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杏林大学関係出版情報(2011年)



  • 過去の著作物(年度別インデックス)はこちら

  • 書籍を中心に紹介しています。

    日本の神道

    監訳 劉 迪 総合政策学部准教授
    著者 津田左右吉
    訳者 ケ紅
    内容 この著書は神道の概念およびその思想の発展過程を考察したものである。著者は特に歴史学の視点から神道理論の発展をめぐって幅広く実証研究を行った。日本伝統を理解するために重要な研究であると考えられる。もともと『東洋学報』に1937年11月から1939年5月にかけて7回にわたり連載されていたものである。戦後書籍として初めて出版された。この中国語版は『日本の神道』(『津田左右吉全集』第9巻、岩波書店、1964年)に基づいて翻訳したものである。
    出版 商務印書舘
    定価 622元
    発行 2011年9月
    頁数 281ページ

    頭部画像診断パーフェクト

    編集 土屋一洋 医学部放射線医学教室  ほか
    内容

    本書はいわゆるcommon diseaseから稀なものにわたる310疾患を1,000点以上の症例画像で網羅したものであり、近年の類書では最も豊富な内容となっている。

    またMRIやCT所見を中心とした読影ポイントに加えて臨床面の関連事項やガイドライン、診断に役立つ最新情報も掲載した点が特徴のひとつである。

    放射線科の画像診断医はもとより、脳神経外科、神経内科、精神科、小児の神経疾患に関わる方々にぜひ役立てて頂きたい、まさにこの1冊で頭部の画像診断を極めた書籍である。

    出版 羊土社
    定価 9,800円+税
    発行 2011年9月
    頁数 622ページ

    日本の地縁と地域力 ―遠隔ネットワークによるきずな創造のすすめ

    著者等 編著 熊谷文枝 外国語学部客員教授
    著   八木橋宏勇 外国語学部講師 / 石黒妙子
    内容

    国内外の研究歴40余年の編著者が描き出す「日本社会の地域的多様性」。新進気鋭の社会言語学者があぶり出す「方言主流社会」と「地域医療の崩壊」。地域医療に一生をささげた産婦人科医が語る「地縁家族のきずな」。

    これらのエキスパートは、日本復興の鍵となる「地縁と地域力」を提唱。安否ネットワークの強化や、遠野モデル、多摩市、アメリカの成功事例などを紹介しつつ、地域の文化・社会的特質を活かした「きずな創造」を熱く語る。

    出版 ミネルヴァ書房
    定価 4,000円+税
    発行 2011年12月10日
    頁数 A5・284ページ

    魯迅 海外の中国人研究者が語った人間像

    著者等 著者(監修) 小山三郎 外国語学部教授  (編者)千野万里子ほか二名
    内容

    本年は、魯迅生誕130年にあたる。本書の第一部は、香港・台湾・米国に移り住んだ中国人研究者による魯迅論。本国で神格化されてきた人間像に新しい視点を提供するものである。

    執筆は、夏志清コロンビア大学名誉教授、魯迅を知る香港の作家徐、反共の立場をとった鄭学稼、台湾に移ったその後の台静農を取材した蔡登山の四人。執筆時期は、1960年代から現在までである。

    第二部は、監修者の一人鮑耀明と交わされた周豊一(魯迅の弟・周作人の息子)の膨大な通信のなかから「俳句通信」を収録した。ここでは、中国国内で決して語られることのない父親とおじである魯迅の確執の真相を語っている。なお鮑耀明氏と夏志清氏は、90歳を越えた文人、研究者である。

    出版 明石書店
    定価 4500円(税別)
    発行 2011年10月
    頁数 272ページ

    中国語の30秒スピーチ

    著者 塚本慶一 杏林大学外国語学部教授
    内容

    第1章 自己紹介と挨拶
    名前・出身地・出身校・家族・趣味・仕事の紹介/着任・就任挨拶/面接/離任・帰国挨拶、など

    第2章 プレゼンテーション/会議での司会とスピーチ
    グラフを使った説明/定例会の司会/総経理挨拶/経理・人事部門報告/販売会議の司会/休憩の案内、など

    第3章 企業訪問
    会社概要・業務内容紹介/来訪者の謝意/工場概要紹介/ショールーム紹介/生産ライン紹介、など

    第4章 宴会/出迎え/見送り
    主催者の歓迎挨拶/乾杯の音頭/閉会のことば/招待客の謝意/宴会の司会/出席者の紹介/記念品贈呈/空港での出迎え/ホテルでの見送り/
    出迎え・見送りへの謝意、など

    第5章 式典・イベントでの挨拶
    結婚式での司会・お祝いのスピーチ/新郎新婦のお礼/葬儀でのお悔やみのことば/合格祝い/就職決定祝い/ゴルフコンペ幹事挨拶/
    誕生パーティーでの挨拶/出産のお祝い、など

    「おびより」

    出版 研究社
    定価 1,995円(税込)
    発行 2011年9月
    頁数 180ページ

    バチカンの聖と俗 日本大使の一四〇〇日

    著者 上野景文 杏林大学外国語学部客員教授
    内容

    本書は、バチカンのいわゆる紹介本ではありません。
    その主眼は、「文明論としてバチカンに迫る」ことにあります。
    つまり、現代西欧文明におけるバチカンの位置付け、米国文明とバチカンとの関係、西欧で影響を増しつつある「神なき新信仰、新思潮」とバチカンの間の緊張、「俗」に根を張るバチカン、などのテーマを一つ一つ追うことにより、本書は、バチカンを通して、現代西洋文明全体を語ることを試みた野心的な作品です。

    第一部 「バチカン・カトリック教会」について、その「容姿・風貌・特質」の観察。

    第二部 バチカンから欧州・世界を眺めると、どのような景色が見えるか。

    第三部 それらの観察が日本、そして日本人に投げかける意味を考察。

    出版 かまくら春秋社
    定価 1,575 円(税込)
    発行 2011年7月14日
    頁数 四六判上製・248 ページ

    ATPaseのエネルギー変換論序説

    著者 福嶋義博 杏林大学医学部客員教授
    丑丸  真 杏林大学医学部准教授
    内容

    ATPaseは、自らが加水分解するATPの持っている自由エネルギーを仕事に変換すると言われてきた。しかし、ATP加水分解の減少するΔGは、ATPase反応の進行を保証する条件ではあるが、ATPから放出され仕事に姿を変えるという意味での仕事の源ではない。ATPaseが行う仕事の源泉は、環境という熱浴中でATPaseの一次構造が実現するコンホメーション・エネルギーにある。熱力学データを素直に読み取れば、ATPを“高エネルギー”物質と捉えるべき根拠は見出せないのである。

    出版

    東京教学社

    定価 1,500円+税
    発行 2011年5月31日
    頁数 118ページ

    日本通商政策論 -自由貿易体制と日本の通商課題−

    編著 馬田啓一 杏林大学総合政策学部教授 ほか
    内容

    厳しい試練を迎えている日本の通商政策。TTP(環太平洋連携協定)やWTO(世界貿易機関)におけるドーハ・ラウンドへの対応をめぐり新たな開国論議が高まるなか、見直しを迫られる日本の農業外交。存在感を増す東アジア市場やアジア太平洋地域の活力を取り込むため、日本はどのようなグローバル戦略を展開すべきか。本書は目下焦眉の日本の通商課題を取り上げた。

    出版 文眞堂
    定価 2,800円+税
    発行 2011年3月30日
    頁数

    271ページ

    抗うつ薬の真実 抗うつ薬を飲む人、出す人へのメッセージ

    著者 田島治 杏林大学保健学部教授
    内容

    社会構造の急激な変化やストレス社会が招くうつ病の増加とその症状の多様化は、昨今の重要な社会問題となっている。本書では、長く臨床に携わってきた著者が、うつ病の実態やうつ病治療の新しい視点を追求しつつ、抗うつ薬の歴史、薬物療法の抱える問題点や課題を鋭く解説している。専門家ならではの深い洞察力と経験に基づく考察によって、うつ病や抗うつ薬に関する知識をより深めたいと思っている読者は「目からウロコ」の体験ができるはず。

    出版 星和書店
    定価 2,800円+税
    発行 2011年4月27日
    頁数 320ページ

    刑事訴訟法入門

    編著 橋本雄太郎 杏林大学総合政策学部教授
    内容

    刑事訴訟法が1948(昭和23)年に制定・公布されてから約60年経過したところで、刑事司法改革が実施され、裁判員制度導入、犯罪被害者に配慮した法整備など、これまでの刑事訴訟に関する基本的な考え方にも触れる一大改革が行われました。他方、法律を学ぶ学部生の質の変化も認められるようになっていることに加え、ロー・スクールにおける未修者への対応など、講義を受ける側の視点に立った入門書、概説書の必要性も高まってきました。こうしたことを踏まえて、本書は、刑事訴訟をはじめて学ぶ学生のためのホーンブックとして企図され刊行したものです。本のタイトルを「入門」としたのも、そのことを示すためでもあります。

    出版 八千代出版
    定価 2,500円+税
    発行 2011年4月20日
    頁数 272ページ

    腎疾患と血液透析の診療ー原病の診断から血液浄化法の技術までー

    著者

    副島昭典 保健学部臨床工学科教授

    四倉正之 保健学部臨床工学科教授
    鈴木祥史 保健学部臨床工学科非常勤講師
    須田健二 保健学部臨床工学科学内講師

    内容

    本書は従来の腎臓病学の教科書の体裁にこだわることなく、最新の情報を取り入れて診断と治療に関する記述の全体を構成した。第一章では慢性腎不全の原因となる主要な疾患について、第二章には血液浄化法の装置や技術的な内容をまとめた。臨床の現場で実際に役立つ一冊である。

    出版 東京医学社
    定価 6,000円+税
    発行 2011年4月20日
    頁数 326ページ

    経営学要論シリーズ 3 現代CSR経営要論

    編著 田中信弘 杏林大学総合政策学部教授
    内容

    現代企業が社会的責任をこれまで以上に果たしていく必要がある現状を、日本と各国の動向を把握しながら論じられている。

    本書は、「コーポレート・ガバナンス」や「環境経営」などの関連領域も含めて、全16章から構成され、各方面の新しい動向をフォローしている。
    出版

    創成社

    定価

    3,000円+税

    発行 2011年3月20日
    頁数

    352ページ

    中国語通訳講座

    著者 塚本尋 杏林大学外国語学部教授
    張 弘  杏林大学外国語学部講師
    内容

    中国語が中・上級のレベルに達した方の通訳訓練入門用テキスト。著者両名の通訳現場経験ならびに教育経験に基づいた学習モデルを活用し、日中交流の実際の場面設定の中で、今日的な話題を盛りこんで、臨場感のある内容になるよう工夫をこらしました。

    出版

    三修社

    定価 2,800円+税
    発行 2011年2月10日
    頁数 221ページ

    聖書と比喩 メタファで旧約聖書の世界を知る

    著者 八木橋宏勇 杏林大学外国語学部講師
    内容

    「この人コニヤは、壊れた壺ですか」……?
    これは『旧約聖書』の「エレミア書」(22:28)にある一節で、コニヤという人物が「壺」という比喩で表現されています。多彩な比喩に溢れる古代ヘブライ人の書『旧約聖書』を、現代に生きる私たちはいかにして読み解くことができるのか、これが本書のテーマです。巻末には、日常の英語表現や欧米の文学作品・映画の理解に役立つ「聖書の比喩分析リスト」(180項目)を掲載しました。『旧約聖書』をこれから読む人にも読み直す人にも、新しい発見がある一冊です。

    出版 慶應義塾大学出版会
    定価 2,500円+税
    発行 2011年1月27日
    頁数 224ページ

    三味日本−劉迪細品東瀛

    著者 劉 迪  杏林大学総合政策学部准教授
    内容 日本の市民社会建設の経験について、考察をふまえて中国に紹介したものである。東アジア諸国間の相互理解及び市民社会建設の一助となることを期待する。
    出版 知識産権出版社(北京)
    定価 18元
    発行 2011年1月1日
    頁数 250ページ

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