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仕事をしながらの厳しい条件下で修士論文を完成して修了した一日本語教師が,現在取り組んでいる教師養成上の問題点や,ライフワークと決めている視聴覚教材についてのあれこれを発信したいと思います。

第一回「マイクロティーチングとの出会い」

2010年4月20日 10:00

日本語教師は、大学主専攻、副専攻、養成講座、日本語教育能力検定試験合格など、様々なプロセスを通って「教師」になります。でも、理論を勉強してすぐに教えられるというわけではありません。国語や英語を教えるのと同じで「教育実習」が必要になります。理論はある程度一人でも勉強できますが、実習は一人ではなかなか難しいものです。そこで、そのような「場」が必要になります。何をするのか・・教える経験をします。教えるには何が必要か・・要素はいろいろあります。教室、教材、テキスト、教案・・・そしてなにより学習者。学んでくれる人がいないと教えられない・・・けれどこれがなかなか難しい。今日から実習がしたいと言っても、急に外国人が来てくれて、拙い授業に付き合ってくれるかというと、そうはいかないものです。そこでどうしたら「教える経験」ができるか・・と考えて、たどり着いたのがマイクロティーチングという方法でした。

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