About Kyorin University平成31年度決算報告


 本学校法人の平成31年度決算が令和2年5月29日に開催された理事会・評議員会において承認されましたので、 学校法人会計基準に定めている計算書類(資金収支計算書総括表 事業活動収支計算書総括表 貸借対照表)の概要をご説明いたします。

1.結論

1)資金収支の状況(表1:資金収支計算書総括表)

 学納金収入は、主に保健学部、総合政策学部の学年進行の定員増により前年度比2.1%(2.31億円)の増加になった。補助金収入の国庫補助金収入は、私立大学等経常費補助金の圧縮率が下がったため前年度比1.3億円の減少、地方公共団体補助金収入では、東京都災害時拠点病院施設整備費補助金などが採択されたものの、補助金収入全体では前年度比2.12億円の減少となった。医療収入では、入院収入は手術件数の増加により入院延患者数が増加し、前年度比で3.6%(9.07億円)の増加となった。外来収入は投薬料、特に高額な抗がん剤の増加などにより一人当たりの患者単価が増加し、前年度比で4.6%(5.25億円)の増加となり、結果、医療収入全体では3.9%(14.17億円)の増加となった。以上により、総資金収入は618.68億円となった。
 人件費支出は医学部教員(医師)の増員、病院における手術手技料等の支給、選択定年者増加の影響により人件費全体では前年度比3.5%(7.72億円)の増加となった。教育研究経費支出は、修繕費、委託費等の減少により前年度比5.4%(1.57億円)の減少となった。医療経費支出は、医療収入の直接経費である薬品費、委託費等の増加により、前年度比8.5%(14.81億円)の増加となった。設備関係支出では、教育研究用機器備品の購入等により、前年度比36.93億円の増加となり、結果、総資金支出は605.62億円となった。

2)事業活動収支の状況(表2:事業活動収支計算書総括表)

 事業活動収入は、教育活動収入のうち、その多くを占める学納金、医療収入等の増加により前年度比2.5%(13.22億円)の増加。特別収入は、備品入替えに伴う特別収入があったが、施設設備取得の為の補助金の減少により、前年度比73.1%(2.09億円)の増加となった。結果、事業活動収入計は前年度比2.9%(15.33億円)の増加となり527.16億円となった。
 事業活動支出は、教育活動支出のうち人件費で前年度比3.0%(6.88億円)の増加、教育・医療・管理経費では薬品費、診療材料費、委託費等の増加により、教育活動支出計は、前年度比3.1%(15.59億円)の増加となった。特別支出は、資産処分差額で経年による図書や病棟改修工事に伴う除却損等により前年度比94.8%(1.11億円)の増加となった。結果、事業活動支出合計は前年度比3.2%(16.52億円)の増加となり521.80億円となった。
 以上により基本金組入前当年度収支差額は前年度比で1.19億円の減少となり、5.36億円の収入超過となった。基本金組入額は前年度比で0.80億円の減少となり、基本金組入後の当年度収支差額では13.30億円の支出超過となる収支結果となった。

3)貸借対照表の状況(表3:貸借対照表)

 資産の部は、固定資産は教育研究用機器備品の購入により前年度比2.5%(22.55億円)の増加、流動資産は3.7%(4.86億円)の増加となった。負債の部は、借入金の減少はあるものの未払金の増加により合計で前年度比7.7%(22.06億円)の増加となった。結果、純資産の部は基本金組入前当年度収支差額が収入超過となったことで、前年度比5.36億円増加の753.03億円となった。

資金収支計算書・消費収支計算書・貸借対照表及び科目の説明等