オックスフォード英語研修 平成14年
江戸 淳子(外国語学部教授)
8月25日から9月18日まで、外国語学部恒例のオックスフォード英語研修に学生34名と国際交流センターの伊藤理恵さん、主催者であるUTS国際教育センターの千田さんと一緒に参加、今年は紅一点(男子!)以外は全員女子学生でした。
初日、ロンドンのヒースロー空港から肌寒い夕暮れのオックスフォードに到着すると、ホーム・ステイ先の出迎えの家族と対面、学生は、寒さに震えながら、幾らか緊張気味に心細気にそれぞれの滞在先へ向かっていった。
翌朝はペンブルック・カレッジに皆元気な顔を見せ、早速、これから始まるカリキュラムについてのオリエンテーションを受けた後、各自、個人レッスン指導に当たるチューターの先生と対面し、午後からオックスフォードの街を受け入れ先のCIE (College of International Education) スタッフの案内で見て廻り、3週間に及ぶ生活のスタートを切った。
午前中は個人レッスン、午後は4つのグループに分かれてのレッスンであった。数日経つと、レッスンやホームステイ先、イギリスの生活にも慣れて来て、皆元気一杯、取り分け、個人レッスンは気に入った様子であった。
午後のグループ・レッスンは一日おきで、無い日にはソーシャル・アクイヴィテイとして、ミュージアム、カレッジの見学やハリーポッターの映画撮影がおこなわれた図書館見学、またイギリス伝統のクリーム・テイーやカレッジのダイニング・ホールでの食事やパンテイングなど、週末には、シェークスピア縁のストラットフォード・アポン・エイヴォン訪問など、イギリスの文化や生活を経験するための様々なイヴェントがあった。
しかしハイライトは、何といっても、感謝を表すために行った、学生による手作りのフェアウエル・パテイーであったろう。ホスト・ファミリー、先生、CIEスッタッフなど130人近くを招待して近くのコミュニテー・センターの会場を借り、料理、会場飾り付け、エンターテインメント担当のグループに分かれて早くから準備してきたもので、皆で一つのプロジェクトを成し遂げったといった意味で、英語学習と共に、成果あるものであった。
最終日の9月13日にはコース修了証書の授与式が行われたが、到着日の心細さとは打って変わって、オックスフォードの町や人々に名残り惜しく、式が終わっても、中々立ち去り難かったようだ。
天気の方も初日とは打って変わり、毎日のように素晴らしい快晴で暖かく恵まれた日々であった。その後3日間のロンドン滞在を経て、25日間に及ぶ研修を終了し、全員病気も事故もなく無事に過ごせたのもいろいろな方の協力があってのことと感謝しています。