受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

About Kyorin Universityグローバル化への取組 医学部/医学研究科

部門別取組状況/医学部・医学研究科

国内外の教育・研究機関との恒常的な教育研究交流の状況[医学研究科]

当医学研究科の国外の研究機関との人的交流として、協定校であるタイMahidol大学から例年1〜2名、大学院の博士課程に正規の学生として留学生を受け入れてきた実績がある。平成20年度から平成23年度までの期間をみると、大学院特別研究生として国外からはタイ、韓国、英国から計6名の研究留学生を受けて入れた。また国内の研究機関からは平成20年度に東京農工大学大学院より1名、平成23年8月から横浜市立大学大学院より4名を特別研究生として受入れた。一方、当研究科からは例年2〜3名を特別研究生として大阪大学大学院、筑波大学大学院、東京大学大学院等に派遣している。また、平成23年度には仏国オーベルニュ大学と学術交流協定を締結したことから、今後、当該大学との活発な教育研究交流が期待されるところである。
当医学研究科と国内外の大学、研究機関等との共同研究の実績については、杏林大学の共同研究規程に基づいて申請のうえ実施された共同研究の件数は、平成20年度3件、平成21年度3件、平成22年度3件、平成23年度9件である。また、杏林医学会誌作成の業績集によれば、英文学術雑誌にpublishされた原著論文のうち、国内外の大学、研究機関との共著論文は、平成20年度には全論文数269件のうちの92編(34%)、平成21年度には279件のうち86編(31%)、平成22年度には297件のうち76編(26%)であり、各研究者、研究室レベルでは他施設との活発な交流が行われている。
当医学研究科における教育研究の活性化をはかるうえで、国内外の教育・研究機関とのより緊密な交流が必須であることから、その具体的な方策について、研究科教務委員会、FDなどにおける重要な検討課題のひとつとして、引き続き、検討してゆく方針である。



杏林大学医学部感染症学講座(主任教授:神谷 茂)国際医療協力(平成20年度以降)

1. 日本学術振興会・海外特別研究員の受入
1) 派遣先国:スウェーデン
2) 派遣研究者名:Dr. Tanja Sobko (カロリンスカ研究所)
3) 研究課題名:腸内フローラ構成細菌の産生する一酸化窒素(NO)の生体に及ぼす作用の解析
4) 派遣期間:平成18年11月30日から平成20年12月6日
5) 活動参加人数(本学):教室員11名

2. 日本学術振興会・海外特別研究員の受入
1) 派遣先国:ルーマニア
2) 派遣研究者名:Professor Veronica Lazar (ブカレスト大学生物学部)
3) 研究課題名:病原菌によるバイオフィルム形成に対するヒト腸内フローラの影響に関する研究
4) 派遣期間:平成20年8月1日から平成20年8月30日
5) 活動参加人数(本学):教室員8名

3. 日本政府(文部科学省)奨学金留学生の受入
1) 派遣先国:英国
2) 派遣研究者名:M. Timothy Derk Hoong Woo(ワーゥィック大学医学部卒)
3) 研究課題名:プロバイオティクス細菌のClostridium difficileに及ぼす効果に関する基礎的研究
4) 派遣期間:平成21年10月1日から平成23年3月31日
5) 活動参加人数(本学):教室員11名