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韓瑞大学校留学から帰国した学生の体験記を紹介します

2019年度 韓瑞大学校留学から帰国した学生の体験記を紹介します。


渡航期間:2019.8~2020.3
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外国語学部観光交流文化学科 須藤 彩

 私は2年生の秋学期から、韓国の忠清南道にある韓端大学に交換留学で半年間通いました。なぜ韓国に留学したのかと言うと、高校生の頃から独学で韓国語を勉強していたので、自分が実際に韓国でどの程度会話が続くのか、授業が受けられるのか、自分の実力を試してみたかったからです。
 韓国に行ってすぐの頃はとにかく不安でした。わからない単語が多く、先生たちの話のスピードが早く感じ、理解するまでに時間がかかることもありました。また語学堂ではクラス分けテストの成績が良かったため、1番上のクラスに入ってしまい、周りの子より勉強量が劣っているように感じて辛かったです。生活していく中で必要な家具の名前であったり、お店で何かを購入する時に店員から聞かれる内容だったり、勉強していてもなかなか習わないような単語やフレーズが理解できず、困ることもたくさんありました。さらに韓端大学は都市部から2時間近く離れているので、電車はなく交通手段と言うとバスかタクシーだけでした。電車は路線がわかっていれば切符を購入して乗車すればいいですが、バスの場合は自分がどこにいくのかチケットの買い方が複雑だったり、タクシーの場合は運転手の方との会話が必須なので苦戦することが多く、しんどいなと思うことが多かったです。
 そんな時に学校で友達ができ始め、韓国語を日常的に使う機会が増えていき、理解力も徐々に増えていきました。韓国人が10人以上集まっているグループに招待してもらい、一緒に遊んだり勉強会をしたりもしました。そのおかげで、少しずつ韓国語が理解できるようになってくると友達との何気ない会話や先生の授業をもっと理解したい、話したいことをすぐに表現できるような力が欲しいと思い、真剣に勉強に取り組み始めました。自分で真剣に勉強し始めてからどんどん授業の内容が理解できるようになって本当に楽しく感じたのを覚えています。今までは自分が理解できる単語1つずつをつなぎ合わせて何を言いたいのか理解していましたが、きっちり文章で理解できるようになると何が重要なのか、先生が今面白い話をしているのだなと理解できるようになって、今まで受けていた授業が楽しいものに変わりました。
 本当はあと半年間、韓端大学に通って学びたいことが多かったです。やっと授業が楽しくなり、友達も増え、行事も色々とあったのでいきたい気持ちはすごくありましたが、仕方のないことなので、自分で身をもって体験した努力することの大切さと、勉強に対する意欲は杏林大学に戻っても忘れずに活かしていきます。現地に行かなければわからないこと、現地でしか体験できないこと、思い出、自分の気持ちなど貴重な体験ができたし、思い切って留学にいくことを決断した1年生の頃の自分をすごく誇りに思っています。もし留学に行くかどうか悩んでいる人がいるなら絶対に行った方がいいと言えるくらい良い体験ができたし、思い出は半年行っただけでこの体験記に書ききれないくらいにたくさんあるので、心から韓端大学に交換留学をして良かったなと感じます。機会があればまた韓国に行って勉強したいと思います。

※新型コロナウイルス感染症流行拡大のため、交換留学の期間を短縮して帰国しました。

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