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大学ホーム国際協力研究科受験生の方へ修了生のメッセージ大和田泰隆さん 国際文化交流専攻2004年修了

修了生のメッセージ

大和田泰隆さん 国際文化交流専攻2004年修了

アカデミックな日本語教師をめざせ

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大和田泰隆さん

私はタイの大学等で2年間日本語教師として活動した後に杏林大学大学院に入学しました。在学中は国内の日本語学校で教えました。そして2004年9月に修了した後は国際交流基金派遣日本語教育ジュニア専門家として2年間中東の大学で活動しました。

高 等教育機関における日本語教育は世界中で広がりを見せています。しかし残念ながら教師は不足しています。大学や専門学校で求められる日本語教師は研究活動 のできる日本語教師であり、論文などの指導ができる日本語教師です。修士号以上の学位が採用の条件となる機関もあります。しかしこうした「アカデミックな 日本語教師」はまだまだ少なく、今世界で求められているのです。また海外では、現地の教師と若手の日本人教師で運営している現場がとても多いです。そこで 不足しているのも、学術的な裏づけをもって的確なアドバイスのできるアカデミックな日本語教師です。学習者からはもちろん、同僚からも頼られる教師が求め られているのです。

大学院の修了はアカデミックな日本語教師への必要な第一歩です。杏林はその 第一歩に贅沢とも言える環境を与えてくれました。アットホームな雰囲気の中、各分野で先端を行く先生方が気軽に研究の相談に乗り、手取り足取り指導してく ださいました。また国際協力研究科は日本語教育分野に限らず様々な授業が履修でき、見識を広げることができました。もちろん学生たちの専門も様々で、様々 な視点を持つ仲間たちとわいわい語りあったり、時には意見を戦わせたりして様々な考えに触れることができました。

是非みなさんも杏林大学大学院の環境を大いに活かし、深い専門知識と幅広い見識を身につけてください。そして修了後はそれをもって世界の現場で活躍されることを期待しております。

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