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上部消化管外科

概要・特色

診療科概要

 消化器・一般外科は大きく上部消化管(食道、胃など)、肝・胆道・膵、下部消化管(小腸、大腸、肛門など)、内視鏡外科(腹腔鏡下手術)、腹壁疾患 (ヘルニアなど)などのグループに分かれて診療を行ってまいりました。平成31年度4月より、さらなる高度な専門化を図るため(特にがん治療において)、上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科が診療科として独立し診療に当たることとなりました。
 平成31年3月までの消化器・一般外科全体の手術症例数は年間900件前後を推移してきました。また、急性虫垂炎や、消化管穿孔(胃・十二指腸潰瘍穿孔、大腸穿孔など)、腸閉塞症などの腹部救急疾患も積極的に受け入れ、それらの緊急手術は年間約200件前後を推移しています。また、食道や胃、大腸などの腫瘍(ポリープや腺腫、早期癌など)に対する内視鏡的切除や、総胆管結石に対する除石治療、経口摂取不能患者に対する内視鏡的胃瘻造設術、消化管狭窄例に対する内視鏡的ステント留置術などの内視鏡治療も積極的に行ってまいりました。  今後も、これらの腹部救急疾患に対する対応や、内視鏡治療、腹壁疾患(鼠径ヘルニアなど)に対する手術は、上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科で一丸となって対応を続けて参ります。
 上記のように、3科が独立したとはいえ、カンファレンスは合同で行っており、密な連携を保ちながら診療を行っております。また、外科医、消化器内科医、腫瘍内科医(化学療法専門医)、放射線治療医、麻酔科医、病理医が連携して治療に専念できる体制は整っており、常に安全を最優先し、個々の患者さんに見合った最善の治療を提供しております。

研究実施に関するお知らせ

取り扱っている主な疾患

  • 腫瘍:食道癌、食道異形性病変、胃癌、胃腺腫、胃粘膜下腫瘍(GISTなど)、十二指腸腫瘍(腺腫、表在癌、粘膜下腫瘍、カルチノイドなど)
  • 良性疾患:食道アカラジア、逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、胃潰瘍
  • 急性腹症(虫垂炎、胃十二指腸潰瘍穿孔、腸閉塞症など)
  • 腹壁疾患(鼠径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなど)
  • 理念

  • 外科治療の高い安全性を担保しながら、根治性を追求する。
  • 手術的治療だけではなく、非手術的治療も考慮し、個々の患者にとって最適な治療を行う。
  • 低侵襲的な治療(内視鏡治療、腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術)を積極的に行う。
  • 他院では切除困難な症例に対しても、化学療法や放射線治療との組み合わせなどによって積極的に外科的切除を模索する。
  • 目標

    消化器・一般外科のすべての領域において世界的水準を満たす診療を行う。

    特色

    ◎早期胃癌に対する内視鏡治療:外科医の目で厳密に内視鏡治療か外科治療かの適応を診断しています。内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は、2001年の導入から650例を越え(当科のみ)、安定した優れた成績が得られています。
    ◎早期胃癌に対する腹腔鏡下手術:ほぼ全例に腹腔鏡下手術を行っています。2007年の導入以来、約300例の症例を経験してきており、安定した優れた成績が得られています。 また、高難度とされる胃全摘術や噴門側胃切除術においても腹腔鏡下で行っており、良好な成績が得られています。
    ◎ダビンチシステムによるロボット支援下腹腔鏡下胃切除術:2019年3月より導入し、より緻密な腹腔鏡下手術が可能となりました。現時点では早期胃癌で、希望された患者さんのみを対象としています。
    ◎胃粘膜下腫瘍に対する治療:腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)を含む腹腔鏡下手術だけでなく、積極的に経口内視鏡的切除を行っています。他院で手術と言われた症例でも経口内視鏡的切除が可能な場合も少なくありません。痛み・体壁破壊・胃機能障害ゼロをもたらします。
    ◎十二指腸腫瘍に対する治療:腺腫や表在癌に対しては経口内視鏡的切除や腹腔鏡下手術を積極的に行っています。他院で膵頭十二指腸切除術などのような大きな手術が必要と言われた場合でも、内視鏡的切除や様々な腹腔鏡下縮小手術で対応できる場合も少なくありません。患者さんは全国からご紹介いただいております。
    ◎食道癌治療:早期癌に対しては内視鏡的切除(ESDなど)を積極的に行っています。進行癌に対しては外科的切除を中心に、化学療法科・放射線治療部と連携して治療にあたります.外科的切除は標準的な開胸開腹手術に加え、腹腔鏡下胃管作成術も導入し、根治性を保ちつつ、より低侵襲な治療を心掛けています。 また、内視鏡的ステント留置術も積極的に行っています。
    ◎食道良性疾患に対する治療:胃食道逆流症を伴う食道裂孔ヘルニアや、食道アカラシアに対する腹腔鏡下手術は多くの症例に行っており、安定した成績が得られています。
    ◎その他:鼠径部ヘルニア、腹壁ヘルニアなどの腹壁疾患に対して、それぞれの病態に応じた適切な手術を行っています。また、腸閉塞や急性虫垂炎、消化管穿孔などの腹部救急疾患は昼夜を問わず可能な限り受け入れ、積極的に手術を行っています。
    ◎チーム医療:杏林大学にはレベルの高い外科医、消化器内科医、腫瘍内科医(化学療法専門医)、放射線治療医、麻酔科医、病理医が連携して治療に専念できる体制が整っています。 常に安全を最優先し、個々の患者さんに見合った最善の治療を提供いたします。患者さんは安心して治療を受けることができます。
    
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