国際医療協力専攻は、世界諸地域に対する保健医療分野における国際協力に必要な幅広い知識や実践的な理論を習得する指導を行うとともに、保健医療の国際協力の場で優れた能力を発揮できる人材を育成していくことを目的としています。
国際保健医療協力は、人々の生命や生活の安全と幸福に貢献する、きわめて人道性の高い意義のある活動であり、最も力を入れるべき国際協力の分野と言えるでしょう。日本の国際保健医療協力は着実に実績と成果をあげ、多大な貢献を果してきましたが、解決すべき諸問題や課題も多く、またそれぞれの問題や課題が相互に関連しているため、きわめて学際性の高い分野となっており、意欲と見識を持った優秀な人材が求められます。こうしたニーズに対応して、国際医療協力専攻のカリキュラムはでは、医学、看護学などの医療系の科目だけではなく、人文社会科学系の科目も充実しています。授業のほか、演習や事例研究も充実しており、優れた研究指導を行う体制が確立しています。
教授インタビュー
[ 国際協力研究科からのメッセージ ] 高坂宏一教授 インタビュー
国際医療協力講演会
国際医療協力専攻では、医療協力の現場で活躍されている方々のお話を聞く機会を設けています。次回講演会については、予定が決まり次第、本学のホームページ等でお知らせいたします。ご興味のある方は、下記の問い合わせ先までご一報ください。次回講演会のご案内をお送りいたします。
これまでに実施した講演会
- 第9回「ヘルシータンボンプロジェクト:タイ国チャチェンサオ県の事例」
(平成24年4月9日) Kuwadee Rojpaisarnkit 博士 - 第8回「途上国において最も負担の大きな感染症」
(平成24年1月11日) Myo Nyein Aung 氏 - 第7回「アジア大都市結核対策共同調査」
(平成23年6月24日) 宮下 裕美子 氏 - 第6回「世界の医療団 短期プロジェクト スマイル作戦」
(平成22年12月10日) 石原 恵 氏 - 第5回「ハイチにおける緊急医療支援活動について」
(平成22年4月16日)近藤 美智子 氏 - 第4回「途上国でのHIV対策」
(平成21年10月30日)垣本 和宏 氏 - 第3回「ウズベキスタンにおける国際協力」
(平成21年6月4日)矢嶋 和江 氏 - 第2回「開発コンサルタントの調査業務〜ウズベキスタンでの開発調査〜」
(平成20年6月30日)阿部 千春 氏 - 第1回「開発途上国での地域に根ざした保健活動〜母子保健の推進のために〜」
(平成20年5月9日)尾形 直子 氏
講演会に関するお問い合わせ先
国際協力研究科 北島 勉 kitajima@ks.kyorin-u.ac.jp