杏林大学 | 杏林大学では、理念・目的に基づいた教育を行うため、学生が卒業時点までに獲得すべき能力を以下のように定め、卒業の要件を満たし、これらをすべて修得したと認められる学生に、学士の学位を授与する。 (1)専門的な知識と技術・技能 専門領域における基本的かつ体系的な知識と技術・技能を修得し、また必要に応じてこれを実践できる。 (2)問題解決能力 知識、技能を活用しながら、自ら問題・課題を発見し、客観的分析と柔軟な発想によって問題を解決することができる。 (3)コミュニケーション能力 他者と考えや情報を共有し、協調・協働することにより、良好な対人関係を主体的に築くとともに、ホスピタリティに溢れたコミュニケーションができる。 (4)高い倫理観と社会的責任能力 高い倫理観を持ち、規則を遵守し、地域社会の持続的発展のために、社会的責任を積極的に果たすことができる。 (5)自己表現力、情報発信力 他者の意見・主張を尊重し理解した上で、議論・交渉の場において自らの意見を明確に表現し、新たな情報を発信することで建設的な結論を導くことができる。 (6)国際性とグローバル人材力 異文化を正しく理解することにより国際性を身につけ、多様な価値観を認識および尊重し、グローバル社会で他者と協働し活躍することができる。 |
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杏林大学大学院 博士前期課程 | 杏林大学大学院博士前期課程では、理念・目的に基づいた教育を行うため、学生が修了時点までに獲得すべき能力を以下のように定め、修了の要件を満たし、これらをすべて修得したと認められた学生に、修士の学位を授与する。 (1)高度専門職業人としての知識と技術・技能 専門分野の理論や科学的根拠を理解し、職業現場での実践で応用、発展させることができる。 (2)課題解決能力 社会における課題を分析、処理し、広い視野と学際的な視点で解決することができる。 (3)研究遂行能力 テーマに基づき、論文執筆に至るまでの研究を遂行することができる。また、研究内容について説得力を持って発表することができる。 (4)高い倫理観と国際的視野 他者を尊重し、自己を律することができ、多様な価値観や異文化を理解したうえで、研究を遂行できる。 |
杏林大学大学院 博士後期課程 | 杏林大学大学院博士後期課程では、理念・目的に基づいた教育を行うため、修了時点までに獲得すべき能力を以下のように定め、修了の要件を満たし、これらをすべて修得したと認められた学生に、博士の学位を授与する。 (1)高度専門職業人としての知識と技術・技能 専門分野の理論や科学的根拠を深く理解し、職業現場での実践で応用、発展させることができる。 (2)課題解決能力 社会における課題を分析、処理し、広い視野と学際的な視点で解決することができる。 (3)高い研究遂行能力 テーマに基づき、博士論文執筆に至るまでの研究を遂行することができる。また、高いプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を身につけ、研究内容について説得力を持って発表することができる。 (4)高い倫理観と国際的視野 豊かな人間性、幅広い学識、高い倫理観を身につけ、他者を尊重し、自己を律することができ、多様な価値観や異文化を理解したうえで、研究を遂行できる。 |
杏林大学 | 杏林大学では、卒業認定・学位授与の方針に掲げる能力などの修得のために、各学部における授業科目を体系的かつ順次的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた授業を実施する。カリキュラムの体系を示すために、科目間の関連や科目内容の順次性を番号で表現する科目ナンバリングを行い、カリキュラムマップを作成することで、カリキュラムの構造をわかりやすく明示する。また、学生が学修に専念し安定した学生生活を送ることができるよう、学部に応じた諸制度を通して学生支援を行う。 教育内容、教育方法、評価については以下のように定める。 (1)教育内容 (1-1)高校から大学への円滑な導入を図るために 学士課程へのスムーズな移行のための初年次教育として、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できるように基礎的科目を配置する。 (1-2)専門的な知識と技術・技能を修得するために 専門分野の体系に基づき、幅広い知識を身につけるとともに実践的な高度な技術・技能を修得するために、必修科目と選択科目を区別して配置する。 (1-3)問題解決能力を修得するために 自ら問題・課題を発見し、解決する能力を高めるための科目を配置する。 (1-4)コミュニケーション能力を修得するために 他者との意思疎通を図り、自らの考えを適切に伝えることのできる優れたコミュニケーション能力を涵養するための科目を配置する。 (1-5)高い倫理観と社会的責任能力を修得するために 幅広い分野にわたって教養を養い、生命の尊厳と人権の尊重を基盤とした高い倫理観を修得するために、各種科目を配置する。また、社会との関わりを学び、社会の持続的発展のため、自分の能力を役立てる積極性を修得するための科目を配置する。 (1-6)自己表現力と情報発信力を修得するために 自己の考えを適切に表現する能力および収集した情報や履修した内容を広く他者へ発信する能力を修得するための科目を配置する。 (1-7)国際性とグローバル人材力を修得するために 国際的視野を持ち外国語を活用して、グローバル社会で活躍することのできる能力を修得するための科目を配置する。 (2)教育方法 (2-1)専門的な知識と技術・技能を修得するために 専門的な知識と技術・技能の修得を図るために、講義・演習・実習を行う。この他、e-Learning、課題解決型学習(PBL:Problem/Project Based Learning)、CLIL(Content and Language Integrated Learning)などの教育方法を積極的に導入する。また、指導教員による個別指導もしくは少人数指導を行う。 (2-2)高い問題解決能力と自己表現力・情報発信力を修得するために 問題解決能力・自己表現力・情報発信力を修得できる能動的学修(アクティブラーニング)方法を取り入れた科目を導入する。また、個別指導による双方向講義や複合的なものの見方・考え方を養い客観的かつ高い意欲を持って問題解決能力を修得するための卒業研究などを積極的に導入する。 (2-3)コミュニケーション能力を修得するために 各種実習、インターンシップなどを通して、他者とのコミュニケーション能力の向上を図る。 (2-4)高い倫理観と社会的責任能力を修得するために グローバル社会と地域の双方を舞台にした活動体験・現場体験を通して適応能力を涵養するため、フィールドワーク、ボランティアなどのソーシャルラーニング(社会学修)を積極的に導入する。 (2-5)国際性とグローバル人材力を修得するために 国際的な視野を広げるとともにグローバル社会での適応能力を涵養するため、海外留学・研修・実習プログラムを積極的に導入する。また実践性を重視した外国人教員による語学教育を行う。 (3)成果の測定 (3-1)各学期終了時に国際的な成績評価指標であるGPA(Grade Point Average)で評価する。 (3-2)学年ごとに目標を設定して、その達成度を検証するために、学部・学科の特性に合わせた評価試験(共通テスト、CBT、OSCE(Objective Structured Clinical Examination)など)を実施する。 (3-3)大学IRコンソーシアム「学生共通調査」を実施し、学士課程全体の成果を把握する。 |
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杏林大学大学院 博士前期課程 | 杏林大学大学院博士前期課程は、卒業認定・学位授与の方針に掲げる能力の修得のために、専門分野を設け、以下に示した教育課程編成・実施の方針に基づき、コースワークとリサーチワークをバランスよく配置する。コースワークは講義・演習・実験などを適切に組み合わせ、専門知識や技術、実践能力の効果的な修得につながる授業を行う。これらの科目は、体系的に理解できるようカリキュラムマップにより可視化する。 教育内容、教育方法、評価については以下のように定める。 (1)教育内容 (1-1)高度専門職業人としての知識と技術・技能を修得するために 基盤となる理論や科学的根拠への理解を深めるとともに、技術・技能を修得し、高度専門職業人としての実践力と指導力を高めるために、各専門分野に多様な科目を配置する。 (1-2)課題解決能力を修得するために 専門領域の課題の解決に必要な広い視野と学際的識見を培うために、分野横断的な科目を配置する。 (1-3)研究遂行能力を修得するために 研究における問題点を自ら見出し分析するとともに、研究成果を適切に説明し、論文としてまとめることが出来るために、専門的な科目を配置する。 (1-4)高い倫理観と国際的視野を修得するために 他者を尊重し、理解することのできる高い倫理観と国際性を培うために、専門的な科目を配置する。 (2)教育方法 (2-1)高度専門職業人としての知識と技術・技能を修得するために ・講義の他に実習や演習を実施する。 ・少人数授業体制による双方向性の教育を実施する。 ・指導教員による少人数指導を行う。 (2-2)課題解決能力を修得するために ・課題発見能力を修得できる能動的学修(アクティブ・ラーニング)を実施する。 ・学術論文の抄読、プレゼンテーション、クリティカルな討論を積極的に取り入れる。 ・多様な専門職種の学生による集団討論を積極的に取り入れる。 (2-3)研究遂行能力を修得するために ・指導教員が、研究指導や論文執筆・発表の指導を個別に行う。 ・研究報告会や論文発表会等で多様な専門分野の教員が指導する。 (2-4)高い倫理観と国際的視野を修得するために ・専攻・専門分野を超えて広く、国際的な視野、学際的識見を培うための教育方法を積極的に取り入れる。 ・外部の識者を招聘し、豊富な経験から得られた優れた知見に触れる特別講義・講演会を実施する。 (3)成果の測定 以下の方法で、研究遂行能力や論文執筆力、論文発表の際のプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力が、修士の学位に相応しいレベルに達しているかを評価し、課程として目的に沿った成果が上がっているかを測定する。 (3-1)履修科目の総合判定は、各学年終了時に国際的成績評価であるGPA (Grade Point Average)で評価する。 (3-2)学位論文発表会、修士論文審査において、研究遂行能力や倫理観、国際性、論文執筆力、論文発表の際のプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力が身についているかを測定する。 |
杏林大学大学院 博士後期課程 | 杏林大学大学院博士後期課程は、卒業認定・学位授与の方針に掲げる能力の修得のために、専門分野を設け、以下に示した教育課程編成・実施の方針に基づき、コースワークとリサーチワークをバランスよく配置し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた授業を実施する。それぞれの専門分野における優れた研究者、高度専門職業人の養成のために必要なカリキュラムを体系的に構築する。 教育内容、教育方法、評価については以下のように定める。 (1)教育内容 (1-1)高度専門職業人としての知識と技術・技能を修得するために 専攻する専門分野の近年の研究動向、最新知見、理論、技術などの最新の専門知識を修得するための科目を配置する。また基盤となる理論や科学的根拠への理解を深めるとともに、技術・技能を修得し、高度専門職業人としての実践力と指導力を高めるために、各専門分野に多様な科目を配置する。 (1-2)課題解決能力を修得するために 専門領域の研究課題を設定し、その課題追及・解決に必要な広い視野と高い学際的識見、科学的思考力を培うために、各専門分野に講義科目、セミナーを配置する。 (1-3)高い研究遂行能力を修得するために 研究における問題点を自ら見出し分析するとともに、研究成果を適切に説明し、博士論文としてまとめることが出来るために、専門的な科目を配置する。 (1-4)高い倫理観と国際的視野を修得するために 他者を尊重・理解し、社会的責任を果たすことのできる高い倫理観と世界の先進的な研究内容を学び国際性を培うために、専門的な科目を配置する。 (2)教育方法 (2-1)高度専門職業人としての知識と技術・技能を修得するために ・講義の他に実習、演習、e-learningを実施する。 ・少人数授業体制による双方向性の教育を実施する。 ・指導教員による個別指導もしくは少人数指導を行う ・ライフイベントによらない視聴覚教材を用いた効率的な学習を可能にする。 (2-2)課題解決能力を修得するために ・課題発見能力を修得できる能動的学修(アクティブ・ラーニング)を実施する。 ・学術論文の抄読、プレゼンテーション、クリティカルな討論を積極的に取り入れる。 ・多様な専門職種の学生による集団討論を積極的に取り入れる。 (2-3)高い研究遂行能力を修得するために ・指導教員が、個別に研究指導や論文執筆・発表の指導を行う。 ・研究報告会や論文発表会等で多様な専門分野の教員が指導することで、研究科横断的に研究遂行能力やプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を高める。 (2-4)高い倫理観と国際的視野を修得するために ・専攻・専門分野を超えて広く、国際的な視野、学際的識見を培うための教育方法を積極的に取り入れる。 ・外部の識者を招聘し、豊富な経験から得られた優れた知見に触れる特別講義・講演会を実施する。 (3)成果の測定 以下の方法で、研究遂行能力や論文執筆力、論文発表の際のプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力が、博士の学位に相応しい高いレベルに達しているかを評価し、課程として目的に沿った成果が上がっているかを測定する。 (3-1)履修科目の総合判定は、各学年終了時に国際的成績評価であるGPA (Grade Point Average)で評価する。 (3-2)学位論文発表会、博士論文審査において、研究遂行能力や倫理観、国際性、論文執筆力、論文発表の際のプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力が身についているかを測定する。 |
杏林大学 | 本学の理念・目的を理解し、その達成に真摯に取り組む意欲のある人材を求めている。具体的には、次のような資質を持つ学生を求めている。 (1)求める学生像、資質 (1-1)高い倫理観と豊かな人間性を備え、社会人として求められる基礎的な能力や知見を身につけ、社会において積極的に活躍する強い意志と意欲を持つ人 (1-2)他者の考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするために、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持つ人 (1-3)柔軟な思考力と知的探究心を持ち、判断力や表現力を駆使して自発的に問題解決につなげる意欲を持つ人 (1-4)広い視野や国際感覚、国際協調の精神を身につける意欲を持ち、グローバル社会・地域社会において、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を持つ人 (2)求める学習成果 「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)及び「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能や能力を備えた人を求める。 (2-1)入学後の修学に必要な基礎学力としての知識や表現力・技能を有している。(知識・理解・表現力) (2-2)自分の考えを的確に表現し、伝えることができる。(技能・表現力) (2-3)知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて物事を多面的かつ論理的に考察することができる。(思考力・判断力) (2-4)教育、人間、自然、文化などにかかわる諸問題に深い関心を持ち、社会に貢献する意欲や経験がある。(関心・意欲・経験) (2-5)他者の立場や意見を尊重・理解した上で、自分の考えを的確に表現しながら、他者とのコミュニケーションを図ろうとする態度を有している。(協調性・コミュニケーション能力) |
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杏林大学大学院 博士前期課程 |
杏林大学大学院博士前期課程は、本研究科の理念・目的を理解し、その達成に真摯に取り組む意欲のある人材を求めている。具体的には、次のような資質を持つ学生を求めている。 (1)求める学生像、資質 (1-1)高度専門職業人への意欲 高度専門職業人を目指し、それに必要な専門知識や技術・技能を修得したいという意欲を持っている人 (1-2)研究遂行、課題解決への意欲 研究課題に対して科学的にアプローチし、理論的・実証的・政策的に分析して解明する能力・技術を修得し、研究成果を実践活動に生かして諸問題を解決したいという意欲がある人 (1-3)国際性、学際性、社会貢献に対する関心 国際社会において発生する様々な課題に関心を持ち、課題解決に向けて多面的、学際的に取り組む意志を持つとともに、科学的基盤に立ち社会に貢献する意志を持っている人 (2)求める学習成果 「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)及び「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識、技術・技能、態度を備えた人を求める。 (2-1)関連領域の専門的知識、技術・技能を有している。(知識・技術・技能) (2-2)課題を自ら発見し、分析して問題を処理する技能を修得する意欲と能力を備えている(態度・思考力・判断力)。 (2-3)自らの研究的関心について背景や理由等を論理的に要約し、説明や質疑応答ができる。(知識、コミュニケーション能力) (2-4)主体性と協調性、積極性を持って、相互理解を深めることができる。(態度、協調性) (2-5)安易に妥協することなく、忍耐強く研究に取り組むことができる。(継続性、態度) |
杏林大学大学院 博士後期課程 |
杏林大学大学院博士後期課程は、本研究科の理念・目的を理解し、その達成に真摯に取り組む意欲のある人材を求めている。具体的には、次のような資質を持つ学生を求めている。 (1)求める学生像、資質 (1-1)高度専門職業人への意欲 高度専門職業人を目指し、それに必要な専門知識や優れた技術・技能を修得したいという意欲を持っている人。また、その学問的基盤を確立し、その基盤となる素養や能力を培う意欲を持っている人。 (1-2)研究遂行、問題解決への意欲 研究課題に対して科学的にアプローチし、理論的・実証的・政策的に分析して解明する能力・技術を修得し、独創的な研究に取り組むとともに研究成果を実践活動に生かして諸問題を解決したいという意欲がある人。 (1-3)国際性、学際性、社会貢献に対する高い関心 国際社会において発生する様々な課題に幅広い関心を持ち、課題解決に向けて多面的、学際的に取り組む意志を持つとともに、科学的基盤に立ち社会に貢献する意志を持っている人。 (2)求める学習成果 「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)及び「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識、技術・技能、態度を備えた人を求める。 (2-1)関連領域の専門的知識、高い技術・技能を有している。(知識・技術・技能) (2-2)課題を自ら発見し、分析して問題を処理する技能を修得する意欲と能力を備えている(態度・思考力・判断力)。 (2-3)自らの研究的関心について背景や理由等を論理的に要約し、十分な説明や質疑応答ができる。(知識、コミュニケーション能力) (2-4)主体性と協調性、積極性を持って、相互理解を深めることができる。(態度、協調性) (2-5)妥協することなく、忍耐強く研究に取り組むことができる。(継続性、態度) |