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平成27年度決算報告



 本学校法人の平成27年度決算が、平成28年5月27日に開催された理事会・評議員会において承認されましたので学校法人会計基準に定めている計算書類(資金収支計算書総括表、消費収支計算書総括表、貸借対照表)の概要をご説明いたします。

【資金収支計算書総括表、事業活動収支計算書総括表、貸借対照表】

1.結論

1)資金収支の状況(表1:資金収支計算書総括表)

 学納金収入は、主に医学部の入学定員増、八王子3学部(保健学部、総合政策学部、外国語学部)の学部改組の学年進行中により前年度比3.2%(3.09億円)の増加になった。寄付金収入は、井の頭キャンパス建設募金等により、前年度比43.8%(1.77億円)の増加となった。補助金収入の国庫補助金は、井の頭キャンパス開設に伴う機器備品の補助金(私立学校等研究整備等補助金)の採択により、前年度比4.0%(0.85億円)の増加となった。地方公共団体補助金は、災害拠点強靭化緊急促進事業補助金の採択等により、前年度比1.42億円の増加となり、補助金収入全体で前年度比9.4%(2.28億円)の増加となった。医療収入は、収支改善に向けて取り組んでいる『プロジェクト10−2015』等により、前年度比0.9%(3.05億円)の増加となった。結果、総資金収入は637.54億円となった。
 人件費支出は定期昇給、共済掛金の学園負担分などにより、教職員人件費が前年度比1.8%(3.57億円)増加となった。退職金支出は前年度比で1.65億円が減少したものの、全体では前年度比0.9%(1.91億円)の増加となった。教育研究経費支出は、井の頭キャンパス開設に伴う消耗品費、委託費等で前年度比15.6%(4.25億円)の増加となった。医療経費支出は、主に修繕費、委託費(ネットワーク保守料等)、医療収入の直接経費である診療材料費等の増加により、前年度比1.5%(2.46億円)の増加となった。施設関係支出及び設備関係支出は井の頭キャンパス建設工事等で前年度比171.61億円の大幅な増加となった。結果、総資金支出は前年度比162.10億円の増加となったが、井の頭キャンパス建築費(最終支払分)等を未払金計上(前年度比92.49億円増)したことにより、27年度の翌年度繰越支払資金は29.84億円減少の109.78億円となった。

2)事業活動収支の状況(表2:事業活動収支計算書総括表)

 事業活動収入は、教育活動収入の多くを占める学納金、医療収入等が前年度比で5.14億円の増加。特別収入は、施設設備取得の為の補助金、寄付金が増加したことにより、5.51億円の増加となり、事業活動収入計は前年度比2.2%(10.76億円)の増加となり492.06億円となった。
 事業活動支出は、教育活動支出の人件費が前年度比1.7%(3.43億円)の増加。一般経費(教育・医療・管理)の消耗品、診療材料費、委託費等の増加により、前年度比2.6%(12.04億円)の増加となった。資産処分差額は経年による図書と病棟改修工事に伴う除却損等により前年度比62.6%(1.63億円)の増加となった。結果、事業活動支出合計は前年度比2.9%(13.83億円)の増加となり479.97億円となった。
 以上により基本金組入前当年度収支差額は12.09億円の収入超過となったが、基本金組入額が前年度比37.3%(16.62億円)の増加となり、基本金組入後の当年度収支差額では49.06億円の支出超過となる厳しい収支結果となった。

3)貸借対照表の状況(表3:貸借対照表)

 資産の部は、井の頭キャンパス完成により固定資産が前年度比19.9%(160.98億円)の増加、流動資産は建設資金の支払い等により13.3%(24.09億円)の減少となった。負債の部は、借入金、未払金の増加などで合計が前年度比43.4%(124.79億円)の増加となった。結果、純資産の部は基本金組入前当年度収支差額が収入超過となったことで、前年度比12.09億円増加の737.45億円となった。

資金収支計算書・消費収支計算書・貸借対照表及び科目の説明等

  1. 資金収支計算書、活動区分資金収支計算書、事業活動収支計算書、貸借対照表
  2. 主要科目の説明
  3. 事業活動収入の構成比、事業活動支出の構成比、貸借対照表(資産の部)、
    貸借対照表(負債及び純資産の部)、主要財務指標の推移(グラフ)
  4. 事業活動収支計算書を企業会計的に経営分析した場合
  5. 事業活動収支計算書(企業会計的に経営分析)[23〜27年度]
  6. 主要財務比率表

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