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杏林大学関係出版情報(2010年)

書籍を中心に紹介しています。

日本的佛教與神祗信仰

監訳 劉 迪 総合政策学部准教授
著者 義江彰夫
訳者 陸晩霞
内容 この著書は2つの部分から構成される。第一部は書『神佛習合』(岩波新書)の翻訳であり、第二部は著者が東京大学で行った「異文化比較」に関する連続講座を訳したものである。本書は主に神仏習合思想発生及び発展の歴史を考察するものである。著者は「神仏習合」現象は「普遍宗教」信仰と「基層信仰」が結合したことの一形式であるとしている。本書の主な観点は主に「普遍宗教」と「基層信仰」の両者の関係をめぐって展開している。
出版 商務印書舘
定価 18元
発行 2010年4月
頁数 188ページ

グローバル金融危機と世界経済の新秩序

著者 馬田啓一 杏林大学総合政策学部教授
青木 健  杏林大学総合政策学部教授
内容 米国のサブプライムローン問題に端を発したグローバル金融危機によって、世界経済の秩序は大きく変わろうとしている。本書では、ポスト金融危機の世界経済がどのような構図になるのか、さまざまな視点から展望を試みている。なお、本書は、出版企画後に急死した青木健先生を偲び、杏林大学総合政策学部スタッフと親交の深かった学外研究者によって追悼本として出版された。
出版 日本評論社
定価 3,000円+税
発行 2010年11月20日
頁数 261ページ

『なぜ人は砂漠で溺死するのか?』 死体の行動分析学

著者 高木徹也 杏林大学医学部法医学准教授
内容 人は砂漠にいながら溺死する……「意外な場所」にいて「意外な死因」によって、「意外とたくさん」の人が亡くなっている。振り返れば日本であっても、風呂で、オフィスで、ゴルフ場で多くの人が「医師に看取られない死」を迎えている。法医学者である著者がこれまで経験してきた「死」を語り、大切な人が迎えるかもしれない「病院外の死」の実情、毎日の暮らしや性格が導き出す生へのリスクがわかり、多くの人が迎えた不慮の死の真相を知り、人体への知識を深めながら、現代人がよりよく生きるためのヒントが見つかる本。
出版

メディアファクトリー

定価 740円+税
発行 2010年8月27日
頁数

192ページ

検証・金融危機と世界経済

著者 馬田啓一 杏林大学総合政策学部教授 ほか
内容

いかにすれば大恐慌以来の未曾有の世界金融・経済危機を克服できるのか。本書は、危機の構図と今後の対応、実体経済への影響と保護主義に焦点を当て、世界経済の現状と課題、今後の展望について第一線の研究者たちが考察を試みたものである。

出版 勁草書房
定価 3,300円+税
発行 2010年7月15日
頁数 334ページ

Cross-border Partnerships in Higher Education: Strategies and Issues.

著者 坂本ロビン 杏林大学外国語学部教授 (共著)
内容 グローバル化した現代社会において、先進国と発展途上国の高等教育機関が現在結んでいる研究や農業、環境問題、医療等様々な分野におけるパートナーシップについての具体的事例を示しながら検証したものである。個人的なレベルでの情報、研究のやり取りではなく、大学対大学、研究機関対研究機関におけるプロジェクトでの成果と効果について検証した。それらが今後どのような連携が求められているのかを考察し提言をしている。
出版 Routledge
定価 $160
発行 2010年6月23日
頁数 296ページ

回帰の旅 一医学徒の世界

著者 竹内一夫 杏林大学医学部名誉教授
内容 わが国の脳神経外科を切り拓いてきた著者が、人間として、医師として、現在社会に生きる意味を語る。医学教育に望まれるもの、良い医師に必要な資質、そして自らの異文化体験を伝える。
出版 信山社
定価 2900円+税
発行 2010年8月25日
頁数 259ページ

パッと引けてしっかり使える‐脳神経看護 ポケット辞典 

監修 塩川芳昭 杏林大学医学部脳神経外科教授
内容 脳神経疾患の診断・治療現場では、急速な技術の進歩に伴い、より専門性の高い看護が求められている。本書では、脳の解剖・生理から、さまざまな症状、診察・検査の方法、主な疾患、治療法に至るまで、脳神経疾患の看護に必要な基礎知識を解説している。また、とくに看護の際に留意して欲しいポイントについて、端的にまとめてある。
出版 成美堂出版
定価 1200円+税
発行 2010年9月1日
頁数 255ページ

不帰の途‐脳死をめぐって 

著者 竹内一夫 杏林大学医学部名誉教授
内容 日本の脳死判定基準(いわゆる竹内基準)を作成した著者が、「脳死」概念の議論背景から、医学の発展、判定基準に対する社会の反応までをまとめるとともに、近代医学の両価性と「脳死」の心を説く。医学、生命倫理、法律等に広く関わる「脳死」の歴史と著者の思想をみる。
出版 信山社
定価 3200円+税
発行 2010年5月5日
頁数 373ページ

今さら聞けない心電図

編著者 池田隆徳 杏林大学医学部第二内科学教授(循環器内科)
内容 今さら聞けない心電図に関する質問をQ & A形式で解説した書籍である。循環器診療を専門としない医師やスタッフが日常臨床において疑問に思うことがすべて網羅されている。
出版 メジカルビュー社
定価 4800円+税
発行 2010年6月20日
頁数 293ページ

マンガで学ぶ心電図&不整脈

著者 池田隆徳 杏林大学医学部第二内科学教授(循環器内科)
内容 心電図と不整脈の基礎知識をマンガを用いて解説する初学者向けの医学入門書であり、心電図のとり方や読み方、難解とされる不整脈の理解が容易になるように工夫されている。
出版 中外医学社
定価 1900円+税
発行 2010年6月10日
頁数 198ページ

心電図チェックリスト120

編著者 池田隆徳 杏林大学医学部第二内科学教授(循環器内科)
内容 心電図判読の基本を学ぶためのガイドブックであり、診断のポイントを120項目設定し、辞書のように個別の診断項目ごとにチェックし、心電図の知識を整理することができる。
出版 中外医学社
定価 5800円+税
発行 2010年4月1日
頁数 299ページ

心電図の読み方、診かた、考え方(レジデントノート増刊版)

編著者 池田隆徳 杏林大学医学部第二内科学教授(循環器内科)
内容

心電図の読み方入門、症例からみた心電図の読み方(基本編)、同(アドバンス編)の3部構成で編集されており、心電図の読み方と考え方が系統立てて理解できる書籍である。

出版 羊土社
定価 3900円+税
発行 2010年4月10日
頁数 229ページ

グローバリゼーションと日本経済

編著者 青木 健 杏林大学総合政策学部教授
馬田啓一 杏林大学総合政策学部教授
内容

日本経済のグローバル化はもはや不可逆の流れである。未曾有の世界金融・経済危機、加速する東アジア統合化、深刻化する地球環境問題などに対して、日本はどのように対応すべきなのか。本書は、日本経済が直面しているグローバル化の新たな問題と課題について、杏林大学総合政策学部のスタッフ8名が学外研究者の協力を得て行った研究プロジェクトの成果である。

出版 文眞堂
定価 2,900円+税
発行 2010年3月30日
頁数 289ページ

1冊でわかる不整脈のカテーテル・デバイス治療

編著者 池田隆徳
杏林大学医学部第二内科学教授(循環器内科) <共編集>
内容

若い医師のみならずスキルアップを計る中堅の医師のために、カテーテルアブレーションおよびペースメーカ・ICD・CRTなどのデバイス治療のノウハウを記載した書籍である。

出版 南江堂
定価 7800円+税
発行 2010年3月15日
頁数 282ページ

ガイドラインに準じた循環器治療薬ファーストブック

編著者 池田隆徳
杏林大学医学部第二内科学教授(循環器内科) <共編集>
内容

循環器治療薬の要点を押さえて素早く理解できるように編集されており、ガイドラインに準じた内容でこれまでにない分かりやすい循環器治療薬の使い方を記載した書籍である。

出版 南江堂
定価 4200円+税
発行 2010年3月10日
頁数 194ページ

中国現代文学 台湾からみる中国大陸の文学現象

編著者 小山三郎 杏林大学外国語学部教授
内容

第一部では四編の論文によって台湾現代文学と中国現代文学を比較の対象とし、第二部では各時代を代表する大陸の文学現象を分析する三編の論文を収録している。台湾と中国との政治的対立は、文化の正統性をめぐる側面が強く表れている。本書は、こうした現象を分析することで中国現代文学に新たな視点を見出す作業をおこなった。

出版 晃洋書房
定価 2500円+税
発行 2010年2月28日
頁数 218ページ

熟年離婚再考 団塊ライフプラン処方箋

著者 熊谷文枝 杏林大学外国語学部客員教授(共著)
内容

「熟年離婚」ということばを毎日のように耳にする。「離婚時年金分割制度」を当てにして、熟年離婚をするとその結末は悲惨なものとなる。マスコミも離婚問題の専門家でさえも熟年離婚の嵐が起こると公言した。それを聞いた「団塊の世代」が動揺するのは当然のこと。しかし、熟年離婚は本当に多発しているのだろうか。今、問題を再考することが求められている。

団塊の世代が「高齢者」グループに仲間入りをし、その多くが企業を定年退職した。その結果、一日中家で過ごす生活を送ることになった。今、団塊・熟年世代には、否応なく「夫婦関係」や「親の介護」という家庭生活がクローズアップされている。団塊・熟年世代の問題を考えることは、家族や夫婦のつながりの原点に立ち戻ることである。それらの問題に向き合うことは、人生を否定的にとらえることと同じではない。これからの永い「第二の人生」をどのように楽しく生きていくか、通常の趣味や旅行とは一味違うところから紹介する。そんな肯定的な生き方をする夫婦には、「熟年離婚」の入る余地はない。

本書では、団塊・熟年世代の夫婦なら一度は直面する問題を社会学や法律のエキスパートが分かりやすく解説する。それは、危機に直面する「団塊の世代にエールを送る」ことでもあり、またセカンドライフのための最良の「ライフプラン処方箋」を提示することにもつながる。

出版 有限会社 試論社
定価 1,600円+税
発行 2010年2月14日
頁数 197ページ

救急活動の法律相談

編集 救急活動法務研究会
代表 橋本雄太郎 杏林大学総合政策学部教授
内容

救急活動を取り巻く環境にも変化が見られるようになり、日常の救急活動も訴訟とは無関係ではいられなくなってきている。本書は、救急活動をめぐる様々な法律問題について、できるかぎり具体的な設問を上げて、それについてやさしく回答するという形式で、問題の所在を明確にし、紛争予防にも役立てていただきたいと考え企図されたもので、救急現場の危機管理には必携の書といえそうです。

出版 新日本法規出版 株式会社
定価 8,500円+税
発行

2010年1月

頁数 810ページ

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