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文部科学省 地(知)の拠点整備事業

杏林CCRC研究所

研究内容

杏林CCRC 研究所では、平成28 年の三鷹市への教育・研究機能集約を目途に、少子高齢化に伴って生じる問題について平成25 年度から集中的に研究を行い、教育・研究・社会貢献の体制を強化します。

また、地域との協働による課題解決を通して地域志向かつ問題解決力を持つ学生を育成し、なおかつ新しい都市型高齢社会の姿を模索します。即ち、『都市型高齢社会の健康と安心』を主題に、学生と地域関係者が共に学ぶ「生きがい創出」、退職団塊世代の「健康寿命延伸」、大規模自然災害に備える「災害に備えるまちづくり」に、まずは本学の教育・研究機能が集中する予定の三鷹市を中心に取り組みを進め、次に八王子市・羽村市にもその成果を反映していきます。

平成28年度杏林大学杏林CCRC研究所紀要

平成27年度杏林大学杏林CCRC研究所紀要

平成26年度杏林大学杏林CCRC研究所紀要

メンバー

所長
蒲生 忍(特任教授)
副所長
長谷川 利夫(兼任・保健学部作業療法学科 教授)
長島 文夫(兼任・医学部腫瘍内科学教室 教授)
兼任研究員
照屋 浩司(兼任・保健学部健康福祉学科 教授)
下島 裕美(兼任・保健学部健康福祉学科 准教授)
松井 孝太(兼任・総合政策学部 講師)
客員研究員
樋口 範雄(武蔵野大学法学部法律学科教授)
松田 智生(株式会社三菱総合研究所主席研究員 チーフプロデューサー)
水谷 友紀(国立がん研究センター・がん臨床研究機構 部長)
事務局スタッフ
多田 時枝
所在地
〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2
杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟 6階 612号室
Tel: 0422-44-0824, Fax: 0422-44-0825
e-mail : ccrcoffice@ks.kyorin-u.ac.jp



杏林CCRC研究所の新設にあたって

杏林CCRC研究所長 蒲生忍

杏林大学では、文部科学省による大学教育改革支援事業の一つである「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に「新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合知の拠点」というテーマで計画書を申請していましたが、平成25年8月2日に採択する旨の通知がありました。全国の各大学等から319件の申請があり、本学を含め52件の事業が採択されました。本学では、この事業を推進する中核的な施設として、10月1日付けでJR三鷹駅前産業プラザ内に「杏林CCRC 研究所」を設置いたしました。平成28年4月の井の頭キャンパスへの教育研究機能の移転に伴い、研究所を三鷹キャンパス内に移動しました。

CCRCとは聴きなれない言葉ですが、米国では退職者コミュニティーに継続的にケアを提供していくことCCRC (Continuing Care Retirement Community) の意味で用いられています。私達はそれを私達の現状に合わせてより広い意味に捉え、“杏林CCRC-Center for Comprehensive Regional Collaboration”、即ち“杏林大学の知を地域社会と統合的に協働させる拠点”としてテーマとしています。

日本は世界に例を見ない少子高齢社会であり、都市集中型社会でもあります。その中で、私達の杏林大学は東京都三鷹市・八王子市にキャンパスを置き、羽村市とも親密な関係を構築してきました。この三市は、退職した団塊世代や世代間断絶など、それぞれに多様な課題に直面していきます。本事業は、三市と杏林大学の四つの学部が連携し地域課題に取組むものです。

その中核施設の杏林CCRC研究所では私の他に副所長と3名の兼担教員で構成します。また学外の客員研究員として分野の垣根を越え、また従来の枠を超えた人選を行い、活発な意見交換と研究を行う態勢を作りたいと考えています。我々の研究所は小さな組織ですが市民の皆様の協働の下に独創的な研究施設でありたいと考えています。そして、真に地域に根差した大学であり、本学のもう一つのテーマである世界に羽ばたく人材の養成をめざして行きたいと考えています。即ち、地域社会の維持には広い視野で持続的な発展を目指す姿勢が必要であり、世界的に活躍できる人材の養成には地域社会の皆様との協働が必須であると考えます。

研究所では具体的なテーマとして鳥瞰的な問題であり、また地域課題でもある高齢化社会における「生きがい創出」、「健康寿命延伸」、そして「災害に備えるまちづくり」を取り上げていきたいと考えています。

皆様のご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。

蒲生 忍 (がもう しのぶ)所長(特任教授)

研究分野

分子生物学 遺伝子解析 医療倫理

略歴

1975年 神戸大学理学部生物学科卒
1977年 神戸大学大学院理学研究科修了(理学修士)
1977年 兵庫医科大学遺伝学教室助手
1981年 アリゾナ大学Research Associate
1983年 慶応義塾大学医学部分子生物学教室助手
1986年 医学博士(兵庫医科大学)
1988年 慶応義塾大学医学部分子生物学教室講師
1998年〜 杏林大学保健学部・保健学研究科教授
2016年〜 杏林大学特任教授

受賞等

1990年10月 日本人類遺伝学会奨励賞 受賞研究題目「ヒト細胞における上皮増殖因子レセプターの遺伝学」
1993年9月 金原一郎記念医学医療振興財団基礎医学研究助成金 助成研究題目「膜レセプターのエンドサイトーシスを利用した新しい遺伝子導入法の確立と癌治療への応用」

社会活動等

2002年7月2008年6月:立川市社会教育委員
2004年3月-2006年3月:立川市生涯学習推進審議会委員・会長
2007年7月-2009年7月:たちかわ市民交流大学企画運営委員会・副委員長
2009年8月-2011年7月:たちかわ市民交流大学企画運営委員会・委員長
2008年11月-2009年3月:立川市生涯学習推進審議会委員・副会長
2009年8月-2013年7月:たちかわ市民交流大学企画運営委員会・副委員長
2009年4月9日 立川市社会教育委員会より社会教育委員としての活動に対する感謝状
2009年11月28日 東京都市町村社会教育委員会連絡協議会より立川市社会教育委員としての活動に対する感謝状
2009年12月12日 八王子市学園都市大学より講座提供に対する感謝状

主要業績

T 口演

  1. Cultural and Ethical variances in Medical Ethics: Decision Making for the Oldest Old-A Japanese Perspective. S. Gamou. 26th Summer Seminar in Clinical Ethics, University of Washington, Seattle, Aug. 9, 2013

  2. 「都市型高齢社会の健康と安心」に向けた挑戦 三鷹・八王子・羽村市との協働〜米国事例を踏まえて 蒲生 忍 地域科学研究会KKJセミナー「大学連携型CCRCの構想と実現方策」 平成27年10月15日 東京

  3. 杏林CCRC:都市型高齢社会の健康と安心を目指して 蒲生 忍 日経地方創生フォーラム「官民連携と地域連携で実現する地方創生」 平成28年2月24日 東京

  4. 杏林CCRC:都市型高齢社会の健康と安心 蒲生 忍 平成27年度COC/COC+全国シンポジウム「大学改革と機能別分化〜地域における大学の存在意義の高まりと将来の在り方」パネルディスカッション 平成28年2月28日 高知市

  5. 杏林CCRC:都市型高齢社会の健康と安心を目指して 蒲生 忍 日経地方創生フォーラム「官民連携と地域連携で実現する地方創生」 平成28年2月24日 東京

  6. 米国における継続的ケア付高齢者コミュニティ(CCRC)の現状と課題.蒲生 忍.全国市町村国際文化研修所 平成28年度「グローバル人材開発コース」国内研修 平成28年8月25日 大津市

U 論文(原著)

  1. DMRT-1 expression during NEC8 human embryonic carcinoma cell differentiation. H. Koji, A. Yamada, T. Nagasawa and S. Gamou. Cancer Science 97(4) Apr: 277-282, 2006

  2. Evolution of Cytoplasmic and Mitochondrial Phosphagen Kinases Unique to Annelid Group. K. Tanaka, K. Uda, M. Shimada, K. Takahashi, S. Gamou, W. R. Ellington, and T. Suzuki. Journal of Molecular Evolution, 65(5) Nov: 616-625, 2007

  3. Construction of a Bacterial Artificial Chromosome (BAC) Library and the Genomic Analysis of Valosine-Containing Proteins in the earthworm Eisenia fetida. K. Suzuki, T. Suzuki, S. Stürzenbaum and S. Gamou. European Journal of Soil Biology, 44(2) Mar: 202-206, 2008

  4. 8-Hydroxydeoxyguanosine generated in the earthworm Eisenia fetida grown in metal-containing soil. T. Nakashima, T. Okada, J. Asahi, A. Yamashita, K. Kawai, H. Kasai, K. Matsuno, S. Gamou, T. Hirano. Mutation Research (Genetic Toxicology and Environmental Mutagenesis), 654(2) Jul: 138-44, 2008

  5. Transcription of an antisense RNA of a gadE mRNA is regulated by GadE, the central activator of the acid resistance system in Escherichia coli. T. Aiso, M. Murata, S. Gamou. Genes to Cells, 16(6) Jul: 670–680, 2011

  6. Alu-mediated nonallelic homologous and nonhomologous recombination in the BMPR2 gene in heritable pulmonary arterial hypertension. M. Kataoka, Y. Aimi, R. Yanagisawa, M. Ono, A. Oka, K. Fukuda, H. Yoshino, T. Satoh, S. Gamou. Genetics in Medicine, 15(12) Dec: 941-947, 2013

  7. Single Nucleotide Polymorphisms of the ALK1 and ENG Genesin Patients with Pulmonary Arterial Hypertension. Y. Aimi, T. Hirayama, M. Kataoka, T.Inami, Y. Momose, S. Nishimaki, K. Matsushita, H. Yoshino, T. Satoh, S. Gamou. Journal of Kyorin Medical Society, 44(3): 137-142, 2013

  8. A Novel Breakpoint of the BMPR2 Gene Exonic Deletion in a Patient with Pulmonary Arterial Hypertension. Y. Aimi, T. Hirayama, M. Kataoka, Y. Momose, S. Nishimaki, K. Matsushita, H. Yoshino, T. Satoh, S. Gamou. Journal of Human Genetics, 58(12) Dec: 815-818, 2013

  9. Overexpression of an antisense RNA, ArrS, increases the acid resistance of Escherichia coli. T. Aiso, S. Kamiya, H. Yonezawa, S. Gamou. Microbiology, 160(5) May: 954-961, 2014

  10. De novo mutations in the BMPR2 gene in patients with heritable pulmonary arterial hypertension. Y. Momose, Y. Aimi, T. Hirayama. M. Kataoka, M. Ono, H. Yoshino, T. Satoh, S. Gamou. Annals of Human Genetics. 79(2):85-91, 2015

  11. Uptake and retention of radio-caesium in earthworms cultured in soil contaminated by the Fukushima nuclear power plant accident. K. Fujiwara, T. Takahashi, P. Nguyen, Y. Kubota, S. Gamou, S. Sakurai, S. Takahashi. Journal of Environmental Radioactivity 139: 1-5, 2015

  12. Improved Survival of Pulmonary Arterial Hypertension with BMPR2 Mutations in the Last Decade. S. Isobe, M. Kataoka, Y. Aimi, S. Gamou, T. Satoh, K. Fukuda. American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine. 193(11):1310-1314, 2016.

  13. Familial Chronic Thromboembolic Pulmonary Hypertension in a Pair of Japanese Brothers. M Kataoka, Y Momose, Y Aimi, K Fukuda, S Gamou, T Satoh. Chest. 150(3):748-749. 2016.

U 論文(総説)

  1. 医学研究と医療における倫理委員会の役割:米国の例 蒲生 忍 杏林医学会雑誌 37(4):83-90, 2006.

  2. 医療倫理と教育:4ボックス法を用いて 下島 裕美・蒲生 忍 杏林医学会雑誌 38(1) Mar:3-9, 2007.

  3. 4ボックス法(四分割法) 下島 裕美・蒲生 忍 小児科臨床 61(8):1615-1617, 2008.

  4. 米国の緩和医療と終末期選択:オレゴン健康科学大学Richardson博士の講演記録 萬 知子・巌 康秀・窪田 靖志・下島 裕美・Robert H. Richardson・蒲生 忍 杏林医学会雑誌39(3-4): 49-60, 2008

  5. 医療倫理と教育:五色カード法による死にゆく過程の疑似体験(Guided Death Experience) 下島 裕美・蒲生 忍 杏林医学会雑誌40(1): 2-7, 2009

  6. ワシントン州尊厳死法の成立 蒲生 忍・トーマス・マッコーミック 生命倫理21:149-157, 2010

  7. 個別化医療を目指した難治疾患である肺動脈性肺高血圧症の遺伝子解析 吉野秀朗・佐藤徹・蒲生 忍・片岡雅晴・相見祐輝・岡明・小野正恵 杏林医学会雑誌 42(3): s1-s4, 2011

  8. 肺動脈性肺高血圧症の遺伝解析 相見祐輝・片岡雅晴・水見彩子・佐藤徹・吉野秀朗・岡明・小野正恵・蒲生 忍 杏林医学会雑誌 44(3): 43-51, 2013

  9. 杏林大学地(知)の拠点整備事業で「杏林CCRC」が目指すもの 蒲生 忍 杏林医学会雑誌 45(3): 43-51, 2014

  10. メタ認知を促す医学教育――4ボックス法の可能性を探る―(Medical Education that Stimulates Metacognition: Examination of the Possibilities of the Four-Box Method) 下島 裕美・三浦 雅文・門馬 博・齋藤 昭彦・蒲生 忍 杏林医学会雑誌46(1): 3-10, 2015

  11. 少子高齢社会における医療倫理 蒲生 忍 杏林CCRC研究所紀要 Vol.1:5-17, 2015

  12. 都市型高齢社会の健康と安心を目指した杏林大学の取組:杏林CCRC 蒲生 忍 杏林CCRC研究所紀要 Vol.2:5-18, 2016

V 著書

  1. 遺伝子検査と遺伝子医療の倫理 蒲生 忍 「メディカルサイエンス遺伝子検査学」(有波忠雄他編) 近代出版,東京, p. 165-169, 2012

  2. Vascular Access: Experiences in the Aged Japanese Society. S. Hirotani, S. Kaname, S.Gamou. Hemodialysis Access Fundamentals and Advanced Management. Editors: Shalhub, Dua, and Shin. Springer International. 2016 Nov.

W その他(報告)

  1. (報告)米国カリフォルニア州の日系米人及び在米邦人社会の高齢者施設調査.蒲生 忍 杏林CCRC研究所紀要 Vol.1:83-91, 2015

  2. (地域志向教育研究費報告)生活習慣病の遺伝的背景に関する研究−高齢者ネット社会でのDTC検査の問題点.蒲生 忍 杏林CCRC研究所紀要 Vol.1:167-170, 2015

  3. (地域志向教育研究費報告)三鷹市での医療情報ネットワーク構築に向けた問題点と検討課題の整理.蒲生 忍 杏林CCRC研究所紀要 Vol.1:202-205, 2015

  4. (地域志向研究報告論文)ICT医療情報連携に関する調査 相見祐輝・蒲生 忍 杏林CCRC研究所紀要 Vol.1:43-68, 2016


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