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About Kyorin Universityグローバル化への取組 外国語学部

部門別取組状況/外国語学部

留学・研修実績



英語圏・留学

留学・研修名 期間 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
カナダ・ビクトリア大学語学研修 約3カ月 0 10 3 7 2
トロント大学研修 約3カ月 0 0 0 1 4
アリゾナ大学 約10カ月(私費) 0 0 0 1 0
カリフォルニア大学サンディエゴ校 約5カ月(私費) 0 1 0 0 0
シアトルセントラルコミュニティカレッジ研修 約6カ月/約9カ月 0 1 7 3 7
ボストン 約5カ月(私費) 1 0 0 0 0
イーストアングリア大学 約6カ月(私費) 1 0 0 0 0
チチェスターカレッジ 約3カ月/5カ月 0 0 2 6 9
マンチェスター大学研修 約3カ月 5 5 4 4 0
クライストチャーチポリテクニック大学プログラム 約3カ月/6カ月 11 3 6 3 5
ウーロンゴン大学 約3カ月/約6カ月 0 1 3 9 0
日本語教師派遣プログラム(オーストラリア) 約11カ月 0 0 1 0 0
SHATEC 約3カ月 1 0 1 0 0
19 21 27 34 27

英語圏・研修ほか

留学・研修名 期間 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
カナダ・バンクーバー語学研修 約2週間 13 8 8 9 6
アメリカ体験学習(ウィスコンシン大学) 約2週間 5 0 6 0 0
アメリカロサンゼルス研修 約2週間 0 0 0 15 14
オックスフォード研修 約3週間 28 23 21 12 11
クイーンズランド大学プログラム 約1カ月 14 0 7 5 4
クイーンズランド大学授業料免除プログラム 約1カ月 1 0
オーストラリアプログラム 約3週間 0 18 0 0 0
シンガポール観光実習 約1週間 25 22 10 23 0
85 71 52 65 35

アジア(非英語圏)・留学

留学・研修名 期間 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
上海外国語大学 約10カ月 0 0 0 0 1
上海外国語大学 約4カ月 0 0 0 0 7
北京第二外国語学院 約11カ月 1 2 2 2 2
北京第二外国語学院 約5カ月 4 2 3 2 2
北京語言大学 約11カ月 0 0 0 0 1
北京語言大学 約5カ月 0 0 0 1 3
北京外国語大学 約11カ月 0 0 1 0 0
北京師範大学 約4カ月(私費) 1 0 0 0 0
河北大学 約11カ月/5カ月 1 2 0 0 0
復旦大学 約11カ月(私費) 0 1 0 0 1
香港中文大学 約8カ月 1 0 2 1 0
国立政治大学 約11カ月(私費) 0 1 2 1 0
高麗大学 約6カ月/9カ月 2 0 0 0 0
10 8 10 7 17

アジア(非英語圏)・研修ほか

留学・研修名 期間 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
北京語言大短期研修(夏) 約1カ月 0 0 2 3 1
北京語言大短期研修(春) 約5カ月 0 4 1 2 1
北京第二外国語学院   9 0 0 0 0
浙江工業大学
日本語教育実習
  7 0 0 0 0
香港中文大学
サマープログラム
約3週間 0 4 0 0 0
南台科技大学研修 約2週間 0 0 1 0 0
タイ体験学習 約2週間 6 0 0 0 0
韓国観光実習 4日間 0 0 33 7 17
22 8 37 12 19

学部留学生・短期留学生・バイリンガル系学生(*1) のための日本語教育環境の整備

・本学部で日本語科目を受講する学生の運用力の特徴と授業で留意しているポイント

  レベル  
1年次からの学部留学生 中級?上級 総合的な運用力アップ必要
聴解力、informalな口頭表現は高め
編入による学部留学生 中級後半?上級 バランスの取れた運用力有り
日本社会文化に関する知識、
アカデミックスキルの獲得が主眼
交換・派遣留学生
(特に中国からの学生)
中級後半?上級 総合的な運用力アップ必要
聴解力、informalな口頭表現は高め
バイリンガル系学生 スキルによる運用力のばらつき大
聴解口頭表現…informalでは母語話者
文章表現・語彙知識…中級後半?上級
漢字語彙の知識と適切な使用
文体やスピーチレベルの調整練習
アカデミックスキルの獲得

・外国学部設置日本語科目の状況

日本語I?VIIまで1クラスずつ7科目を設定(必修8単位、4年間で14単位履修可能、英語学科新カリでは最大8単位)

利点:科目数が多いため、カリキュラムデザインのし方により多様なニーズに柔軟な対応可能

問題点:現在、留学生数の減少により運用力別のクラス編制を行っておらず、中級から上級後半までのレベルが1つのクラスで受講している。クラス増設により運用力にあわせた対応をスキル別に行えば適えばさらに高い効果が期待できる。

日本人学生と留学生の交流機会の充実・教室外への学習活動の展開

留学生と日本人学生の交流は現在も様々なイベントが企画され、試みられている。これをさらに学習活動と関係付けながら充実させたい。

現在日本語科目の中でも小規模ながらPBL志向のアクティヴィティが実施されている。これを教室外へ、さらに学外へ、つまり実社会と係りをもたせながら実施することで、日本に留学して日本語を学習する意義が深まり、高い学習効果が期待できる。

例1)社会人インタビュー体験学習
現在日本語IVで行われているインタビュー取材と成果報告の活動は学生同士の国際交流の機会としてインタビューする留学生側にも、日本人学生側にも好評である。これを、学生へのインタビューだけでなく、企業学習や地域交流をからめ、社会人へのformalなインタビュー練習として行わせてみたい。

例2)伝統文化体験学習
また、日本語VIIの授業では歌舞伎、落語、狂言などから、わかりやすく有名な作品を少しずつ紹介しているが、これらを日本人学生とともに舞台見学や、劇場での観劇と結びつけ、伝統文化を体験的に学習させたい。

例3)短期留学生向けの行事であった校外研修が昨年度から学部留学生、日本人学生の参加も可能になってきた。この試みを定着させて、日本人学生と留学生の混成グループで見学コースを企画、実施、報告等を行うなどの学習活動に結びつけられないだろうか。

海外体験、異文化理解を促すツールとしての日本語教育関連プログラム

・日本語教育関連プログラムのめざす人材スペック

異なる文化間に身を置き、インターフェースとなりうる市民・社会人…日本語教師だけではなく将来外国で生活して仕事をしたいと考えている人、さまざまな国の人たちと一緒に働いてみたい人、国際交流に興味がある人、日本文化を海外に紹介してみたい人…を育てる

日本語教育を生業としない場合にも、海外での長期の生活(留学、就業)、ビジネスの場で外国人と常に交流たり、文化習俗の異なるなかでの活動を支えるツールの一つとなり得るのではないか。

利点:3学科から履修可能であり、どの学科の学生が留学した場合にも、留学先で対照言語学、社会言語学、認知言語学、文化論、比較文化論、コミュニケーション学、応用言語学(言語習得、外国語教授法など教育系分野)の分野の授業を受講した場合の互換可能な科目がありそう。

初年度履修状況:外国学部3学科の1年生1人当たり、日本語教育関連の科目から平均2?3科目履修(登録者数)

問題点:即戦力となる教師養成をうたうには要求単位数が少ない。学部生が海外で日本語教師として教壇に立つ機会は非常に少ない。 逆ジェットを考える場合には、Informantや文化活動のデモンストレーター、若者の視点での日本の紹介者として留学時に活躍できるかをポイントにしたほうがよい。

「グローバル人材育成推進事業」展開に向けて(中国語学科)

グローバル人材育成を検討するにあたり、今や輸出入ともに日本の最大の相手国となりかつ日本からの投資が引き続き拡大している中国で通用する人材の育成は国家的見地からも最重要課題であると考える。特に中国との交流を進めるにあたっては、人と人とのつながりを重んじる中国の国民性があるだけに、中国への深い理解を背景とした高レベルの中国語能力が必須である。また、日本企業内部では言うまでもなく世界中の企業のビジネス主戦場となっている中国において英語力は必須条件である。
語学力とあわせ中国の政治、経済、歴史、文化に対する幅広い知識、異文化コミュニケーション能力、および明確な自己主張のできるプレゼンテーション能力の育成が必須である。
本学では2011年度より中国語学科を創設し、日中通訳翻訳プログラムを立ち上げている。本プログラムおよび既に構築した中国名門校との協定をベースとした杏林大学独自のグローバル人材育成推進事業展開が可能である。

1.目標(育成すべき人材の指標)

「グローバル人材育成推進会議中間まとめ」で提起された「幅広い教養、深い専門性、課題発見・解決能力等」を前提とした以下能力を有するもの。
I 語学力・コミュニケーション能力
II 主体性・積極性・チャレンジ精神・協調性・柔軟性・責任感・使命感
III 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー

上記に鑑み、中国語学科として目指す指標を以下の通り想定する。

1)語学力 (卒業時に有する語学力)
[1] 中国語
中国語HSK5級(または中国語検定2級)取得者が学年在籍者の80%以上とし、このうちの10%以上はHSK6級(中国語検定1級)または通訳案内士の資格を取得するものとする。
[2] 英語
TOEIC500点以上     在籍者の70%以上
2)海外経験
「1年間以上の海外留学ないし在外経験者」を在学者全体の70%以上とし、そのうち「単位取得を伴う海外留学経験者」を20%以上とする。
3)学生が習得すべき具体的能力
中国基本知識(政治、経済、社会、地理、歴史)
異文化コミュニケーション力
中国語通訳翻訳能力
ビジネス中国語
プレゼンテーション能力

在学生は上記関連科目の履修を必修とする。

2.現状(杏林大学が具備している条件)と課題

1)中国語語学能力
創設した通訳翻訳プログラムがあり、現場の経験豊富な講師陣が揃っている。また、中国の名門協定校から本校の日中通訳翻訳プログラムを学ぶため優秀な学生が多数留学してきている。
今後、中国語通訳翻訳の体系的教材編纂、設備の充実、また中国語資格取得のための講座開設が必要である。

2)英語力
PEPにより英語必修化しているが、資格レベルは設定していない。

3)海外経験
中国語学科においては2年次において学生の半数近くが中国の協定校に留学しているが、その多くは半年の語学留学。留学先に1年以上滞在し専門的な授業を履修し単位を取得できる制度の構築が必要。

4)学生が習得すべき具体的能力
[1] 現在本学が有するカリキュラム
(外国語学部)
中国事情、
中国の自然地理、風俗習慣
中国経済論
異文化交流の実際
中国語情報処理
日中文化交流史
総合政策学部カリキュラムで活用できると考えられるもの)
学際演習 最新中国事情(特に最新中国政治事情)

[2]今後開発すべきカリキュラム
中国人講師による中国語での中国事情講義
中国ビジネス現場の第一線者を招いての特別講義
中国語資格取得講座
中国人留学生との交流(両国学生による共同研究、日中問題討議他)

3.具体的施策案

1)協定校からの派遣教員(特任教員)による中国語での中国社会、経済事情に関する講座開設
2)中国ビジネス現場から招聘した外部講師による特別講義実施
3)協定校との単位認定制度創設
4)中国への留学生に対する助成制度の充実
5)中国語資格取得のための講座開設、中国語と英語資格取得の必修化。
6)日中通訳翻訳教材の作成および語学教育設備の充実
7)中国および日本国内でのインターンシップ先の開拓
8)来日留学生との交流プログラム創設
9)上記を円滑に推進するための現地連絡事務所の設置

外国語学部設置の日本語科目の内容と受講状況(2011年度)

科目名
(実施学期)
内容 到達目標・授業概要など 2011年度
受講者数
日本語I-1
(春学期)
聴解・口頭、日本事情 主として聴解力を向上させるための講座である。
大学生が講義や発表を聞くのに必要な聴解力を身につけることを目指す。
本授業では、話されたことがらのなかにでてきた未知の語彙を音として聞きとって調べたり、聞きとれない部分を周囲の状況から推測するなど、大学生活に必要な聴解力を身につけることを目指す。
講義を聞くために必要な漢字・語彙の学習や、日本の習慣、地理、歴史など、基本的な日本事情の学習も併せて行う。
各種試験対策も適宜、実施予定。
17
学部生9
短期留8
日本語I-2
(秋学期)
12
学部生4
短期留8
日本語II-1
(春学期)
読解、漢字・語彙 主として読解力を向上させるための講座である。
大学生が専門書、論文などの論理的な文章を読むのに必要な基礎的な読解技術を身につけることを目指す。
本授業では、文章の論理構造に関する知識の学習、情報検索やアウトライン作成などの読解スキルを学ぶ。
学術的な専門分野で学ぶための土台となる漢字・語彙の学習、及び効果的な語彙習得のための方法を学ぶ。
各種試験対策も適宜、実施予定。
12
学部生9
短期留3
日本語II-2
(秋学期)
9
学部生6
短期留3
日本語III-1
(春学期)
作文・文法 主として書く力を向上させるための講座である。 大学生がレポートを書くのに必要な基礎的な作文能力を身につけることを目指す。 本授業では、文体と書き言葉、文章の構成、段落内の構成、テーマの述べ方、引用の仕方、意見の述べ方など、論理的文章の作成に必要な基本的技能を学ぶ。 レポートを書くのに欠かせない文法事項を復習し、文作成練習を行う。 各種試験対策も適宜、実施予定。 6
学部生3
短期留3
日本語III-2
(秋学期)
10
学部生3
短期留7
日本語IV-1
(春学期)
コミュニケーションのための日本語 主として、様々なコミュニケーションに対応する日本語力を向上させるための講座である。
相手や場面にふさわしい適切な表現が使えるようになることを目指す。
本授業では、敬意表現を復習し、口頭表現、文章表現への応用をはかる。
具体的には、改まった場面や、相手との関係にふさわしい話し方、履歴書、e-mailなど、書式の定まった文書の書き方、話題や目的、相手との関係にふさわしい手紙文などを学ぶ予定である。
各種試験対策も適宜、実施予定。
日本人学生へのインタビュー取材+報告等の活動好評
16
学部生10
短期留6
日本語IV-2
(秋学期)
21
学部生8
短期留13
日本語V-1
(春学期)
文章表現と文法 主として書く力を向上させるための講座である。
大学生がレポートや研究発表要旨、卒業論文などを書くのに必要な客観的な文章を書く能力を身につけることを目指す。
本授業では、論理的文章の展開パターンや、学術的文章でよく使われる文型や表現を学ぶ。
具体的には、文章の構成、ロジカルライティング、接続表現、複文、副詞、文章語や抽象語彙の補強、引用、図表の提示、原因の考察、同意と反論など、学術論文を書くのに役立つ文型・表現を学習する。また、書くために必要な資料の読解及び内容の要約練習を行う。
各種試験対策も適宜、実施予定。
12
学部生6
短期留6
日本語V-2
(秋学期)
11
学部生4
短期留7
日本語VI-1
(春学期)
応用読解 主として、読解力を向上させるための講座である。
大学生が専門書、論文、新聞の社説などの論理的な文章を読むのに必要な読解力の向上を目指す。
本授業では、論文を読むための文章の構造に関する知識や文法知識を学びながら、大意を把握したり、必要な情報を読み取ったりする練習を行う。また、得られた情報の取捨選択、内容の要約や、再構成をはかり、レポートや論文で活用できる形に記録する練習を行う。
新聞の社説やニュース記事を理解するのに必要な語彙・表現・関連知識についても学ぶ。
各種試験対策も適宜、実施予定。
22
学部生10
短期留12
日本語VI-2
(秋学期)
主として聴解力を向上させるための講座である。
講義や研究発表、討論、ニュース報道、対談などで、おおまかに話題をとらえるだけでなく、要点を全体の流れの中に位置づけて把握し、論理的な筋道を再構成する力を養う。
本授業では、情報の取捨選択、内容の把握、メモやノートの取り方、内容の要約発表等を練習する。
各種試験対策も適宜、実施予定。
13
学部生4
短期留9
日本語VII-1
(春学期)
古典・日本事情:文化理解のための日本語 作品の時代、社会背景を理解したうえで古典を読み、日本の文化・習慣・価値観などを学ぶ。
現代の日本人にとっては常識である知識・語彙・慣用句などの知識や使い方を学び、大学・社会で必要な知識を身につけることを目的とする。
主に現代語で日本の古典を読む。その基礎知識としての地理、歴史なども学ぶ。
前期の範囲は、縄文時代から鎌倉時代初期までで、主に貴族について取り上げる。
17
学部生5
短期留12
日本語VII-2
(秋学期)
作品の時代、社会背景を理解したうえで古典を読み、日本の文化・習慣・価値観などを学ぶ。
現代の日本人にとっては常識である知識・語彙・慣用句などの知識や使い方を学び、大学・社会で必要な知識を身につけることを目的とする。
主に現代語で日本の古典を読む。その基礎知識としての歴史なども学ぶ。
後期の範囲は、平安時代後期から江戸時代後期までで、主に武士と庶民について取り上げる。
23
学部生9
短期留14*
(*聴講1名含)