための方策~抗菌薬の選択と薬剤師の役割~
桝田浩司(学校法人国際医療福祉大学成田病院薬剤部/学校法人国際医療福祉大学大学院医学研究科公衆衛生学専攻)
当日会場では以前杏林で一緒にお仕事をしていた西 圭史先生(日本大学薬学部薬剤師教育センター)や中村貴枝子さん(東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課)とお会いし、束の間の再会、ご活躍を喜ばれたそうです。
嶋崎鉄兵先生(左)、中村貴枝子さん(中央)、西 圭史先生(右)
嶋崎先生、暑い中朝早くからのご講演お疲れ様でした。
2023年7月30日 日曜日にEBICP勉強会主催の「2023年度EBICPセミナー」がオンラインにて開催され、当科の大津晃康先生が昨年に引き続き発表いたしました。
当日は200人近くの参加者となり、どの発表も実践的な内容で感染症の初学者から熟練者まで勉強になるセミナーとなったようです。
EBICP勉強会につきましては、こちらをご覧ください。
■2023年度EBICPセミナー
2023年7月30日(日曜) 13-17時半 Zoomオンライン
事前申し込み制 参加費2000円 500名まで
司会 堀越裕歩(東京都立小児総合医療センター感染症科)
13:00-14:00
CLSIのUpdate解説 上原由紀(藤田医科大学感染症科)
今年の細菌検査室のCLSIのアップデートはこれで完璧!
14:00-14:30
今年もやりますグラム染色 林俊誠(前橋赤十字病院感染症内科)
名物企画、これであなたもグラム染色に強くなる!
10分間休憩
14:40-15:10
COVID-19時代のAMR対策 藤友結実子(国立国際医療研究センターAMRレファレンスセンター)
パンデミックになってから感染症を取り巻く環境が変わって、これからの薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)対策はどうなるでしょうか?
15:10-15:30
おとなのワクチンの最新事情 菅長麗依(亀田ファミリークリニック館山家庭医診療科/亀田幕張クリニック)
ICTでもよく聞かれるHPVや帯状疱疹などの新しいワクチンなどおとなでよく聞かれるワクチンについて。
15:30-15:45
今後の新しいワクチン 石井翔(茨城県立こども病院小児感染症科)
B群溶連菌、RSウイルス、肺炎球菌ワクチンなど今後、臨床に登場するかもしれないワクチン
10分間休憩
15:55-16:15
MALDI-TOFのUpdate 佐々木雅一(東邦大学医療センター大森病院臨床検査部)
16:15-17:00
成人症例 起炎菌不明?の腹膜透析カテーテルトンネル感染と外来透析クリニックでのOPAT 大津晃康(杏林大学感染症科)
小児症例 グラム染色でみえない新生児髄膜炎? 大坪勇人(東京都立小児総合医療センター感染症科)
17:00-17:30
質疑応答
専門家になんでも聞いてみよう!
大津晃康先生による発表
嶋崎 鉄兵先生が責任編集しました「Hospitalist 感染症3 Vol.10 No.4 2022」(メディカル・サイエンス・インターナショナル社)が2023年7月に刊行いたしました。
2013年、2017年に続く「感染症」特集の第3弾になります。
嶋崎先生のイントロダクションから始まり、微生物編では、当科の大津晃康先生も執筆に参加しております!
ホスピタリストを目指している若手の先生方にぜひご一読いただき、日々の診療の場で活用できますことを期待しております。
嶋崎先生、お疲れ様でした!ご出版おめでとうございます!!
■「Hospitalist Vol.10 No.4 2022」(メディカル・サイエンス・インターナショナル社)
感染症3 やっかいな病態,悩ましい検査
責任編集/
嶋崎 鉄兵(杏林大学医学部付属病院 感染症科)
石丸 直人(愛仁会明石医療センター 総合内科)
詳細はこちら(メディカル・サイエンス・インターナショナル社)をご覧ください。
嶋崎先生のお手元にできたての刊行本が届きました(*‘∀‘)
嶋崎鉄兵先生と大津晃康先生 出版記念に(^-^)
2023年4月28日から30日にパシフィコ横浜で開かれた第97回日本感染症学会総会・学術集会/ 第71回日本化学療法学会学術集会合同学会にて、当科の倉井
大輔先生、 嶋崎 鉄兵先生、大津 晃康先生、岸田 季之先生(前医員)が講演、発表を行いました。
■シンポジウム32 「成人を診ている先生方にも知っていただきたい小児感染症」
司会:
森野紗衣子(国立感染症研究所 感染症疫学センター)
石和田稔彦(千葉大学真菌医学研究センター 感染症制御分野)
演者:
1.相澤 悠太(新潟大学大学院 医歯学総合研究科 小児科学分野)
2.勝田 友博(聖マリアンナ医科大学 小児科学教室)
3.天羽 清子(大阪市立総合医療センター)
4.倉井 大輔(杏林大学医学部付属病院 感染症科)
「RSウイルス感染症」
■<一般演題>RSウイルス
「60歳以上成人における呼吸器合砲体ウイルス(RSV)の疾病負担:系統的文献レビューおよびメタ解析」
杏林大学医学部付属病院感染症科 倉井大輔
■<一般演題>RSウイルス
「呼吸器合砲体ウイルス(RSV)膜融合前型Fタンパク候補ワクチン(RSVPreF3OA)の60歳以上成人に対する有効性」
杏林大学医学部付属病院感染症科(AReSVi-006studygroup/原著者の代理)
倉井大輔
■<一般演題>抗酸菌
「BCGワクチン接種から15年を経て多発骨播種を合併した1例」
杏林大学医学部総合医療学教室感染症科 嶋崎鉄兵
■<一般演題>HIV感染症1
「急性C型肝炎を合併したHIV患者5例の臨床的検討」
杏林大学医学部総合医療学教室感染症科 大津晃康
■<一般演題>HIV感染症2
「ニューモシスチス肺炎を合併した新規診断・未治療HIV患者に対するART早期開始への当院における取り組み」
杏林大学医学部総合医療学教室感染症科 岸田季之
2023年4月1日、新しくお二人の先生が感染症科へご入局されました。
新しい先生方をお迎えし、感染症科は常勤医5名、非常勤医3名にて2023年度をスタートいたしました。
また、院内感染対策部門の「医療安全管理部・感染対策室」も新たに「感染制御部」として独立し、メンバーも増員となり、院内感染対策をさらに強化していきます。
2023年度もどうぞよろしくお願いいたします。
新規ご入局の先生方を紹介いたします。
◇ 医員 兒島 裕樹(こじま ひろき)先生
今まで感染症と総合内科を中心に診療してきました。見学した際に嶋崎先生の圧倒的な臨床能力、指導医力、プロフェッショナリズム等に深く感銘を受け、この先生の元でトレーニングを受けたいと思い入職しました。少しでも診療に貢献できるように頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
◇ 専攻医 内間 耕 (うちま こう)先生
感染症科医局員、感染制御部一同、快晴の下集まりました。
(📷医学部新講義棟前にて)
米国イリノイ州にあるRush大学感染症科のSarah Sansom先生が来日され、杏林大学にて「米国での医療 臨床研究の実際」と題し、Candida aurisに対する基礎研究の様子を講演していただきました。
Sarah Sansom, DO
Rush University
Assistant Professor
Department of Internal Medicine, Division of Infectious Diseases, RUSH
Medical College
Attending Physician, Infectious Diseases, Rush University Medical Center
Volunteer Attending Physician, John H. Stroger Hospital of Cook County
当日はハイブリッド開催にて現地では医学部生や研修医、各科の医師、研究者、薬剤師、検査技師等30名、オンラインでは学外でのクリクラ中の学生や他大学の先生方等17名の方々に参加していただきました。
最後の質疑応答では、オンライン参加の学生からも活発に質問いただき、Sarah先生がお一人お一人に丁寧にお答えされていました。
臨床研究・基礎研究を志す学生、若手医師にとっても大きな刺激となったようです。
嶋崎 鉄兵先生が「レジデントノート 2022年12月号」(羊土社)に執筆いたしました。ぜひご一読ください。
■レジデントノート 2022年12月号 Vol.24.No.13 (羊土社)
かぜ症状
しっかり見極め、きちんと対応!
岡本 耕(東京大学医学部附属病院 感染症内科)/編
・熱だけの場合 嶋崎鉄兵
https://www.yodosha.co.jp/rnote/book/9784758116893/index.html
2022年10月26日から28日に札幌で開かれた第71回日本感染症学会東日本地方会学術集会・第69回日本化学療法学会東日本支部総会合同学会にて、当科の嶋崎 鉄兵先生、大津 晃康先生、岸田 季之先生が発表を行いました。
<一般演題>薬剤感受性・サーベイランス②
「Staphylococcus lugdunensisのメチシリン感受性結果の時系列検討」
嶋崎鉄兵,岸田季之,大津晃康,倉井大輔
<一般演題>抗酸菌感染症②
「Mycobacterium abscessusによる腹膜透析カテーテル感染症の1例」
大津晃康,岸田季之,嶋崎 鉄兵,倉井大輔
<一般演題>COVID-19④
「SARS-CoV-2肺炎治療中に生じたListeria monocytogenes菌血症の1例」
岸田季之,大津晃康,嶋崎 鉄兵,倉井大輔
また、嶋崎先生の発表が日経メディカルの記事に掲載されました。
日経メディカル
シリーズ◎知っておきたい、薬剤耐性菌の今 (2022/11/08掲載)
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t278/202211/577246.html
2023年度 杏林大学医学部付属病院 内科専門研修 合同web説明会
日時 2022年6月11日(土)14:00~
Webで開催いたしますので、担当者(総合医療学 田村仁樹 医師 masakit@ks.kyorin-u.ac.jp)までご連絡ください。参加方法をお知らせいたします。皆様のご参加をお待ちしております。
2022年度 杏林大学医学部付属病院 内科専門研修 合同web説明会
日時 2021年7月10日(土)14:00~
Webで開催いたしますので、担当者(呼吸器内科 田村仁樹 医師 masakit@ks.kyorin-u.ac.jp)までご連絡ください。参加方法をご連絡させていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
当科の倉井医師が2021年6月1日付で、臨床教授に昇進しました。以下、倉井医師からのコメントを掲載します。
臨床の感染症科の業務は、診断・治療の一般的な診療以外に、感染対策の側面も大きくなっています。教育機関として、医療従事者が自分自身で考え、その場面で適切な感染対策を考慮した行動ができる人材を一人でも多く育成したいと思います。また、臨床現場で生じた感染症診療・感染対策の疑問・課題を研究に生かし、研究機関としての責務も果たしていくつもりです。診療では、各科に入院した難治性の感染症の診療を相談できる体制を充実させたいと思います。これらにより、患者・職員を感染症から守り、質の高い医療の提供に貢献します。今後ともご協力ならびにご指導宜しくお願いいたします。
倉井大輔