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About Kyorin University平成23年度事業計画について

本文

平成23年度事業計画

はじめに

平成22年度は、大学と短大を合わせた学校数が1,173校と対前年比マイナス6校となりました。大学だけを見ると778校と前年より5校増え、依然として大学が増加している状況にあります。また、18歳人口は、今後10年間横ばい推移となり、進学率も57%とほぼ同率で推移して行く見通しが示されており、低位安定の傾向が伺えるかにも思えます。しかしながら、18歳人口の絶対数が増加することのない中では大学の二極化という状況は変わらず、大学を取り巻く状況はむしろますます深刻化していくといえます。このことは大学が多様な学生を受け入れる一方で、個性化、特色化を図り、教育力による「質」向上に向けた改革を徹底し、併せて経営基盤の強化を推進して社会からの負託に応えて行かなければ、やがては淘汰されてしまうことを意味しています。

本学は、このユニバーサル段階に達した現状の中で、本学としての大学教育に対応するため、平成22年3月の学園理事会において承認された「杏林大学中期計画検討委員会」の提言を、平成24年度までの3年間に、着実に取り組んで行くことが求められることになります。この提言の実現が、杏林大学のクオリティを高め全学的な教育の質向上に繋がり、本学が社会へ果たす責任の表し方の一つを具現するものとなります。

同時に、本学園は、創設者の崇高な建学理念によって創設されてから脈々と発展を遂げ、来たる平成28年度には50周年を迎えることになり、5年前にあたる今年度に記念事業準備委員会を立ち上げ、準備を開始いたします。

また、事業計画の基盤となる財務状況については、目標としてきた帰属収支での収入超過の状況を維持することが達成されています。一方で、平成20年度に受審した大学認証評価で財務改善の勧告を受けた消費収支の面では、依然健全な状況に至っていないことになり、その中で将来にわたって教育研究機関としての使命と責任を果たすための経営を目指すことになります。

平成23年度は、前年度1月から着工が開始された新病棟の建設に加えて、教育環境の施設設備整備を図りつつ、バランスのとれた財務状況による経営の健全化を全教職員の努力の下で図る必要があります。

このような状況において杏林学園の平成23年度事業計画は、継続事業の発展的追求と共に、1)教育・研究の充実を図る、2)医療の充実を図る、3)将来計画に向けた準備、の3項目を主要計画と位置づけ、更には、中期計画実行2年目の諸課題取組に関する事項を盛り込んだ事業を中心として策定することとします。これらの事業を通して建学の精神である「眞・善・美の探究」を希求し、杏林学園のブランド力を一層高め、知識基盤のグローバル化に対応する一方、地域とも連携を深めて、社会の信頼と期待に応えてまいります。

主要計画

1 教育・研究の充実を図る

(1)教育活動

  • 医療系と文系の教員による全学部学生に向けた学際的教養講座の開講準備
  • 課題基盤型学習(PBL)(注1)を利用した少人数学習の推進

(2)自己点検・評価活動

  • 自己点検実施組織並びに評価組織の明確化を図る。
  • 実行体制の整備を図る。

(3)学生支援活動

  • 学生ポートフォリオ導入の準備
  • ピアサポートシステムの構築
  • 公認クラブ・同好会の活動支援体制を図る。

(4)学生の就職支援活動

  • キャリア・ポートフォリオの導入
  • 就職荒天対策の実行

(5)地域連携活動

  • 地域交流支援事業の拡大実施
  • 羽村市との包括連携に基づく学生インターンシップ派遣などの連携活動の強化

(6)研究の充実

  • 研究奨励の支援策を整備する。
  • 研究発表会の開催促進
  • 科学研究費等外部研究資金の採択向上

2 医療の充実を図る

(1)体制の強化

  • 高度で質の高い安全な医療の提供を可能にするべく体制の強化を図る。

(2)情報公開

  • 病院機能の充実を図り情報を積極的に公開し、透明性の高い開かれた病院を目指す。

(3)病院発展と経営改善

  • 一層の診療充実を図り、併せて経営の改善を視野に、病院の発展を目指す。

3 将来計画に向けた準備

(1)創立50周年記念事業準備

  • 2016年の創立50周年に向けた準備委員会を発足させ、記念事業の準備を開始する。

4 その他の主要計画

(1)中期計画諸活動

=杏林大学のクオリティを高めるために=
平成22年4月から向こう3年間に実施しなければならない、中期計画の全学的な教育の質向上に向けた具体策の実行段階2年目に際し、初期の目的達成を目指した更なる取り組みを展開する。

(2)施設・設備の重点的な整備

  • 取り壊しの完了した旧第3病棟跡地への新病棟建設を計画どおり推進する。
  • 医学部の収容定員変更(入学定員を111名→117名)に伴う教育環境整備
  • 保健学部の学科開設(作業療法学科)に伴う施設設備の年次計画履行整備
  • 三鷹キャンパス電話交換設備の更新
  • 付属病院の診療環境整備

T.大学の事業計画

各学部

[1]医学部

(1)教育の充実

  • カリキュラム検討会議の設置

医学部教育の充実・改善を目的として、各教科責任者によるカリキュラム検討会議を設け、現行カリキュラムの評価・再編・整備に関する検討を行う。平成24年度からの実施を目標として、今年度は、医学系統講義における統合カリキュラムの再編・整備についての検討を開始する。

  • 「杏林学際科目」開講準備

学園中期計画検討委員会が導入を計画している「杏林学際科目」の円滑な導入を図るための準備を行う。

(2)研究の充実

  • 外部研究資金獲得の増進

臨床医学、基礎医学各教室の保有する研究技術、研究機器の相互利用の促進を含め、各教室間での研究交流をより円滑化する体制を構築し、医学部における医科学研究のさらなる進展をめざすとともに、外部研究資金獲得の増進を図る。

(3)その他

  • 定員増に伴う教育施設整備

過去数年にわたって行われた医学部学生定員の増員に対応した講義室、実習室、厚生施設等の諸設備、機器の整備を図るとともにアメニティーの向上をめざした環境改善を、引き続き行う。

[2]保健学部

(1)教育の充実

  • 少人数教育の推進

各学科において少人数教育を実施するため、専門科目以外においても100名以上で行われている講義科目を2クラスに分けるなど工夫をこらして、各学科の特徴をいかす少人数教育を推し進める。

  • FD(注2)活動の強化

分かりやすい授業を推し進めるために、FDを中心とした活動を継続する。

(2)研究の充実

  • 研究奨励賞助成

保健学部研究奨励賞の助成を引き続き行い、研究の活性化を促進する。

  • 科学研究費採択の向上

大学院生をも含んだ科学研究費の獲得に重点をおく。

(3)その他

<1> 教育・研究環境の改善・充実

  • 教室割り当て及び時間割の検討

少人数教育を行うためには教室の確保が重要であるが、場合によっては八王子キャンパス全体で教室使用の調整も必要となるので、他学部間連携計画の検討を行う。

  • 研究室の効率的管理

使用頻度の低い研究室の洗い出しを行い、研究室統廃合を含めて効率的活用を図る。

<2> 学生確保の対策

高校訪問の強化を図り、今年度は高校訪問者の人数も増やす。対象を3年生以外にも広げ、将来の受験生である2年生、1年生にも本学を理解してもらえるように行う。

<3> 学生サービス向上対策

学生支援は学生支援センターを中心として行っているが、さらに連携を強化し、より良い学生生活を送れるよう積極的に支援する。

[3]総合政策学部

(1)教育の充実

  • カリキュラム実効性の向上

学部理念である学際性と少人数教育を一層促進し、学生や社会の要請に応える基礎教養教育を充実させるとともに、公務員・資格取得の指導体制を強化することで、カリキュラムをより実効性の高いものにしていく。

  • プレゼミナール教育の充実

低学年生の定着化及び修学意欲向上を目指し、初年次教育の観点からプレゼミナールにおける学習支援の内容をさらに改善していく。

(2)研究の充実

  • 研究活動の向上

学内の研究報告会を、従来の年間3回から5回程度に増加させるとともに、学部紀要(年4回発行)に掲載する論文数を、従来の各号4本から6本程度にまで増加させる。

  • 外部資金獲得強化対策

科学研究費等外部資金獲得に向け、応募件数を増加させるために、従来以上の積極的呼びかけを実施する。

(3)その他

  • 中退者削減対策への取り組み

中退者削減に向けて、教務・学生の合同小委員会が原因の分析と対策を立案し、各教員との緊密な連携のもとに対策を実施する。

  • 入試広報戦略の展開

入試は、女子志願者増をねらうとともに、公務員や会計資格の取得などの出口を明確にさせた広報戦略を展開する。

[4]外国語学部

(1)教育の充実

  • 教育の質向上への取り組み

    ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー(注3)を達成するために現在のカリキュラム、教育内容及び教育方法の検証・改善を図り、質の向上を目指す。

  • 教育体制の充実

初年次教育の充実と社会人基礎力の養成、外国語運用能力における学習成果の設定とその達成、知識基盤のグローバル化に対応した教育を図る。

インテンシブ・プログラムの本格的導入

海外留学・研修を取り入れた英語学科「インテンシブ・プログラム(英語集中プログラム:Intensive Program)」を本格的に導入する。

(2)研究の充実

  • 研究活動の強化

学部内研究会「アカデミア」の活性化、科学研究費などの外部資金獲得への積極的な取組、学会の開催等を通して教員の研究活動を推進する。また、海外協定校との研究における連携をさらに図る。

(3)その他

  • 在学生による支援システムの導入

スチューデント・アシスタント制を導入し、新入生全員を対象としたフレッシャーズ・キャンプ支援、授業内外での学習支援等のためのピア・メンタリング・プログラム(学生同士による支援制度:Peer Mentoring Program)を実施する。

  • 学生の自主活動における環境整備

ゼミ室を空き時間に自習室・グループ学習室として開放し、活用を図る。

  • 英語サロン継続開設

昨年度に続き、「英語サロン」を開催し、利用者の拡大を図る。

大学院各研究科

[1]医学研究科

(1)教育の充実

  • 教育の充実・実質化への取り組み

教育・研究指導の強化及び実質化を目的として昨年度より導入された新たなカリキュラムについて、その円滑な実施をさらに推進、徹底する。また、魅力あるコースの設定や教育方法の改善・充実など、入学者増加を目標とする方策について、研究科教務委員会を中心とした検討を進める。

(2)研究の充実

  • 「医学研究科セミナー(仮称)」の設置検討

医学研究科教員、学生の資質向上及び各教室間での研究交流の促進を目的として、「医学研究科セミナー(仮称)」を新たにスタートさせるための検討を行う。

  • 研究リソース活用体制の整備

医学部とも連携し、各教室の保有する研究技術、研究機器の相互利用を促進するための体制を構築する。

(3)その他

  • 入学資格明確化に向けた検討

社会人入学が可能となって以来、医学、歯学、獣医学以外の領域修了者の入学志願者が増加していることから、これら志願者の入学資格の明確化を目標とした検討を、研究 科教務委員会、研究科委員会等で行う。

[2]保健学研究科

(1)教育の充実

  • 博士前期課程カリキュラム改正

中期計画検討委員会で示された「社会人受け入れ体制の充実」のために、カリキュラムを社会人の多様な学習ニーズを踏まえたものに改訂する。平成24年度入学生より適用を目指し、詳細を決定する。

  • 外部講師による特別講義開催の定例化

大学院教務委員会の企画立案で先端研究者を招き、特別講義を行ってもらい、院生の研究意欲の向上を図る。

(2)研究の充実

  • 外部資金獲得強化対策

外部資金の採択向上を目指して、学部や他の研究科との連携を模索し、具体策を検討・策定する。

(3)その他

  • 学生サービス向上

社会人の通学利便性向上を目指して、八王子⇔三鷹間の遠隔授業システム(ASP型WEB会議システム)の導入準備を行う。本システムの導入は平成23年度春学期に試用を順次行い、平成24年度の本格運用に向けてベンダーの選定を行う。

  • 学生確保対策

<1> カリキュラム改正に合わせて、ウェブサイトに加えてパンフレット等でも広報活動を強化する。
<2> 内部教員による大学病院や地域医療機関看護職向け講演会の開催
院生確保を目的に、広報を兼ねた感染と安全管理に関する講演会を実施する。

  • 地域連携

保健学研究科の地域貢献のために、大学病院や地域医療職向けの、内部教員による講演会定期開催化に向けて手順やルールづくりを行う。

[3]国際協力研究科

(1)教育の充実

  • 新カリキュラムの検証

学則改正により再構築された新カリキュラムに基づき、時代の変化に対応した質の高い教育を行うとともに、その成果の検証を実施する。


  • 研究体制の整備

学生の研究環境整備のための方策を検討するとともに、学生が早い段階より多視点からのアドバイスを受けられるようにする。

  • 教育システムの構築

国際言語コミュニケーション専攻については、学部から博士後期課程までの一貫教育を念頭に置いた教育システムの構築を図る。

(2)研究の充実

  • FDの促進

八王子ないし三鷹において、講演会やシンポジウムを積極的に実施する他、全教員を対象として、研究倫理及びその審査に関する講習会を実施する。

  • 研究体制の整備

教員の研究の充実のために、教員の業務負担の平均化などによる研究時間の確保策 を検討する。

  • 共同研究の促進

海外の大学との共同研究や学術交流を促進する。

(3)その他

  • 学生支援

長期履修制度の導入に向けた検討を進める。また、大学院生のインターンシップの促進や、日本での就職を希望する留学生のための効果的な支援策について、キャリアサポートセンターと連携しつつ検討・実施する。

各センター・図書館・委員会

[1]入学センター

(1)基本方針

<1>  学生募集プロジェクトを成功させ、一定の受験生を確保する

  • 一般入試及びセンター試験利用入試志願者の具体的な目標数値は、医学部3,900人、保健学部5,400人、総合政策学部800人、外国語学部800人を達成する。
  • 過去4年間の訪問校を検証し、実績に応じた新たな訪問校を選定する

<2> 受験生満足度を向上させ、合格者を入学に繋げていく

  • オープンキャンパスは、受験生のニーズを一層取り入れ、学部の特徴を理解しやすい内容にする。
  • 受験生(高校生)に直接本学をPRできる進学相談会(高校での進学説明会を含む)に参加する。

<3> 業務の効率化を目指し、創意工夫と協力体制を強化していく

  • 担当業務において、常に創意工夫を図り、合理的で効率性のある業務遂行を目指す。

(2)主な事業計画

<1>  受験生確保対策

  • 大学案内の5月末完成。
  • 高校訪問は6月上旬から開始し、8月上旬までに終了。
  • 交通広告を活用し、年間をとおして首都圏の受験生にアピール。
  • 4月以降、高校生のニーズが高い受験雑誌・Web媒体に広告を掲載。

<2> 受験生の満足度向上

  • オープンキャンパスの告知は、4月上旬に随時HP等で紹介。
  • 6月末までに、オープンキャンパスの内容を検討し、準備を進める。
  • 年間をとおして、東日本を中心とした進学相談会へ参加する。

<3> 業務の効率化

  • 月初めに、各自で目標設定を行い、それに向けて行動する。
  • 月末に報告会を行い、各自の進捗状況と解決に向けた提案等を検討する。

[2]キャリアサポートセンター

(1)基本方針

卒業後を見据えたキャリア形成の視点から、初年次からの就業意識を醸成する支援プログラムを提供する。就職活動を迎える学生にはより多くの企業との接点を設けるための施策並びに就職活動支援プログラムを充実させ、就職率の向上に努める。

(2)主な事業計画

<1> キャリア・ポートフォリオ(注4)の導入
基本方針に基づき各種の施策を結果につなげるため今年度からキャリア・ポートフォリオを導入し、「警察官受験サークル」「就職活動サークル」の立ち上げにより学生との直接的な関係づくりを拡充する。

<2> 就職荒天対策の実行
3、4年生を対象とした合同説明会の開催、中小企業への紹介など具体的な就職対策を強化するとともにゼミ・研究室担当教員との連携を深めて就職率の向上に努める。

<3> キャリア教育やインターンシップ授業に協力する
各学部のキャリア教育系関係の授業に関して、教員や教務課との協働を図り、教育の質向上に寄与する。

<4> 地域企業との連携強化によるキャリア形成及び就職支援の充実
地域企業との産学連携により業界・企業研究の場の提供、面接指導等の協力要請を行ない学生への支援サービスの向上を図る。

<5> 卒業後の就職支援の継続及び保護者への就職関係の情報提供
就職未決定で卒業した学生及び転職希望の卒業生に対する相談や求人情報をハローワーク八王子、求人情報企業と連携して継続実施する。また、保護者に対して杏会総会や杏園祭などの催事において就職関係の説明会、相談会を開催する。

[3]総合情報センター

(1)基本方針

諸システム及びネットワーク環境の抱えるリスク低減を中心に、各学部及び事務部署の必要に応じた情報インフラの整備を図る。また、八王子キャンパスのネットワーク構造の大幅な変更に向けた検討を開始する。

(2)主な事業計画

<1> 教務関係システム(GAKUEN)と事務用IT機器のリプレイス
大学部門において基幹的なシステムとして運用されているGAKUENを運用しているサーバ機7台が耐用年限を迎え、動作にも軽微ではあるが不具合が発生し始めている。大きなハードウェア上のトラブルが発生した場合の大学部門における作業の停滞は、そのまま全学学生の直接的な不利益に直結するものであり、このようなリスクを未然に防ぐためにも定期的なリプレイスを実行する。また、同時期に耐用年限を迎える事務用端末及びプリンタも同時にリプレイスを実行する。

<2> 学内ネットワーク環境の安全確保及び整備
平成22年度中、学内ネットワークハブ等の設備不具合により、局所的にネットワークが稼働しなくなる状況が頻繁に発生した。学内ネットワークは、教育研究活動においてはもちろん、事務的な連絡手段としても枢要な役割を果たしており、短時間ではあってもその利用が予告なしに寸断される事態を回避することが望ましい。そのためのネットワーク設備(ハブを中心に)をリプレイスする。また、ネットワークを介した個人情報漏洩やメールの誤送信のケースが発生しており、これらの人的リスクを更に大きな組織的・技術的リスクに発展させないための安全管理措置の向上(ウィルス対策や暗号化ソフトウェアの充実)を図る。

<3> TV会議システムの増設
大学拠点が遠隔地に並立している本学の地理的特性上、TV会議システムの有用性は無視できない。特に、平成21年度に保健学部が両キャンパスに散在するようになり、隔地者間でのスムーズなコミュニケーションのためにも更なる利用向上が求められている。導入当時の機器の老朽化もあり、機器の増設を図る。

<4> 学生に対するITリテラシー教育及び授業のIT利用促進
各学部からの予算要求は次の通りであり、可能なものから順次実現して行く。

  • 医学部:定員増に伴うPC室の増設及び関連整備
  • 保健学部:学生ホール用無線LAN設備の設置
  • 総合政策学部:初年次IT教育向け授業補助
  • 外国語学部:教室AV機器の大規模新設

併せて、CRVシステム(本学独自の携帯電話利用型出席管理・小テストシステム)の改修、改善も実施する。

<5> その他既存の学園システムの更新検討
セキュリティの向上や、学内他インフラの整備計画への対応を踏まえ、学内ネットワークシステムの基本構造変更も含めた調査、検討を開始する。特に、事務系システム及び教育系システムの一部を、シンクライアント方式に移行し、情報セキュリティにまつわる技術的及び物理的リスクの低下、さらに運用コストの低下を目指した検討を進める。

[4]国際交流センター

(1)基本方針

本学の各部署が計画する国際交流事業について、学術的かつ国際的な総合大学としての特色を活かす国際交流及び共同研究・開発に係る国際協力等の円滑な遂行をはかる。

(2)主な事業計画

<1> 海外渡航支援
本学の学生及び教員を対象とする海外留学、研修、研究の企画及び実施について学内の各部署と関係機関(旅行社や大学・研究機関)との調整をはかる。

<2> 受け入れ留学生支援
来日留学生・研修生のビザ申請、奨学金等に関して必要な諸手続きのサポートにあたり、本学における学習・研修成果の向上及び日常生活の支援につとめる。

<3> 海外協定校との交流促進
海外の各協定校との交流を密にし、それぞれのニーズを的確に把握、対応できる教育プログラムをとりまとめ、優秀な留学生や研修生の確保を強化する方策を講じる。

<4> 英語圏協定機関の模索
従来の中国語圏、韓国語圏のほかに英語圏においても、実績のある大学や研究機関との話し合いを通じ、国際交流や国際協力の論を広げる。

<5> その他
杏林学園の学術・人的交流における国際交流及び共同研究・開発に係る国際協力等に必要な業務をとり行う。

[5]三鷹保健センター

(1)基本方針

三鷹保健センターは三鷹キャンパスにおける学生及び職員の健康の保持増進を図ることを目的として活動する。健康診断、予防接種、感染症抗体検査及び保健に関する知識の普及・啓発等を行っていく。

(2)主な事業計画

<1> 保健管理実施計画の立案
保健管理に関する実施計画の企画立案をし、関係各部署と連絡・調整の上、円滑な実施を目指す。

<2> 感染等の情報管理と対応
インフルエンザ等の感染症や各種疾病に対する情報管理・予防措置及び知識の普及を行う。

<3> 教職員向け講習会の実施
八王子保健センター及び三鷹・八王子の安全衛生委員会と連携し、教職員のメンタルヘルス向上を目的とした講習会を実施する。

<4> 機能強化
保健センターは、各学部の校医との連携を密にして、将来的には保健室・健康管理室の機能を有した部屋の設立を目指す。

[6]八王子保健センター

(1)基本方針

八王子保健センターは、八王子キャンパスにおける学生・教職員の健康の保持増進を図ることを目的として活動する。健康診断、予防接種、抗体検査、外傷・疾病の応急処置、健康相談を主業務とし、加えて健康に関する知識の普及、講習、啓発活動、保健指導などを実施する。

(2)主な事業計画

<1> 健康診断
学生・教職員を対象とした法令に基づく定期健康診断を実施し、学生に対しては健診等の証明書の発行業務を行う。さらに学生・教職員の健康に対する取り組みを援助するために、定期健康診断の受診率の向上を図ると共に健康診断実施後の健康指導を充実させる。

<2> 抗体検査及びワクチン接種
病院等での実習を行う医療系学科の学生に対する水痘、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎及びHBの抗体検査を実施する。水痘、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎の抗体陰性者にはワクチン接種を勧奨し、HB抗体陰性者のうち希望者にはHBワクチン接種を実施する。インフルエンザワクチン接種を医療系学科の学生・教職員の希望者に実施する。

<3> 外傷・疾病への対応
学生・教職員の外傷、疾病に対する応急処置を実施する。この際には医学部付属病院と積極的に連携し、必要に応じて他病院紹介、病院搬送、救急車要請等を行う。さらに学生・教職員の疾病や外傷に関する健康相談に随時対応できる体制を整備する。またキャンパス内に設置されたAEDの保守点検を行う。

<4> 啓発活動
喫煙、アルコール中毒、HIV感染、薬物乱用、食中毒等に関する健康イベント、キャンペーン、講演等を実施する。またポスターやホームページなどに加え、ユニバーサルパスポート、CRVシステムなどを利用してインフルエンザ、感染性胃腸炎、結核などの感染症や各種疾病に対する予防と知識の普及に努め、患者発生に備えた危機管理体制の構築を進める。夏季には学生支援センターと共同してWBGTの測定(注5)を行い熱中症の予防を図る。

<5> メンタルヘルス
学生相談室をより多くの学生・教職員に周知し、学生相談室と連携した取り組みにより、学生のメンタルヘルスの向上に資する。また教職員のメンタルヘルスのため、三鷹保健センターとの協力のもとに教職員に対するメンタルヘルスに関する講演・講習を実施する。

[7]学生支援センター

(1)基本方針

大学の各学部がもつリソースや各部署が提供するサービスをすべての学生から見て分かりやすいものにすること。また、1人1人の学生が大学の構成員として学内の友人と繋がり、様々な活動に参加して、学生生活のクオリティを高め、人間力を培うサポートをすること。

(2)主な事業計画

<1> 公認クラブ・同好会支援体制の整備
学生の課外活動の中でも最も重要な公認クラブ規程の整備や施設利用に関する規程の見直し等を実施することによって、クラブ・同好会の活動支援体制を整備していく。

<2> 特別公認団体(杏園祭実行委員会)支援体制の整備
学内外に対して大学の存在をアピールする最大のオープンキャンパスである学園祭を見直し、実行部隊がその役割を十分に果たすことができるよう支援体制を整備する。

<3> 学生ポートフォリオ(注6)導入の検討
中期計画の学生支援項目の1つであるポートフォリオの導入についてワーキンググループを設置して十分に検討し、平成24年度よりこれを導入できるようにする。

<4> 杏林ピアサポート(注7)システムの構築
中期計画の学生支援項目の1つである杏林ピアサポートシステムの構築について、有償・無償ボランティアを含む「学生スタッフ登録制度」により全体像を示すようにする。

<5> 新学習支援施設の建設に向けた学習支援体制の構築
中期計画のキャンパス整備項目の1つである新棟の建設を視野に、学生の自習スペースなどを使ってオフィスアワーの改善を含む学習支援のあり方を試行していく。

[8]図書館

(1)基本方針

「自ら学び、探求する力を育む図書館情報サービスの展開」
「学術情報資源の充実」
「利用者サービスの向上」
「図書館利用環境の改善」

(2)主な事業計画

<1> 社会貢献、地域・社会との連携
八王子2館の地域開放をより進めるため、近隣市町村住民への利用の周知を図る。医学図書館は、平成22年度に利用登録料金を八王子2館と同額(500円)に改定した。平成23年度から地域開放を推進する。

<2> ポータルサイトシステム(注8)の周知徹底
利用者に、図書館ポータルサイトMy Libraryとリンクリゾルバ(文献ナビゲーションシステム)(注9)を利用することで、より効率的に図書館サービスと資料にアクセスできることの周知徹底を図る。

<3> 施設・設備等の整備
八王子新学習支援施設(図書館含)の建設に向けて検討を続ける。資料購入予算を確保し、資料の収集に努める。

<4> 学習・教育・研究支援
各学部とも授業で学術データベース利用講習会を、教員・院生向けにはより高度な講習会を開催する。医学図書館では自由参加の15分講座を毎週開催する。総合政策学部・外国語学部では、教員と連携しゼミ単位での講習会を増やす。
保健学部では空き教室等を使って、所蔵する映像資料の上映会の実施を検討している。学生達は自由に参加でき、その専門の教員に解説も依頼する。また学習基礎資料として放送大学のテキストを収集し、集中配架を予定している。

<5> 資料の保存スペースの節約と両キャンパス間の相互利用の推進
学内便を活用し、両キャンパス間での資料の共同保存・相互利用を促進する。特に大量の保存スペースを必要とする雑誌については、電子ジャーナルの導入を促進するとともに、3館での重複を避けた蔵書構築を推進する。

[9]地域交流委員会

(1)基本方針

平成23年度は、過去5年にわたって実施してきた、学内外の地域交流活動情報の集約による対外的認知度向上・新たな地域活動の活性化に引き続き取り組むとともに、八王子市・羽村市(平成22年度・包括協定提携済)など、多摩地域における新たな連携活動の展開に耐えうる体制の整備を検討する。

(2)主な事業計画

<1> 本学地域交流体制の方向性検討

  • 地域交流委員会の位置付け検討及び新たな組織体の検討
  • 地域交流課の業務内容検討(「八王子教育インターンシップ」管理など周辺業務整理)
  • 関連組織(高大連携部会、学生支援センター、広報・企画調査室など)との役割整理

<2> 地域交流支援事業の拡大実施
八王子3学部の研究室・ゼミ・教室などにおける学外地域を対象とした教育・研究活動を積極的に支援することを通じ、本学全体の地域交流活動を活性化する。

<3> 羽村市との包括連携に基づく活動
平成22年に東京都羽村市と、地域連携に関する包括協定を締結した。それに基づき、連携協議会を開催し、双方のニーズをマッチングするとともに、連携活動をより強化する。

<4>「地域交流活動報告書2009〜2010」の発行・配布
本学の地域交流活動に対する認知度を向上させるため、両キャンパス周辺の自治体・団体・教育機関などに配布する「報告書」を作成する。本報告書は隔年発行としており、前回は平成20年度に発行している。

<5> 他大学・組織の先進事例視察

2.医学部付属病院の事業計画

(1)基本方針

社会に期待される大学病院としての更なる機能向上を目指し、新病棟建設実施に向けて、全職員、一致団結して努力する。その基本は高度で質の高い安全な医療の提供を可能にするべく体制の強化である。病院機能の充実を図り情報を積極的に公開し、透明性の高い開けた病院を目指す。すなわちより一層の診療充実、経営の改善、病院の発展を目指す。

(2)主な事業計画

<1> 病院管理・経営からみた新病棟建設計画の評価:収支予測、将来分析をすすめる。各部署の問題を描出し、改善を図る。
<2> 病院情報管理システムの改善:次期システム導入の具体的な検討を開始する。
<3> 患者と共に医療安全を推進する体制の構築。
<4> 院内感染防止において耐性菌巡視強化徹底、アウトブレイクの早期発見、ICTとの連携による対策の実施。
<5> 地域医療連携室の機能発展、後方連携強化、急性期病院としての役割を明確にする。
<6> 職員教育の充実、医師の卒後教育において平成23年度のフルマッチ達成を目指す。
<7> ボランティア活動の充実:地域に根をおろした病院を目指して、三鷹老人クラブとの連携を強化する。
<8> がんセンターとしての機能充実を目指し、院内がん登録の推進、地域がん診療連携協議会(仮称)の設立。
<9> 病院機能評価Ver6.0の受審に向けて準備をすすめる。併せて当院が備えるべく必要な項目を整理する。
<10> 電子カルテ導入に当たって委員会を設立し、具体的な問題点検討を行う。

3.医学部付属看護専門学校の事業計画

【事業計画策定の背景】

18歳人口の減少、看護系大学の増加により、看護専門学校の受験者数は減少傾向にある。更に近年学生の基礎学力及び基本的な生活能力の未習得、入学時点での看護師としての基本的な資質・能力の低下がみられる。また、平成23年度は平成21年度改正の新カリキュラムの完成年度であり、卒業時の基礎看護技術の到達度も示されている。今まで以上に効果的な教育を行い社会のニーズに対応できる実践力の伴った看護師の育成をしていかねばならない。これらを踏まえ、平成23年度の事業計画は下記の通りとした。

(1)基本方針

<1> 看護専門学校を取り巻く環境の変化に対応し、教育体制・設備の充実を図り、質の高い実践看護師の育成をめざす。
<2> 新カリキュラムの適切な運用を推進する。
<3> 質の高い学生の確保に向けての努力を継続する。

(2)事業計画

1)教育体制・教育設備の充実・質の高い実践看護師の育成
<1> 学内教育(担任、担当領域)と臨地実習指導体制の強化(臨地実習指導教員の配置の促進・付属病院との連携強化)
<2> 教育設備・アメニティーの改善、事務の充実
看護演習用教材の充実、アメニティーの整備(校舎の保全・改修、教室及び学生更衣室の環境整備、自習室の確保)
<3> 大学病院の業務に十分に対応できる看護師の育成(入学時からの体系的教育の強化)

2)新カリキュラムの適切な運用
<1> 新カリキュラムの単位履修に関するきめ細かなガイダンス
<2> 新設の統合分野の科目の効果的な授業展開<
<3> 教育内容・教育方法の充実と授業改善
学生授業評価結果に基づく教育内容・方法の改善と各科目間の調整
<4>実習施設との緊密な連携強化、新規委託の外部実習施設との綿密な連携

3)質の高い学生確保に向けての取り組み
<1> 進学説明会、学校説明会の積極的な受け入れ、高校訪問についても継続実施
医療看護系予備校・業者の入試関連情報の活用
<2> ホームページ・学校紹介DVD等広報媒体の充実
<3> 適正定員・入試制度の継続検討・改善

  • 将来展望に基づく適正定員の継続検討
  • 入試形態別入学後の学生の動向調査に基づき各定員、選考方法等についての継続検討

4.法人事務部門の事業計画

(1)基本方針

法人事務部門が平成23年度の事業に取り組むうえで基本とする方針は、適正な管理運営体制の構築を目指すところに置く。
事業計画の基盤となる財務については、引き続き計画的な事業運営により、より健全化を目指すための事務部門の役割を各部門が励行し、経営改善に寄与して行くものとする。そのうえで、実行計画が2年目に入る「杏林大学中期計画検討委員会」の提言の着実な実行に向けても、事務部門として教員との協働の中で積極的に関わらなければならない。
更には、学園創立50周年に向けて、準備委員会の発足が計画されることに伴い、この運営にも中心的な関与が必要となってくる。
このような中で、社会的責任を認識し、可能な限りの教育情報、経営情報の公開を促進して行く。

(2)主な事業計画

<1> 情報公開と大学HP刷新
学校教育法施行規則等の一部を改正する省令の施行に合わせ、各学部・各部署と連携した教育情報その他の公表の充実をHPにより更に図る。
平成22年度実施したユーザビリティー分析結果を基にサイト構成を見直すなどして、リニューアルから4年経つ大学ホームページを大幅に改め、アクセス数の上昇等を目指す。

<2> 企画・調査の推進
5年後の学園創立50周年に向けて、記念事業準備委員会と協力し、過去の資料等調査を行うとともに、「あんず」等各種媒体で新企画コーナーを設け、教職員の帰属意識の向上を図る。他大学の改革等の調査を行い、中期計画のPDCAサイクルに資する。各種広報媒体において新たな企画を立案し改善を図る。

<3> 財政基盤の健全化を図る
引き続き、収支の改善を図り経営の健全化を確かなものにするため、予算執行管理を徹底する。また、予算の効率的執行・運用についても検証する。 更に、法人全体の早期財政基盤の健全化を図るため、中期的な事業計画の立案とそれに基づく施設設備計画・資金計画を的確に把握し、財政改善の中期目標計画を検討する。

<4>人事・組織
中期計画をPDCA管理・推進するために、事務部門における職員の育成、体制を見直し、実効性の担保に取り組む。

以上

用語説明

注1課題基盤型学習(PBL)とは:「Problem Based Learning」の略称で、30年ほど前にカナダで始められた授業形態で問題解決型授業の一種。最近、欧米の大学で急速に普及している。教員は先ず学生に課題を出し、学生が自主的に学習して授業の準備をする。1つのテーマに対して、幾つかのグループに分かれて作業を分担し、授業を行うが、主に学生同士の質疑応答で授業は進行する。自分で問題を発見し、自分で問題を解決できる人材を育てることを狙いとしている。

注2FDとは:「Faculty Development」の略称で、教員が授業内容、方法を改善し、向上させるための組織的な取り組み。

注3平成20年12月、中央教育審議会(中教審)から「学士課程教育の構築に向けて(答申)」が出され、学士課程教育の充実のための具体的取組として、<1> 学位授与の方針、<2>教育課程編成・実施の方針、<3>入学者受け入れの方針、について3つの方針が示された。
その中の、
<1> ディプロマ・ポリシー(Diploma Policy学位授与の方針)とは:大学全体や学部・学科など教育目標を達成するため、卒業時点までに到達すべき教育上の目標を定め、これを全て修得したと認められる学生に学位を授与する。
<2> カリキュラム・ポリシー(Curriculum Policy教育課程の編成・実施の方針)とは:これは、教育目標が達成でき、社会に通用する力を身に付けられるよう、教育課程の編成・実施方針に基づき、教育課程の体系化、単位制度の実質化、教育方法の改善、厳格な成績評価等が求められているもの。
<3> アドミッション・ポリシー(Admission Policy入学者受け入れの方針)とは:各大学・学部等が、その教育理念や目標等を踏まえ、どのような教育活動を行い、また、どのような能力や適正等を有する学生を求めているのかなどの考え方をまとめたものであり、入学者の選抜方法や入試問題の出題内容等にはこの方針が反映されている。また、この方針は受験者が自らにふさわしい大学を主体的に選択する際の参考ともなる。

注4キャリア・ポートフォリオとは:大学生活での経験やそれらの経験を通して気づいたことを保管・記録し、自己成長の確認ツールとして活用するノート。

注5WBGT測定とは:熱中症予防の目安や、労働環境の熱ストレスの評価として使用されるもので、WBGT指数を測ること。

注6学生ポートフォリオとは:学生が、学習過程並びに各種の学習成果(例えば、学習目標・学習計画表とチェックシート、課題達成のために収集した資料や遂行状況、レポート、成績単位取得表など)を長期にわたって収集したもの。それらを必要に応じて系統的に選択し、学習過程を含めて到達度を評価し、次に取り組むべき課題を見つけてステップアップを図っていくことを目的とする。従来の到達度評価では測定できない個人能力の質的評価を行うことが意図されていると共に、教員や大学が組織としての教育の成果を評価する場合にも利用される。

注7ピア・サポート(Peer Support)とは:一般に、「同じような立場の人によるサポート」という意味で使われる言葉で、「新入生が大学生活をよりスムーズに始められるように、上級生として新入生を支援すること」「何らかの理由で、大学生活に不自由を感じている学生を、友人・上級生として支援すること」の2つの活動を行うボランティア活動。

注8ポータルサイトシステムとは:インターネット上で図書館サービスを提供するシステム。

注9リンクリゾルバ(文献ナビゲーションシステム)とは:最適な文献入手経路に誘導するシステム。