本学校法人の平成21年度予算(案)が平成21年3月26日に開催された理事会・評議員会の結果、原案どおり承認されましたので、資金収支予算、消費収支予算の概要をお知らせします。
学納金収入は、医学部の入学定員増(90名→105名)、保健学部理学療法学科開設等により、平成20年度決算見込比で3億の増収を見込んだ。寄付金収入は、平成20年度決算見込比1千4百万の微増を見込んだ。補助金収入は、私立大学等経常費補助金の抑制などで増収は厳しい状況であり、平成20年度決算見込比で8千8百万の減収を計上した。医療収入は、包括医療制度の導入後も手術件数・外来患者数・入院患者数の増加などにより順調に収入実績を伸ばしてきたが、前年度に比べ外来稼働日数の減少と連休が多くなることから、少なくとも外来患者数及び入院患者数にも影響があると見込んでおり、平成20年度決算見込比△0.86%、2億3千万の減収を計上した。
(1) 三鷹・八王子の両キャンパスの主な教育・研究及び診療環境の充実と施設設備の整備は以下の通り。
1)IT環境の整備費(継続) … 1億6,200万円
2)主な施設設備の整備・改修費
(2) その他の予算については、特に次の部署を考慮した。
この結果、平成21年度予算は昨年に引き続き教育・研究及び診療環境の充実と施設設備の整備費などに16億を超える資金が必要となりますが、学園全体の繰越資金は7.18億の増加を見込んでいる。また経営面については、収支均衡が図れるよう全学を挙げて収支改善に取り組んでおり、帰属収支差額では1.33億(予備費1億含む)の収入超過を見込んだ予算編成となった。
本年度も適正な予算執行と収支改善に取り組むことで、更に収支均衡が図れるように全力を尽くす所存です。