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仕事をしながらの厳しい条件下で修士論文を完成して修了した一日本語教師が,現在取り組んでいる教師養成上の問題点や,ライフワークと決めている視聴覚教材についてのあれこれを発信したいと思います。

第五回 マイクロティーチングの実践

2011年5月22日 23:19

 今年こそ、もっと頻繁に更新しようと思いつつ・・・結局、4ヶ月ぶりになってしまいました。さて、個人的な話になりますが、一つ嬉しいことがあったので、まずそちらから・・・このブログにたどり着いて読んでくれた人から、マイクロティーチングを実践してみたというメールをもらいました。海外での実践だったのですが、現地の先生方にも好評だったようです。こういう便りをもらうのは、本当に嬉しいですね。・・・でも、自分自身のことを考えると、研究が思うように進んでいない・・・反省です。ただ、いろいろな方法を試した結果、MTにたどり着いた頃と比較すると、やはり自分なりに「進化」したようにも思うのです。やりながら、考えながら進める実践研究の面白さ・・・でしょうか。

 さて、今日はMTの注意点について少し述べたいと思います。MTでは評価する方もされる方も、同じポイントを見ているということが条件になります。ですから、お互いにそのポイントが何であるのかを明確にしておく必要があります。また、ポイントを決めたら他の点については、評価しないということも大切です。何年やっていても私自身、どうしても見えること、目についたことを「言ってしまいたくなる」のですが、MTでは厳禁。決めたポイントについてのみ、きちんと評価すること・・・簡単なようでいて、実は結構難しいことだと思うのですが、いかがでしょうか。

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