About Kyorin University令和2年度決算報告

  本学校法人の令和2年度決算が令和3年5月28日に開催された理事会・評議員会において承認されましたので、 学校法人会計基準に定めている計算書類(資金収支計算書総括表 事業活動収支計算書総括表 貸借対照表)の概要をご説明いたします。

1.結論

1)資金収支の状況(表1:資金収支計算書総括表)

 学納金収入は、主に保健学部、総合政策学部の学年進行の定員増により前年度比1.8%(約2.0億円)の増加となった。補助金収入は、主に新型コロナウィルス感染症に対する国庫等の補助金により、前年度比27.7億円の増加となった。医療収入では、新型コロナウィルス感染症の影響により、4〜7月までの前年同月比で、約20億円の減少となった。
その後も第2波、第3波の影響により、医療収入全体では前年度比5.9%(約21.91億円)の減少となった。以上により、総資金収入は689.01億円となった。
 人件費支出は、主に新型コロナウィルス感染症支援金による危険手当等で2.3億円増加したが、超過勤務手当等で、前年度比2.5億円の減少、結果人件費全体では前年度比0.1%(0.02億円)の減少となった。 教育研究経費支出は、奨学費、委託費等で前年度比3.77億円増加したが、光熱水費、旅費等で前年度比2.65億円の減少となり、前年度比4.0%(1.12億円)増加となった。医療経費支出は、医療収入の直接経費である薬品費、診療材料費で2.5%(4.72億円)の減少となった。施設関係支出では、新体育館建設工事、医学部講義棟受水槽更新工事、井の頭キャンパス騒音対策工事等で、81.5%(16.08億円)の増加となった。設備関係支出では、前年度は病院情報システム等の大型機器等の購入があったが、今年度はない為、前年度比21.45億円の減少となり、結果、総資金支出は624.38億円となり、前年度比18.76億円の増加となった。

2)事業活動収支の状況(表2:事業活動収支計算書総括表)

 事業活動収入は、教育活動収入のうち、その多くを占める学納金、経常費等補助金等の増加、医療収入の減少により前年度比1.0%(5.45億円)の増加。特別収入は、施設設備取得の為の補助金の増加により、前年度比20.8%(1.03億円)の増加となった。結果、事業活動収入計は前年度比1.2%(6.49億円)の増加となり533.65億円となった。
 事業活動支出は、教育活動支出のうち人件費で前年度比0.41%(1.05億円)の増加、教育・管理経費で、前年度比 1.5%(1.18億円)の増加、医療経費は、薬品費、診療材料費等の減少により、前年度比0.8%(16.60億円)の減少となった。特別支出は、資産処分差額で経年による図書や病棟改修工事に伴う除却損等により前年度比50.70%(1.05億円)の減少となった。結果、事業活動支出合計は前年度比0.3%(1.83億円)の増加となり523.63億円となった。
 以上により基本金組入前当年度収支差額は前年度比で4.65億円の増加となり、10.01億円の収入超過となった。基本金組入額は前年度比で22.36億円の増加となり、基本金組入後の当年度収支差額では31.01億円の支出超過となる収支結果となった。

3)貸借対照表の状況(表3:貸借対照表)

 資産の部は、固定資産は教育研究用機器備品の購入により前年度比1.1%(10.71億円)の増加、流動資産は35.45%(48.24億円)の増加となった。 負債の部は、長期借入金の増加により合計で前年度比15.94%(48.93億円)の増加となった。結果、純資産の部は基本金組入前当年度収支差額が収入超過となったことで、前年度比10.01億円増加の763.05億円となった。

資金収支計算書・事業活動収支計算書・貸借対照表及び科目の説明等