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教授
小堀 貴亮
(KOBORI, Takaaki)

経歴
2000年 千葉大学大学院教育学研究科修士課程社会科教育専攻地理学分野修了
2000年 別府大学短期大学部地域総合科学科観光系専任講師
2006年 博士(学術) 千葉大学大学院自然科学研究科人間環境デザイン科学専攻
2010年 大阪観光大学観光学部観光学科専任講師
2012年 共栄大学国際経営学部国際経営学科観光ビジネスコース准教授
2017年 川村学園女子大学生活創造学部観光文化学科教授
同大学院人文科学研究科博士前期・後期課程比較文化研究専攻地域文化研究分野教授
2020年 杏林大学外国語学部観光交流文化学科教授

先生の専門は何ですか?

専攻は観光地理学です。特に、温泉観光地域や歴史文化観光地域を研究対象として、国内外における観光地域の形成と機能について研究しています。一方、これまでの研究成果を活かして、ウェルネスツーリズム(地域の温泉や自然環境、歴史文化を巡るとともに、レクリエーションや交流を取り入れることで、心身の健康増進やリラクゼーション効果を図る観光形態)に関する研究に着手しており、現在、様々な地方自治体との連携のもと、本学における新たな研究・教育活動の構築を目指しております。

なぜ、その専門に興味を持ったのですか?

幼少の頃から国内外の様々な地域や世界に関心があり、読み物は地図帳、玩具は地球儀という変わった少年でした。必然的に大学では地理学を専攻することになり、学生時代から時間を見つけては、都合よく「フィールドワーク」と理由づけて様々な場所を旅していました。そのような中、日本で初めて「観光地理学」と銘打った専門書を執筆された、名実ともに観光地理学の第一人者である恩師に出会いました。自称・一番弟子として恩師の地域調査に常日頃からご一緒させて頂きながら多くの事を直伝して頂き、この教えを継承していこうと決意し、現在に至っております。

先生の専門分野の「こんなところが面白い」を教えてください。

日本には、その地域の歴史・文化・自然・風土等が生み出した様々な魅力が各地域に存在しています。観光地域研究における調査活動によって、地元の人にも知られていないような希少な地域資源に出会うこともあり、冒険心がくすぐられます。また、様々な地域を研究していきながら、日常では決して出会うことがないような人々との御縁や、思いがけない感動的な瞬間が数多くあります。そして何より、日常・非日常における人生のステージを拡げることになります。

大学で専門的に学ぶことでどんな未来が?

これまで様々な大学で観光教育に従事してまいりましたが、かねてより杏林大学の特色ある地域観光教育に対して、羨望のまなざしで注目してきました。2020年より念願叶って本学の一員となりましたが、改めて地域や観光について学ぶ上でとても恵まれた環境であると実感しております。本学の学生達は、この素晴らしい学習環境を活かし、国内外の様々な地域や世界を学ぶことで、未来における活躍のステージを確実に拡げていくものと確信しております。

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